パンツをはいたサル 人間は、どういう生物か

栗本愼一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784768458051
ISBN 10 : 476845805X
フォーマット
出版社
発行年月
2017年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
235p;20

内容詳細

ヒトの社会に充満する混乱を解きほぐすために、あらゆる学問の障壁を取り払い、「過剰」「蕩尽」「パンツ」というキーワードで、ヒトの本質を解明した名著の増補版。

目次 : 第1章 人間は知恵のある生物か/ 第2章 おカネという名のパンツ/ 第3章 パンツという名のパンツ/ 第4章 神経症という名のパンツ/ 第5章 法律という名のパンツ/ 第6章 道徳という名のパンツ/ 第7章 すべては「内なる知」によって決められるべきだ/ 追補 信念の世紀は終わり、生命の世紀が始まった

【著者紹介】
栗本慎一郎 : 1941年(昭和16年)11月東京生まれ。慶応義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了。天理大学専任講師、奈良県立短期大学(現奈良県立商科大学)助教授、ノースウエスタン大学客員教授を経て明治大学法学部教授。1999年脳梗塞に倒れるも、衆議院議員(二期)、経済企画政務次官、帝京大学法学部教授、東京農業大学教授を経て、NPO法人神道国際学会会長(退任)、大学総合研究所主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Koki Miyachi さん

    人間は動物の一種に過ぎないのだが、動物にはない、さまざまな余計なモノを纏っている。動物より高等だという潜在的な人間の考え違いを、辛辣にシニカルなユーモアたっぷりに一刀両断。エッジが立った問題提起の書。

  • あずさ さん

    所々難しいけどおもしろかった。

  • しょうじ さん

    人類における虚構や過剰、蕩尽を「パンツを履く」と表現した人類史観的な書物。人類のみが共有する不思議な幻想としての「パンツ」。地球生物で唯一、性器を隠すことの意味とその影響を記す。サピエンス全史よりも数十年早く人類の共通した虚構についてを述べている。人類は虚構の中で生存し、虚構に依存し、虚構を全うして死んでゆく。人間とは何なのか。昭和の終わりにお茶の間を席巻した著者の本に初めて触れた。

  • hgstrm2 さん

    これは要するにバタイユや澁澤、岸田秀、ローレンツ、山口昌男など他人の受け売りのかき集めなので、私を含めそれらの知見が既にある人は読まなくてもいいと思うけど、そういった小難しい思想を非常にわかりやすく語るその語り口にキレがあることは確かかな。こういった世界に初めて触れる学生などには、面白く読まれるかと(ここで止まらないで、それぞれの思想を深堀していくべきだと思うけど)。ただ、いかんせん品がないのと、巻末の追補部分は何が言いたいのかさっぱりわからなかったのが残念かなあ。

  • 山根清志 さん

    最高の科学というものは、こむずかしい前提的議論や、長い訓練を経なければわからない、というものであってはおかしいのだ。

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