園子温作品集 ひそひそ星

園子温

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784255009308
ISBN 10 : 4255009309
フォーマット
出版社
発行年月
2016年05月
日本
追加情報
:
159p;23

内容詳細

「本当に撮りたかった」映画、
初となる美術館展示作品、書き下ろしの文章と詩2万字。鬼才映画監督の独走するアート世界。

25年の時を経て実現した、鬼才・園子温監督の最新映画『ひそひそ星』(2016年5月14日より、新宿シネマカリテほかロードショー)あわせて開催される、美術館では初の園子温展「ひそひそ星」(2016年4月3日〜7月10日、ワタリウム美術館)
映画と展示の世界を、本人書き下ろしの文章と詩とともにおくる。

芸術的な映画のスチール写真と、25年前に描かれた映画絵コンテ、「東京ガガガ」から生まれた「ハチ公プロジェクト」の新作、大掛かりなプロジェクションを主とする展示作品、そして、映画にエキストラ出演された福島の方々の声を収録。

「これは記憶に関する映画だ。3月11日のあの日から今に至るわれわれの記憶と、はるか昔からの遠い人間の記憶を重ねるファンタジーを届けたい」
……園子温

【著者紹介】
園子温 : 映画監督・詩人・アーティスト。1961年愛知県豊川市生まれ。17歳で詩人デビューし、「ジーパンをはいた朔太郎」と呼ばれ注目される。1987年、『男の花道』でPFFグランプリを受賞。スカラシップ作品として1990年に制作した『自転車吐息』がベルリン映画祭に正式招待される。1993年には、無意味・無目的・無宗教の運動体「東京ガガガ」を組織し、東京の路上を詩でもってゲリラ的に占拠する。以後、旺盛に作品を制作。近年では『愛のむきだし』(第59回ベルリン国際映画祭カリガリ賞、国際批評家連盟賞をダブル受賞)、『冷たい熱帯魚』(第67回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門正式出品)、『恋の罪』(第64回カンヌ国際映画祭監督週間正式出品)といった衝撃作を続々と発表、東日本大震災の翌年には『ヒミズ』(第68回ヴェネチア国際映画祭で主演二人がマルチェロ・マストロヤンニ賞受賞)、『希望の国』(第37回トロント国際映画祭最優秀アジア映画賞受賞)を世に問い、世界でも高い評価を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • renre さん

    ぼくは分からない。今が点でしかないのなら。ぼくは、絶えず生成し、死んでいる。常に死んでいる。死から死への橋を渡っている。ある僕は不在で。またある僕も不在だ。昨日は昨日ではないが、今は永遠に今だ。だから、人生が待つことなら、ぼくはぼくを常に待っている。終わるまで。ぼくは分からない。『ひそひそ星』が不在なのか。ぼくが不在なのか。完成しないことが永遠ならば、その児戯にも似た永遠に付き合いたい。ひそひそ星から目を閉じて。

  • fried_bogy さん

    これは一冊の詩だ

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園子温

映画監督。1961年愛知県生まれ。17歳で詩人デビューし、「ジーパンをはいた朔太郎」と呼ばれ注目される。87年、『男の花道』でPFFグランプリを受賞。以後、『自転車吐息』『自殺サークル』『紀子の食卓』など旺盛に作品を制作し、世界でも高い評価を得る。『愛のむきだし』で第59回ベルリン国際映画祭カリガリ

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