CD 輸入盤

小澤征爾&サイトウ・キネン・オーケストラ/ジャーマン・マスターワークス〜バッハ、ベートーヴェン、ブラームス、ブルックナー(15CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4823562
組み枚数
:
15
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ジャーマン・マスターワークス(15CD)
〜バッハ、ベートーヴェン、ブラームス、ブルックナー〜
小澤征爾&サイトウ・キネン・オーケストラ


イタリア・ユニバーサルから小澤征爾の4つめのボックスが登場。内容はフィリップスで制作したバッハの宗教音楽とベートーヴェンの交響曲全集、ブラームスの交響曲全集、そしてブルックナーの交響曲第7番を収めたものです。
 演奏はすべてサイトウ・キネン・オーケストラによるもので、録音年代は1989年から2003年、録音会場は、長野県松本文化会館を中心に、ウィーンのムジークフェラインザール、ベルリンのイエス・キリスト教会、ベルリンのシャウシュピールハウスなど海外ツアーの際にセッション録音で使用したホールも含まれます。

【バッハ:ミサ曲ロ短調】
2000年の録音。合唱指揮にペーター・ダイクストラ、通奏低音のオルガンにクリスティーネ・ショルンスハイムを迎えて実現した見事な演奏。名手揃いのサイトウ・キネン・オーケストラだけに、小編成でのバロック演奏も実に高水準で、加えてダイクストラに指導された東京オペラ・シンガーズの合唱のクリアな響き、ショルンスハイムを中心とする雄弁な通奏低音部隊、そして豪華な声楽ソリスト陣が、単に美しいだけではないバッハの魅力を立体的に伝えています。入念なセッション・レコーディングならではの優れた音質も魅力です。

【バッハ:マタイ受難曲】
1997年の録音。武満徹の提言により実現したフェスティバルでの上演に並行してセッション・レコーディングされたもので、研究のすえ、モダン楽器にバロック弓を使用するなど創意工夫も盛り込まれた演奏となっています。個々の器楽奏者が名手揃いということもあり、精度の高いアンサンブルによる弾力のあるリズム感覚がドラマを引き立てて説得力も豊か。声楽陣も古楽キャリアの豊富な人材が揃えられていて隙がありません。録音も優秀です。

【ベートーヴェン:交響曲全集】
1997〜2002年録音。第4・5・6・7・8・9番がライヴで、第1・2・3番と序曲はセッションで収録されています。録音会場は、第1弾となった『英雄』『エグモント』のみウィーンのムジークフェラインザールで、ほかは長野県松本文化会館となります。
 演奏はモダン楽器オーケストラの高機能と機動力を生かしたもので、実演の勢いの良さが活かされた第4番以降の作品、セッション録音の目の詰んだサウンドが印象的な第1〜3番と序曲など、どれも聴き応えがあります。

【ブラームス:交響曲全集】
1989〜91年録音。海外ツアーの際、ベルリンとオランダで録音された全集企画。実演と並行しておこなわれたセッション・レコーディングということで、実演の勢いを感じさせながらも音のクオリティはきわめて上質という条件に恵まれています。
 「齋藤先生の精神が一番自然に出るのはブラームスかシューマン。特にブラームスは先生に教えられた"うねり"がみんなのなかにあるのです」という小澤征爾の言葉を、良い音で実感できる素晴らしい仕上がりとなっています。

【ブルックナー:交響曲第7番】
ブルックナーの交響曲の中で最も親しみやすい楽想を持つ第7番は、作曲者の名声を高めるの大きく貢献した作品でもあります。長大で美しい前半2楽章に、比較的コンパクトでまとまりの良い後半2楽章という前半比重の高い作品ですが、小澤征爾は旋律偏重よってのっぺりさせることは無く、見通しの良いバランスにより各部の魅力が適切に描き分けられる良さがあります。バボラクをはじめとする金管の名手らの活躍も見逃せないところです。(HMV)

【収録情報】

Disc1-2
● バッハ:ミサ曲ロ短調 BWV.232

 バーバラ・ボニー(ソプラノ)
 アンゲリカ・キルヒシュラーガー(メゾ・ソプラノ)
 ジョン・マーク・エインズリー(テノール)
 アラステア・マイルズ(バス)
 東京オペラ・シンガーズ
 サイトウ・キネン・オーケストラ
 小澤征爾(指揮)

 録音時期:2000年8月-9月
 録音場所:長野県松本文化会館
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

