アミダサマ 光文社文庫

沼田まほかる

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334775551
ISBN 10 : 4334775551
フォーマット
出版社
発行年月
2017年11月
日本
追加情報
:
376p;16

内容詳細

まるで吸い寄せられるように二人の男が訪れた廃車置場。そこにうち捨てられた冷蔵庫の中にいたのは、死にかけた裸の幼女だった。男の一人、住職の浄鑑はその幼女ミハルを引き取ることにする。だが、彼女が寺に身を寄せてから、集落では凶事が続き、人々の間に邪気が増殖していく―。ミハルとはいったい何者なのか?まほかるワールド全開の、サスペンス長編!

【著者紹介】
沼田まほかる : 1948年大阪府生まれ。主婦、僧侶、会社経営などを経て、2004年に『九月が永遠に続けば』で、第5回ホラーサスペンス大賞を受賞し、デビュー。’12年には、『ユリゴコロ』で第14回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    沼田まほかるは、以前良く読んでいましたが、著者が休筆中ということもあり、久々です。図書館の新刊コーナーで、未読の旧作の新文庫を見つけたので、読みました。本書は、最近のイヤミスの作家の作品よりも重く暗い、曼荼羅の澱のような作品で、大変読み応えがあります。しかし著者の新作を是非読みたいなぁ!

  • 坂城 弥生 さん

    不思議な話だった。でもミハルと悠人を引き離したのは浄鑑の自己満足な気がしないでもなかった。

  • ヤクモ さん

    これは何という物語なんだろう。父親に虐待され空き地に捨てられた冷蔵庫に閉じ込められたミハル。助けを求めるそのコエを聴いて呼び寄せられた工藤悠人と近くの寺の住職である筒井浄鑑。救い出したミハルを悠人には隠して幼女として母の千賀子と育てることにした浄鑑だが、ミハルが成長するにつれて次第におかしくなっていく千佳子の言動や、噂話や誹謗中傷で村全体が病魔に犯されたように狂い出していく様が実に怖い。一方、ミハルの記憶が薄れていく中、何をされても赦す律子に暴力を繰り返す悠人。ラストは救いなのか呪いなのか、わからない。

  • マイマイココア さん

    ゴミ捨て場にあった冷蔵庫の中から助けられた幼児、ミハル。寺の住職の家に引き取られ、育てられる。そのうちに、ミハルの回りでは不気味な現象ないろいろとおきていく。不気味・・・・・。ほんとに不気味(# ゜Д゜)カアサンが怖すぎるし、可哀想すぎる。

  • maetoshi さん

    まほかるワールドがヤバいのは重々承知だ。しかし本書を読み始めて、これはガチでヤバい本に手を出してしまったと…少し怖くなった。話は寺の住職浄鑑とサラリーマン工藤悠人がスクラップ置場の廃冷蔵庫を開けた事がきっかけで凶事が始まる。所謂パンドラの箱を開けてしまったのだ。 まほかる作品はいつもそうだが、描写が生々しく非常にリアルだ。だから余計に怖い。 この不可思議な出来事は阿弥陀様の救済を受けるまでの業苦だったのか。

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沼田まほかる

1948年大阪府生まれ。主婦、僧侶、会社経営などを経て、2004年に『九月が永遠に続けば』で、第5回ホラーサスペンス大賞を受賞し、デビュー。’12年には、『ユリゴコロ』で第14回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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