グレッグ・イーガン

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シルトの梯子 ハヤカワ文庫SF

グレッグ・イーガン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150121600
ISBN 10 : 4150121605
フォーマット
出版社
発行年月
2017年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
512p;16

内容詳細

2万年後の遠未来。量子グラフ理論の研究者キャスが“ミモサ研究所”で行った実験は、まったく新たな時空を生み出してしまう―それから数百年後、人類はその生存圏を侵食し拡大し続ける新たな時空の脅威に直面し、生存圏の譲渡派と防御派が対立していた。両派共有の観測拠点“リンドラー”号にて、譲渡派のチカヤは幼なじみのマリアマと再会し動揺する…深刻な対立と論争の果てに人類が見たものは!?

【著者紹介】
グレッグ イーガン : 1961年、オーストラリア生まれ。数学の理学士号をもつ。1980年代末から本格的な作家活動を開始した。長篇『万物理論』と『ディアスポラ』(ハヤカワ文庫刊)で星雲賞を2年連続受賞した。また、短篇「プランク・ダイヴ」でローカス賞、「祈りの海」でヒューゴー賞・ローカス賞を受賞。世界各国のSF賞受賞の栄誉に輝いている

山岸真 : 1962年生、埼玉大学教養学部卒、英米文学翻訳家・研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 新地学@児童書病発動中 さん

    難しすぎてよく分からなかった。「はじめにグラフありき、グラファイトよりはダイヤモンドに似たものが。このグラフの節点という節点が四価だ」冒頭からこんな文章が出てくるので、読んでいくのは楽ではなかった。それでも頑張って最後まで読んで、最後の一行は胸にすとんと落ちるものがあった。2万年後の遠い未来を描こうとする破天荒な試みに圧倒される。実験で生み出された新しい空間が、人類の住んでいる空間を侵食しようとし、主人公たちはその対応に追われる。このメインのプロットはおぼろげにしか理解できなかった。いつか再読したい。

  • 34 さん

    この小説に出てくるもっともロマンチックな単語はまちがいなく「原子核化」。鼻血が出そうな発想。一行目は「はじめにグラフありき」で、しばらく最先端(2万年後)の量子論の解説が続く。これは「ループ量子重力理論」をもとにしているとのことで、その解説書(『すごい物理学講義』)には、イーガンがこの小説のために制作した図がひょっこり入っている。イーガンの最近の長篇の傾向に不満はなくはないのだけれど、もはやぼくの好き嫌いなどどうでもいい気がする。TwitterではGoogle先生を馬鹿にしまくっていて、それも素敵。

  • おーすが さん

    好きな部分もあったが概ね理解不能だった。もうイーガンはいいがん。

  • アラム さん

    ハードSFの極北、わからんイーガン。理論はさっぱり不明で、初めから理解するつもりもない(笑)。そのへんはさておいて、物語の筋はとても面白かった。千年生きられるようになっても、自分自身が高速にデータ転送できるようになっても、ここまで個性(らしきもの)は維持できるんだろうか。

  • maimai さん

    最も難解なイーガン(但しハードであるとの評判とボリュームに恐れをなしてまだ手を付けかねている直交三部作を除く)。これまでは、完全にはわからなくても十分に楽しめたイーガンだが、この長編は何が起こっているのかごくぼんやりとしかわからず。にもかかわらず、それなりには楽しめたというのがイーガンの素晴らしいところ。しかし、これ1冊読むのに2週間かかった。頻出する意味の分からない文と格闘するのにさすがに疲れた。少し柔らかめのものを読んで体力を回復しなくちゃ。

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