ビンボーの女王

尾崎将也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309025988
ISBN 10 : 4309025986
フォーマット
出版社
発行年月
2017年08月
日本
追加情報
:
256p;19

内容詳細

ADを辞め、ネットカフェ難民となった麻衣子が、立てこもり事件に巻き込まれた。ところが全国中継で犯人が予想外の要求をしたことから、「大炎上」が始まる!激増するSNSのフォロワー数、番組に出演させようとする元上司、プロデュースしようとする芸能マネージャー、やがて襲い掛かるバッシング…混乱のなかで、麻衣子は本当に大切なものに気づき始める。母との確執を乗り越えて、麻衣子は幸せになれるのか!?大人気脚本家がおくる渾身の小説デビュー作!

【著者紹介】
尾崎将也 : 1960年兵庫県出身。1992年に第5回フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞。その後多数の大ヒットTVドラマ&映画の脚本を手掛け、第一線を走り続ける。2010年には映画監督デビューも果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アーモンド さん

    映像が浮かぶような読みやすさだなと思って読んでいたら、人気脚本家さんでした。 お仕事小説かと思いきや、ネットカフェ生活に、人質事件に巻き込まれたりetc。目まぐるしく話が展開しあっという間に読了。 出来過ぎ感はあるが、ドラマを見ているようで面白かったです。

  • わむう さん

    TV局のADである麻衣子は凡ミスをしたことをきっかけに精神的に耐えられなくなり会社を辞める。ルームシェアしていた友達にも出て行って欲しいと言われてしまい、わずかな貯金も母親の借金返済に消えてしまう。ネットカフェ難民になり日雇いのバイトを始めるがネットカフェで人質になってしまう。あれよあれよと不幸スパイラルに入ってしまいますが、「日本一有名な貧困女子」と言われるようになり一躍、時の人となります。人間万事塞翁が馬です。

  • keith さん

    ADの仕事を嫌気がさして辞めてしまい、ネットカフェ難民となった麻衣子。そのネットカフェで立てこもり事件の人質となったことから、若年貧困者として世間の注目を浴びるようになっていく。ありそうでなさそうな話です。貧困者はずっと貧困でないと世間から叩かれるという、今の世の中の心の貧しさが浮き彫りになっていました。暗くなりそうな題材ですが、軽いタッチの話でした。

  • なっく さん

    タイトルからは、もっとおちゃらけた内容かと思ったら、意外にもしっかりしたストーリーで感動すら覚えてしまった。もちろんこんなにうまく行くとは思えないんだけど、淡々としてて、周囲に流されつつもそれなりに自分で考えて進む主人公がいい。強い意志や行動力があるわけじゃないので、結果は成り行き次第、ついつい応援してしまう。変に恋愛とかに流れないストーリーも良かった。世の中お金は大切だが、お金だけじゃない、ってことかな。

  • ろここ さん

    人気脚本家なだけあって、ストーリーに起伏があっておもしろい。仕事のミスをきっかけに貧困→ネカフェ暮らしになる女子のてんやわんや。お金がないのも辛いけど、頼る人がいないところが辛いよ…主人公が状況を受け入れるタイプなのがいいのか悪いのか。最近の若者は足掻かないって話なのかな…もっと泥臭い貧乏技を繰り広げるかと思ってたけど、平成生まれっぽいライトさだった。私は足掻いちゃう山岡タイプ。貧困問題は一人一人の貧困の背景を知ることが大事。

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人物・団体紹介

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尾崎将也

1960年兵庫県生まれ。1992年の第5回フジテレビヤングシナリオ大賞で「屋根の上の花火」が受賞し脚本家としてのキャリアをスタート。「結婚できない男」「梅ちゃん先生」「アットホーム・ダッド」「特命係長 只野仁」など、数々の大ヒットドラマを手がける。2010年映画監督デビュー、2017年『ビンボーの女

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