仕事。 文春文庫

川村元気

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167911430
ISBN 10 : 4167911434
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
追加情報
:
288p;16

内容詳細

山田洋次、沢木耕太郎、杉本博司、倉本聰、秋元康、宮崎駿、糸井重里、篠山紀信、谷川俊太郎、鈴木敏夫、横尾忠則、坂本龍一に学ぶ。


「私と同じ年の頃、何をしていましたか?」
「悩んだとき、どう乗り越えましたか?」
川村元気が12人の巨匠に学んだ、仕事で人生を面白くする力!

大人になってからのほとんどの時間、僕らは仕事をしている。
だとしたら僕は人生を楽しくするための仕事がしたい――。
映画プロデューサー、作家として躍進を続ける川村元気が、
仕事で世界を面白くしてきた12人の巨匠に聞いた「壁を乗り越え、一歩抜け出す」唯一無二の仕事術!

【本書より】
●山田洋次――批判する頭のよさよりいいなぁと惚れ込む感性が大事です。
●沢木耕太郎――僕はあらゆることに素人だったし素人であり続けた。
●杉本博司――やるべきことは自分の原体験の中にしかないんです。
●倉本聰――世間から抜きんでるにはどこかで無理をしないといけない。
●秋元康――時に判断を間違えるのは仕方ない。大切なのは、間違いを元に戻す力だ。
●宮崎駿――何でも自分の肉眼で見る時間を取っておく。作品を観ることと、物を見ることは違うんです。
●糸井重里――人間は仕事の一部分でしかない。だから、どうやって生きるかを面白くやれ。
●篠山紀信――世界をどうにかしようなんて、おこがましい。大事なのは受容の精神です。
●谷川俊太郎――人類全体の無意識にアクセスできる仕事であればいいんじゃないかな。
●鈴木敏夫――最近はみんな丁寧に物をつくるから、完成したときには中身が時代とズレちゃう。
●横尾忠則――自分が崩落していく感覚の先に新たな道を見つけることも多いと思います。
●坂本龍一――勉強とは過去の真似をしないためにやるんです。


【著者紹介】
川村元気 : 1979年横浜生まれ。上智大学文学部新聞学科卒。2010年、米The Hollywood Reporter誌の「Next Generation Asia」に選出され、翌11年には優れた映画製作者に贈られる「藤本賞」を史上最年少で受賞。12年、初小説『世界から猫が消えたなら』を発表。14年、絵本『ムーム』を発表。Robert Kondo&Dice Tsutsumi監督によりアニメ映画化され、全世界32の映画祭にて受賞。18年、初監督映画『どちらを選んだのかはわからないがどちらかを選んだことははっきりしている』がカンヌ国際映画祭短編コンペティション部門に選出される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

総合評価

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期待して読みましたが、肩透かしでした。知...

投稿日:2021/04/17 (土)

期待して読みましたが、肩透かしでした。知っている方が少なかったことも要因だとは思いますが、ぱっとしない内容。見出しの質問と対話が合っておらず、よくわからない。あとがきを読んでやっと著者の伝えたいことがわかりました。残念。

華 さん | 東京都 | 不明

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12人の「プロ」との対話集です。運や偶然や...

投稿日:2018/11/09 (金)

12人の「プロ」との対話集です。運や偶然や人の助けも実力のうちで、こういう人たちでさえ若い頃の苦労を乗り越えてきたからこそ今があるのだと感じます。これから社会人になる人に特におすすめです。

jaejae さん | 東京都 | 不明

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インタビュアーとしての川村元気さんと、個...

投稿日:2018/11/09 (金)

インタビュアーとしての川村元気さんと、個性的なインタビュイーの方々が見事にマッチしていて充実の内容でした。特に糸井重里さん、杉本博司さんの章が面白かったです。

stpoo さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Junichi Yamaguchi さん

    『今までの自分の人生の中の宝物』… 突飛な人達の経験談だからか、参考になったのか⁈ならなかったのか⁈ でも、個人的には糸井重里さんのショートケーキの話しには僭越ながら共感させてもらった。。

  • Kanonlicht さん

    映画プロデューサーでもあり作家でもある著者が、誰もが名前を知るクリエイター、アーティスト、プロデューサーの巨匠たちに話を聞いた対談集。若いころやターニングポイントに焦点をあてていて、誰もがそれについて飾ることなくざっくばらんに語っているのは、9年前の著者34歳のときの対談だからこそ実現できたのかもしれない。対談した12人全員が、年を重ねてもまだ挑戦し続けているということ、そして若いころはやはり常人にははかり知れない努力をしてきたことに感服した。

  • popo さん

    川村元気と言えば、 世界からネコが消えたなら。 とか、 億男が浮かびますか!? でも本業は、小説家ではないんですよ。 映画に詳しい人には、当たり前だ! って言われるかもしれませんが、 僕は小説家やと思ってました。 映画プロデューサーなんですね。 しかも、どれも僕が面白いと思った作品ばかり! 電車男。 告白。 悪人。 全てみてます! そしてなりより最近ヒットしたのは、 君の名は。 ですね。 これも川村元気さん。 この人がいろんな巨匠と対談する、この話しはとても面白かったです。 是非

  • くまさん さん

     「自分の原体験にしかやるべきことはない」(杉本博司氏)、それは「17歳とか18歳のときの感受性の型」がいまの自分を作っているから(谷川俊太郎氏)だろう。書き始めるときには自分が「何に感動して、何が原点だったのかを、海抜ゼロに戻って考え直す」(倉本聰氏)のもそのためである。だから本物の音楽にはつくる人の切実な人生や価値観が表れていると坂本龍一氏はいう。大事なのは「受容の精神」(篠山紀信氏)で、世界を受け入れようとするのは「自分が崩落していく感覚の先に新たな道を見ること」(横尾忠則氏)になるからではないか。

  • あい さん

    川村さんの本は億男を読んでいた。 テレビでもボクらの時代や阿川さんとの対談を見ていて人間的に面白い人だと思っていた。 何より仕事について対談する相手が豪華すぎて読んだ。その豪華すぎな巨匠達のお言葉にはやはり重みがあった。特に、秋元康の「間違った道を行っても、戻ってくる力さえ磨いておけばいい。」そんなのちょっと言えないよ〜!仕事で悩んだ時にまた読もう。 そして、最後の写真は羨ましすぎ。

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川村元気

1979年横浜生まれ。上智大学文学部新聞学科卒。2010年、米『The Hollywood Reporter』誌の「Next Generation Asia」に選出され、翌11年には「藤本賞」を史上最年少で受賞。12年、初小説『世界から猫が消えたなら』を発表し、世界二三か国で出版された。18年、初監

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