大学図書館専門職員の歴史 戦後日本で設置・教育を妨げた要因とは

利根川樹美子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784326000418
ISBN 10 : 4326000414
フォーマット
出版社
発行年月
2016年01月
日本
追加情報
:
351p;22

内容詳細

国際水準での大学改革には、大学図書館機能の高度化と情報専門職の設置が不可欠である―それはなぜなのか。課題の解決を妨げてきた諸要因の歴史的解明が、現在の課題を解くカギとなる。

目次 : 第1章 本書の目的・方法・構成/ 第2章 戦後の大学・大学図書館・大学図書館職員はどうであったか/ 第3章 どのような大学図書館専門職員の論議が展開されてきたのか/ 第4章 法制化による大学図書館専門職員の設置はなぜ実現しなかったのか/ 第5章 大学関係法令の特性はどのように大学図書館専門職員の設置を妨げたのか/ 第6章 大学図書館専門職員の継続・専門教育はなぜ欠如しているのか/ 第7章 大学図書館専門職員の設置・教育の施策のあり方

【著者紹介】
利根川樹美子 : 筑波大学大学院図書館情報メディア研究科博士課程修了。博士(図書館情報学)(筑波大学、2014年)。現在、国際基督教大学図書館パブリックサービス・グループ長。主業績:アカデミックライティング支援組織、Writing Support Deskの構築・運営、学修支援重点型へのラーニングコモンズ再構築とリニューアル・オープン、リンクリゾルバおよびウェブ・ディスカバリー・サービスの導入、図書館専任職員全員による情報教育レクチャーの改革(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • 軍縮地球市民shinshin さん

    図書館員は、欧米では専門職として広く認知されており、特に大学図書館員ともなれば研究のサポートのために各種文献を集めてきてくれる、もしくは必要な情報を研究者との対話から導き出してくれる存在として重視されている。日本の大学の国際競争力低下というのも、各学問の専門的な知識が豊富な大学図書館員がいないことが指摘されている。戦後、司書の専門職化運動が繰り返し行われたが、要は複数の組織が個別に運動していたので大きな力にならなかったこと、足の引っ張り合いをしていたのが司書資格の専門職化に繋がらなかったと結論している。

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利根川樹美子

筑波大学大学院図書館情報メディア研究科博士課程修了。博士(図書館情報学)(筑波大学、2014年)。現在、国際基督教大学図書館パブリックサービス・グループ長。主業績:アカデミックライティング支援組織、Writing Support Deskの構築・運営、学修支援重点型へのラーニングコモンズ再構築とリニ

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