村上春樹語辞典 村上春樹にまつわる言葉をイラストと豆知識でやれやれと読み解く

ナカムラクニオ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784416618530
ISBN 10 : 4416618530
フォーマット
出版社
発行年月
2018年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
191p;22

内容詳細

村上春樹の文学作品やエッセイ、インタビュー等から用語を選び、イラストとともに解説。コラムも充実し、理解が深まる一冊。

【著者紹介】
ナカムラクニオ : 1971年東京都生まれ。映像ディレクター、ブックカフェ「6次元」店主

道前宏子 : 1981年神奈川県生まれ。編集者。ブックカフェ「6次元」を運営。絵本雑誌、書籍などの編集に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
 村上春樹さんの解説本は数多出版されてお...

投稿日:2018/12/17 (月)

 村上春樹さんの解説本は数多出版されており、中には村上小説に登場するキーワードなどを用語解説としてとりまとめたものをオマケ添付している読本なども見かけます。この『村上春樹語辞典』は、村上さんの小説や周辺情報をセレクト&ソートして、プチ情報もプラスされた、とってもハンディな用語解説集です。ひとつ一つの解説文に添えられたナカムラクニオさん自身の(?)油絵っぽい挿絵(ほぼ絵画)が秀逸で、画集を観ているような楽しみ方もできます。村上春樹さんの場合、ビートルズのように多くの研究者がいて、専門的な用語解説としては物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、シンプルに刈り込まれていて、辞書感覚で拾い読みするには必要かつ十分な情報だと思います。テーマを絞ったcolumnも、単なる箸休めのアクセント以上に、本編を補強して余りあるセレクションとなっています。

ねずみ さん | 山口県 | 不明

0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤 さん

    古本市で見つけた1冊。村上さんの作品は読了が1冊、読書中が1冊と、まだまだの初心者。なので、まずそれら2冊の中の用語をひいてみた後、冒頭に戻って読んでみた。イラスト満載、読みごたえたっぷり。また、村上作品の相関図やコラム、全作品リストなども興味深い。村上作品をもっともっと読みたくなった。

  • aloha0307 さん

    いや〜楽しさ∞の読書でした☺ 頻繁な言い回し、作品名&登場人物、翻訳した作家etc.を五十音順に並列(”ありあわせのスパゲティ(パスタ じゃないんだね)”から”悪くない”まで)。90年代を中心に再読したい(もう殆ど 忘れてる 苦笑) と強く思ったわけでありました...本書も再読必至です☺

  • 田氏 さん

    言語を学ぶにはまず辞典を買うこと。オーケー、それは認めよう。問題はハルキ語を言語として認めるかということだが――あるいはそうかもしれない。これはあくまで僕の考えだが――それはバスク語のように独立した言語にも、そうでないようにも見えた。「馬鹿みたい。見ればわかるじゃない」と僕が三番目に寝た女の子は言った。彼女はキャンティクラシコ・コルティブォーノのグラスを唇にあてて「完璧に。二〇〇パーセント」と付け加える。僕は言い返す。「いいかい、僕の言いたいのはこういうことなんだ。僕は・村上春樹を・いうほど読んでいない」

  • aloha0307 さん

    メモを取りながらじっくり再読(楽しい読書だったなあ☺) 春樹さん作品 まだこんなに未読があったのか... ”やれやれ” 作品によく登場するこの言い回しの解説がgood 「夢や希望 の対極としてではなく、その一部として存在する。皮肉や落胆 本当に絶望してる時ではなく、やや斜め上から世界を眺める時に使われる」いや〜そのとおり! 英語だと、”Just great”"Oh,brother"ですって..旨いな〜”Oh, boy”だとほんの僅か違うものなあ(うまく説明できませんが)。

  • 海老エミ さん

    面白かった。今回は図書館本だったのですが買おうと思った。イラスト満載、カラー印刷なのがいい。ファンブック?同人誌?ZINE?のような愛に溢れていた。まだ読んでピンとくるほど読んでないので、これから徐々に読みながら開きたい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ナカムラクニオ

1971年東京都生まれ。東京・荻窪の「6次元」主宰、美術家。日比谷高校在学中から絵画の発表をはじめ、17歳で初個展。現代美術の作家として山形ビエンナーレ等に参加。金継ぎ作家としても活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品