Disc3-5
● バッハ:マタイ受難曲 BWV.244

 ジョン・マーク・エインズリー(テノール:福音史家)
 トーマス・クヴァストホフ(バス・バリトン:イエス)
 クリスティアーネ・エルツェ(ソプラノ)
 ナタリー・シュトゥッツマン(アルト)
 スタンフォード・オルセン(テノール)
 河野克典(バリトン)
 大森一英(バリトン)
 成田眞(バス・バリトン)
 ミヒャエル・フォレ(バス)
 東京オペラ・シンガーズ
 サイトウ・キネン・オーケストラ
 小澤征爾(指揮)

 録音時期:1997年9月
 録音場所:長野県松本文化会館
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

Disc6
● ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 作品21
● ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第2番作品72a
● ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第3番作品72b


 サイトウ・キネン・オーケストラ
 小澤征爾(指揮)

 録音時期:1999年9月11、12日
 録音場所:長野県松本文化会館
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

Disc7
● ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調 op.36
● ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 op.92


 録音時期:2000年9月8-10日(第2番)、1993年9月4-12日(第7番)
 録音場所:長野県、松本文化会館
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション、第7番のみライヴ)

Disc8
●ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 作品55『英雄』
●ベートーヴェン:『エグモント』作品84-序曲


 サイトウ・キネン・オーケストラ
 小澤征爾(指揮)

 録音時期:1997年4月
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

Disc9
● ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調 作品60
● ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調 作品93
● ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第1番ハ長調 作品138


 サイトウ・キネン・オーケストラ
 小澤征爾(指揮)

 録音時期:2001年9月10-13日
 録音場所:長野県松本文化会館
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

Disc10
● ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 op.67『運命』
● ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調 op.68『田園』


 サイトウ・キネン・オーケストラ
 小澤征爾(指揮)

 録音時期:2000年9月(運命)、1998年9月(第6番)
 録音場所:長野県松本文化会館
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

Disc11
● ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 作品125『合唱』


 アンネ・シュヴァンネヴィルムス(ソプラノ)
 バーバラ・ディヴァー(アルト)
 ポール・グローヴズ(テノール)
 フランツ・ハヴラダ(バス)
 東京オペラ・シンガーズ
 サイトウ・キネン・オーケストラ
 小澤征爾(指揮)

 録音時期:2002年9月
 録音場所:松本市、、松本文化会館
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

Disc12
● ブラームス:交響曲第1番ハ短調作品68
● ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
● ブラームス:ハンガリー舞曲第3番
● ブラームス:ハンガリー舞曲第10番

 サイトウ・キネン・オーケストラ
 小澤征爾(指揮)

 録音時期:1990年8月14、15日
 録音場所:ベルリン、シュウシュピールハウス
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

Disc13
● ブラームス:交響曲第2番ニ長調 作品73
● ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 作品90

 サイトウ・キネン・オーケストラ
 小澤征爾(指揮)

 録音時期:1991年9月
 録音場所:オランダ、ナイメーヘン
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

Disc14
● ブラームス:交響曲第4番ホ短調 作品98
● ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
● ブラームス:ハンガリー舞曲第6番


 サイトウ・キネン・オーケストラ
 小澤征爾(指揮)

 録音時期:1989年9月15-16日
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)


Disc15
● ブルックナー:交響曲第7番ホ長調(ノヴァーク版)

 サイトウ・キネン・オーケストラ
 小澤征爾(指揮)

 録音時期:2003年9月
 録音場所:松本市、、松本文化会館
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

ユーザーレビュー

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ビシッと全集でお願いしたいところ。ダブリ...

投稿日:2018/12/28 (金)

ビシッと全集でお願いしたいところ。ダブリの山ですし、どの曲がどこに入っているか探すのがひどく手間というもの。しかしいい演奏ばかりです。

せごびあ さん | 愛知県 | 不明

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発売以来、長期に渡ってレギュラープライス...

投稿日:2015/09/27 (日)

発売以来、長期に渡ってレギュラープライスを維持してきた名盤マタイ受難曲を含めて、さらにサイトウキネンとのベートーベンとブラームスの交響曲全集も入ってこの価格は非常にお徳用だと思います。演奏者に申し訳ないくらい。装丁がシンプルすぎるくらいかな、問題があるとすれば。マタイは当時は実演とそのCD化はかなり話題になり、いまでも個人的には30種以上所有している同曲CDの中でも際立った個性を放つ名盤だと思います。優れた映像もあるはずなんですが、いまだ商品化はないですね、版権問題ですかね。

John Cleese さん | 静岡県 | 不明

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