文学批評への招待 放送大学教材

丹治愛

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784595318566
ISBN 10 : 4595318561
フォーマット
発行年月
2018年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
296p;21

内容詳細

目次 : 文学批評とはどのような行為か―本科目のねらい/ 詩の分析(1)―詩的言語について/ 詩の分析(2)―近代詩を読む/ 小説の分析―物語から小説へ/ 映画の分析―テクストとしての映画/ ナラトロジー(1)―物語のディスクール/ ナラトロジー(2)―焦点化と語りの人称/ 精神分析批評(1)―テクストの無意識/ 精神分析批評(2)―『ハムレット』の場合/ マルクス主義批評―階級とイデオロギー/ フェミニズム批評(1)―家父長制的イデオロギーの暴露/ フェミニズム批評(2)―ガイノクリティシズム/ ポストコロニアル批評(1)―「ペンによる帝国の逆襲」/ ポストコロニアル批評(2)―グローバリゼーション時代における批評と文学/ まとめ―読むことをめぐって

【著者紹介】
丹治愛 : 1953年札幌市に生まれる。1975年東京大学文学部英語英米文学科卒業。1978年東京大学大学院人文科学研究科修士課程(英文学専攻)修了。1980年東京大学大学院人文科学研究科博士課程(英文学専攻)中退。1980年〜北海道大学講師・助教授、埼玉大学助教授、東京大学助教授・教授。2012年〜法政大学教授(文学部英文学科)、東京大学名誉教授

山田広昭 : 1956年大阪府吹田市に生まれる。1980年京都大学文学部卒業。1988年京都大学大学院文学研究科博士後期課程(仏語仏文学専攻)中退。1988年パリ第8大学フランス文学科第3期博士課程修了(学位論文:Le sens et l’inconscient‐Paul Val´ery et la psychanalyse)。1988年神戸大学教養学部専任講師。1992年神戸大学国際文化学部助教授。1996年東京大学大学院総合文化研究科助教授。2004年東京大学大学院総合文化研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • 夜間飛行 さん

    詩は、揺らぎや戸惑いなど他者性との出会いであり、詩を読むとは、時代の言説状況への亀裂を感じること。小説については、バルトの作者の死≠参照しつつ、井伏の「山椒魚」を例にとって作者自身が読者として作品に向き合う創作のあり方や、バフチンの対話性・多声性の話が参考になった。逆説めくが、精神分析もマルクス主義も、文学テクストの批評行為(=創造)を通してこそ古びることなく生き続け、フェミニズムもポストコロニアルも、作品の批評的読解によってこそ世界の隅々にまで行き渡る。そうやって文学は私たち一人一人の生に届くのだ。

  • オザマチ さん

    作品について、自分の言葉で語れるようになりたいという動機から受講したが、なかなか難しい…!精進します。講義の本題からは外れるのですが、色々な作品に出会うきっかけとなったことも良かったと思います。

  • ユエ さん

    4月から放送大学選科履修生になり、この科目を受講した。文学好きのブログ友達と掲示板で読書会をしているのだが、文学を専門的に学んだ人の考察はやはり違うのでわたしも勉強したいと思っていたからだ。受講する前より少し前進したと思うが、テキストに載っていた作品や課題で読むよう書かれていた論文など読めていないものが多いので、試験が終わったあとも引き続き勉強していこうと思う。

  • masasamm さん

    放送大学の教科書。詩の分析、小説の分析、映画の分析、ナラトロジー、精神分析批評、マルクス主義批評、フェミニズム批評、ポストコロニアル批評について学んでいく。それぞれが独立しても科目として成立するような内容であるのだが、それを1時間、もしくは2時間の授業で扱うので、消化しきれないというのが正直な感想である。おもしろい部分もあるのではあるが、「文学批評の招待」という割には「招待」されていないなと感じてしまった。

  • ブルーツ・リー さん

    まさかの2回しか教科書を読んでいない状態で試験を受けた馬鹿! なるべく20周読むように習慣づけているんだがなあ…。 それでも、放送大学の勉強は、そんなにレベルが高くないから、教科書を2回読んで、授業を1回聴いて置けば、あとは常識さえあれば全ての科目が単位にできてしまうという…。 大学のレベルを今更嘆いていても仕方ないから、後は自学自主だろう。自分自身が2回しか教科書を読んでいない現実もある。 教科書20周、授業4周を目指し、この大学の休み中にでも、更に学ぶ積りでいる。

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丹治愛

1953年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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