探偵は眠らない ホテル・ディック・シリーズ 光文社文庫

都筑道夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334769673
ISBN 10 : 4334769675
フォーマット
出版社
発行年月
2015年09月
日本
追加情報
:
251p;16

内容詳細

国内外の観光客で賑わう浅草に聳える高層ホテル。その警備室に、不審な男から“殺人予告”の電話があった。悪戯とは思えないが、被害者も犯行動機も判らない。数時間おきにかかってくる予告電話だけが唯一の手がかりだった。応対する田辺は元警視庁刑事で、住み込み警備員として勤務していた。見えざる犯人との息詰まる三十時間の攻防を描く傑作ハードボイルド!

【著者紹介】
都筑道夫 : 1929年東京生まれ。十年の頃よりさまざまなペンネームで小説を発表。2001年に『推理作家の出来るまで』で第54回日本推理作家協会賞を受賞、’02年には第6回日本ミステリー文学大賞を受賞し、さらなる活躍を期待されたが、翌年に逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ナチュラ さん

    頂いた本 都筑さんの作品は初読みでした。 浅草のホテルを舞台にしたミステリー。元警察官で警備員の田辺を始め、個性的なキャラクターと 浅草という都会と下町の混ざった独特な街の風情が シリアスな事件を軽やかにしている。91年の書き下ろしなので、時代の古さを感じるが それもまたいい。

  • nukowan さん

    都筑さんの本を初めて読んだ。浅草のホテルで警備員をしている元刑事の主人公がホテル探偵として活躍するシリーズの長編第一弾、だとか。ふむ。微妙な具合。もっと盛り上がる展開を期待してしまっていたのか、少し物足りなさを受けた。殺害予告の電話から始まり、ホテル内で一日半という時間内で様々な出来事が元刑事の警備員探偵に襲いかかる。拳銃を持った男、駐車場の死体、反目する上司。編集者の娘、と娘婿。古典の話題など、知識として楽しめる一冊ではあるけれども、おもしろかったのかどうかがわからない。むーぅ。

  • chiro さん

    「少し古臭さ」がかっこいい。そして、アイテムとしての煙草がかっこいいのです。小説でも映像でも物語にはやっぱり煙草が必要だと思うのだ。(と、煙草が登場する作品を読むと必ず云ってる気がする(笑))

  • へいがぁ さん

    ハードボイルドとは少し違う印象でしたが、浅草描写が著者らしくて、楽しく読みました。このシリーズ復刊してくれるのでしょうか。楽しみに待ちたいと思います。

  • やまほら さん

    浅草ビューホテルをモデルにしたシリーズの3巻目。当然ながら事件はホテルで起こり、そしてほぼホテル内で解決する。著者らしい蘊蓄がふんだんに盛り込まれているのが、時々くどいが楽しい。アップルパイとかサンドイッチとか、なんでもない食べ物がうまそうなんだよなあ。

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人物・団体紹介

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都筑道夫

1929年、東京生まれ。10代で小説を発表。のち早川書房で日本版「エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン」の編集長を務め、海外推理小説の翻訳・紹介、また「ハヤカワ・SF・シリーズ」の創刊に携わる。61年、初のミステリ長篇『やぶにらみの時計』を中央公論社より刊行。以後、評論やエッセイで活躍。70年代

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