黒沢哲哉

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全国版　あの日のエロ本自販機探訪記

黒沢哲哉

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基本情報

ジャンル
：
実用・ホビー
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784575312256
ISBN 10 : 4575312258
フォーマット
：
本
出版社
：
双葉社
発行年月
：
2017年04月
発売国
：
日本
追加情報
:
３１９ｐ；21

内容詳細

昭和の街角にあったエロ本自販機は、まだあるのか！？日本全国を駆け回るエロ本自販機探しの旅！このネット社会で「誰が自販機を設置し、誰がエロ本を買い、誰がどこで仕入れ、誰が自販機に商品を入れているのか」？くだらなすぎて誰も手をつけてこなかったジャンルに堂々切り込むノンフィクションにして、誰もが見て見ぬフリをし続けたエロ文化遺産をアーカイブ化した写真集。これまでも、これからも決して出版されない書籍の誕生。

目次 : エロ本自販機、その歴史/ 北海道・東北のエロ自販機の在り処/ 関東・甲信のエロ自販機の在り処/ エロ自販機の探し方（入門編）/ 全国エロ自販機探訪（北海道・東北編）/ 全国エロ自販機探訪（関東・甲信編）/ 全国エロ自販機探訪（北陸・東海編）/ 全国エロ自販機探訪（関西編）/ 全国エロ自販機探訪（中国・四国編）/ 北陸・東海のエロ自販機の在り処/ 関西のエロ自販機の在り処/ 中国・四国のエロ自販機の在り処/ エロ自販機の探し方（応用編）/ 全国エロ自販機探訪（九州編）/ ネットでエロ自販機を語る人々/ 業界最大手エロ自販機業者社長、かく語りき―（株）スタージェス代表取締役・北山善夫氏、他/ エロ自販機に入っている雑誌はどこから来たのか―ゾッキ本流通業者Ｋ・Ｓ氏/ 今日も夜中の山道をエロを詰めたミニバンが往く―株式会社スピア代表・宮崎弘信氏

【著者紹介】
黒沢哲哉 : １９５７年、東京の葛飾柴又生まれ、早稲田大学第二文学部卒業。学生時代にライターとしての仕事を開始。卒業後は勁文社に入社し『全怪獣怪人大百科』などの編集にたずさわる。’８４年フリー。主に昭和のサブカルチャーやマンガ研究、マンガ原作の分野で活動（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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読書メーターレビュー

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  • HANA さん

    読了日：2019/11/24

    署名本入手。北海道から九州まで津々浦々、エロ本の自動販売機を探索した大労作。規制やネットの普及で自分の身の回りからは完全に姿を消したと思っていたので、生き残っているのを見ると絶滅危惧種を見つけたような嬉しさもあるな。エロ自販機の見つけ方や制作会社や現場の人といった業界関係者インタビューもあり、読み物としても面白い一冊になってるのもいい。最近世界はどんどん綺麗になっていくし、比例してどんどん息苦しくなっていく。エロ本自販機が許容されているって、社会のゆるみを体現しているようで救われるような気にもなった。

  • oldman獺祭魚翁 さん

    読了日：2017/06/10

    図書館　消えてゆく自販機エロ本を追いかけるという、有る意味酔狂の極みといった感が有る本。著者はフリーライターの傍ら趣味でこれをやっている内に本にしてしまったらしい。北は北海道から南は鹿児島まで、消えゆくエロ本の自販機小屋を探し見つけ出した全てをカラー写真で載せている。300ページを超える労作だが、これを片手に日本中を走り回ってもドンドン自販機自体が姿を消していっているのだ。最後の見返しまで自販機小屋のポスター風で遊び心満載の本。

  • MOKIZAN さん

    読了日：2017/04/29

    この黒抜きの上に掛けられた帯の文句、良かったですよ。"あの日"世代のおっさん達を、猛烈に昭和の郷愁に誘うことでしょう。その下に仕込まれたこの２文字、出版社の気合いの程を実感します。まさに全国版たる充実した掲載数、今後どんなに話題をさらっても類似本を出せそうに無い、不世出の企画本。今年の”裏”本屋大賞の超有力候補ですね（そういえば「ウラ本」ってのも昭和だなあぁ）。差し当たり我が家から10km圏の小屋の、残置を確認しに行くとします．．GW早々にこのレビューで気分を悪くされた方々にはお詫びを、撤回はしません。

  • 遊々亭おさる さん

    読了日：2018/06/04

    日本全国津々浦々ワゴン車を走らせ街道沿いや街中に佇むエロ本自販機を写真に撮りまくる旅を一冊に纏めてしまった奇跡の書。エロ自販機に携わる人々のインタビューも充実の昭和・平成エロ文化本。1970年代に産声をあげてからの山あり谷あり紆余曲折の道程は人の一生を見るがごとし。青少年を有害図書から守りたい人々に追い詰められ、ネットで手軽にエロが見られる時代になったことでエロ自販機は風前の灯に。はるか遠くに過ぎ去った青い春に思いを寄せて、そう遠くない未来に消えて無くなるであろう文化に触れて郷愁に浸るのは酔狂が過ぎるか。

  • スウィーニー校長 さん

    読了日：2018/07/05

    ★★★★☆ 興味を示す人は少なく、知った所で何の役にもたたない、アダルト自販機業界について真面目に調査・取材した一冊。 こんなん真面目に書かれたら、そら面白いやろ！

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黒沢哲哉

１９５７年、東京の葛飾柴又生まれ。早稲田大学第二文学部卒業後、勁文社に入社、『全怪獣怪人大百科』などの編集にたずさわる。８４年フリー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

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