天皇の美術史 明治・大正時代 6 近代皇室イメージの創出

塩谷純

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784642017367
ISBN 10 : 4642017364
フォーマット
出版社
発行年月
2017年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
284p;22

内容詳細

近代国家の中心に据えられた皇室は、どのような視覚イメージを装うことになったのか。西欧文明との接触で変貌を遂げる伝統的天皇像。その可視化を切り口にして、近代における天皇のありようを、美術史から問い直す。

目次 : 総説 近代皇室イメージの創出/ 第1章 日本近代美術に見る御用と栄誉―帝室技芸員制度とその周辺(帝室技芸員制度、その構想に至るまで/ 帝室技芸員の創設と一九〇〇年パリ万博での活躍/ 諮問委員(コンサルタント)としての帝室技芸員/ 帝室を支えた作家たち/ 帝室技芸員制度の転換)/ 第2章 聖と俗の天皇肖像―明治天皇「御写真」と非公式肖像(天皇の「可視化」と肖像の誕生/ 天皇公式肖像の誕生と変遷/ 世俗の天皇肖像)/ 第3章 明治の皇室に選ばれた表象―明治宮殿と御物(明治宮殿の内部装飾/ 明治宮殿における山高信離の役割/ 「平家納経」の引用と明治宮殿襖画の継承/ 正倉院意匠の引用と正倉院宝物の近代的御物化/ 明治初期における御物の形成)

【著者紹介】
塩谷純 : 1968年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科(美術史学専攻)修士課程修了。現在、東京文化財研究所文化財情報資料部近・現代視覚芸術研究室長

増野恵子 : 1965年島根県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科美術史学専攻博士課程単位取得退学。現在、早稲田大学・跡見学園女子大学非常勤講師

恵美千鶴子 : 1969年愛知県生まれ。千葉大学大学院文学研究科人文科学専攻修士課程修了。現在、東京国立博物館学芸企画部東京国立博物館百五十年史編纂室長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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塩谷純

1968年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科(美術史学専攻)修士課程修了。現在、東京文化財研究所文化財情報資料部近・現代視覚芸術研究室長

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