基本情報
内容詳細
明治四十三年、徳川慶喜は七十二歳となり、東京小石川で余生を過ごしていた。ある日、江戸川沿いを散歩していると、見知らぬ男が「第一条 皇室を敬戴すべし」と大声で叫びながら、匕首を握りしめ突進してきた。すんでのところで、慶喜邸の警備員が間に入り、男を銃殺する。男の懐には「揺光の斬奸状は天下の愚書である」と書かれた半紙が入っていた。巡査部長の小川が捜査を進めるうち、男は広津といい、職もなくふらふらとしているひとり暮らしの人間だと判明。さらに広津の部屋には、別れた妻への遺書が残されていた。小川は、警視庁高等科の竹内とコンビを組み、広津が慶喜を襲った動機と、「揺光の斬奸状」とは何なのかを探る。しかし数日後、第二の殺人事件が起き…。
【著者紹介】
須田狗一 : 1953年生まれ。IT会社に30年勤務後、退職。趣味で海外の推理小説を翻訳する傍ら、推理小説を執筆。2016年、「殺人者は手に弓を持っている」が島田荘司選第9回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞。2017年、同作を『神の手廻しオルガン』と改題しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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yukision さん
読了日:2018/12/26
辺野錠 さん
読了日:2020/05/31
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ダイスケ さん
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人物・団体紹介
須田狗一
1953年生まれ。IT会社に30年勤務後、退職。趣味で海外の推理小説を翻訳する傍ら、推理小説を執筆。2016年、「殺人者は手に弓を持っている」が島田荘司選第9回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞。2017年、同作を『神の手廻しオルガン』と改題しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載
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