CD 輸入盤

マリア・カラス/スタジオ録音リマスター・エディション全集(69CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
2564633991
組み枚数
:
69
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤, CD-ROM付き,輸入盤

商品説明


マリア・カラス/スタジオ録音リマスター・エディション全集(69CD)

カラヤンで好評だった「リマスター・エディション」に今度はマリア・カラスが登場。
 内容は、カラスがEMI(とCetra)におこなったスタジオ録音を全て収録したもので、最新リマスターが注目ポイントとなっています。
 オリジナル・マスターテープからのリマスターは今回が初めてということなので、カラスの一連の録音がアビーロード・スタジオの技術でどのくらい改善されるか興味深いところでもあります。
 各ディスクはオリジナル・デザイン仕様の紙ジャケットに収納され、また、136ページのハードカヴァー・ブックレットには、珍しい写真や英文エッセイなど盛りだくさんなコンテンツ掲載が予定されているということです。オペラの歌詞は、付属CD-ROMに収録されています。
 収録曲目は、以前発売されていたボックスと同じです。

【カラスの魅力がわかりやすいスタジオ録音】
ドラマに対する類まれな冴えた感覚と、それに完璧に連動する歌唱力を持ち合わせていた稀代の名歌手マリア・カラスは、キャリアのほとんどの期間でEMI専属の歌手としてレコーディングをおこなっていました。
 当ボックスセットは、カラスがEMIでおこなったセッション録音に加えて、CETRAのセッション録音も収めた本格的なもので、オペラ全曲録音が多いこともあってか、CDの枚数は69枚に及んでいます。
 収められた音源はほとんどがモノラルですが、セッションで入念に録音されていることもあって、これまでに発売されていたCDでも音の状態は聴きやすい水準にあり、カラスの生み出すドラマの深い魅力にたっぷり浸ることが可能でした。
 また、当時カラスはテバルディと並ぶ最高の人気をもっていただけに、EMIが手配した共演者たちの水準もきわめて高く、ディ・ステーファノやコレッリ、ゴッビなど名だたる大物たちとの迫真のやりとりを良い条件の音で楽しめるのはなによりの朗報。
 一方、数多く収録されたアリア集では、カラスならではのほの暗く独特の存在感を持った声によるドラマの構築ぶりを、全曲録音よりもさらに条件の良いマイク・ポジションで収録されたリアルな音で連続的に楽しむことができるのがポイントともなっています。(HMV)

【収録情報】
[Operas]

● ベッリーニ:歌劇『清教徒』全曲(2CD)
 ジュゼッペ・ディ・ステファノ(テノール)
 ニコラ・ロッシ=レメーニ(バリトン)
 ローランド・パネライ(バリトン)他
 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
 トゥリオ・セラフィン(指揮)
 録音:1953年3月24−30日(モノラル)

● ベッリーニ:歌劇『夢遊病の女』(2CD)
 エウジェニア・ラッティ(ソプラノ)
 フィオレンツァ・コッソット(メゾ・ソプラノ)
 ニコラ・モンティ(テノール)他
 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
 アントニオ・ヴォットー(指揮)
 録音:1957年3月3−9日(モノラル)

● ベッリーニ:歌劇『ノルマ』(3CD)
 マリオ・フィリッペスキ(テノール)
 エベ・スティニャーニ(メゾ・ソプラノ)他
 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
 トゥリオ・セラフィン(指揮)
 録音:1954年4月23日、5月3日(モノラル)

● ビゼー:歌劇『カルメン』(2CD)
 ニコライ・ゲッダ(テノール)
 ロベール・マサール(バリトン)他
 パリ国立歌劇場管弦楽団
 ジョルジュ・プレートル(指揮)
 録音:1964年7月6−20日(ステレオ)

● ドニゼッティ:歌劇『ランメルムーアのルチア』(2CD)
 ジュゼッペ・ディ・ステファノ(テノール)
 ティート・ゴッビ(バリトン)他
 フィレンツェ五月祭管弦楽団&合唱団
 トゥリオ・セラフィン(指揮)
 録音:1953年1月29−30日、2月3-4、6日(モノラル)

● ポンキエッリ:歌劇『ジョコンダ』(3CD)
 フェードラ・バルビエリ(メゾ・ソプラノ)
 ジャンニ・ポッジ(テノール)
 パオロ・シルヴェリ(バリトン)他
 RAIトリノ管弦楽団&合唱団 
 アントニーノ・ヴォットー(指揮)
 録音:1952年9月6-10日(モノラル)

● プッチーニ:歌劇『ボエーム』(2CD)
 ジュゼッペ・ディ・ステファノ(テノール)
 アンナ・モッフォ(ソプラノ)
 ローランド・パネライ(バリトン)他
 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団 
 アントニーノ・ヴォットー(指揮)
 録音:1956年8月20-25日、9月3-4日(モノラル)

● プッチーニ:歌劇『トスカ』(2CD)
 ジュゼッペ・ディ・ステファノ(テノール)
 ティート・ゴッビ(バリトン)他
 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団 
 ヴィクトル・デ・サバタ(指揮)
 録音:1953年8月10-21日(モノラル)

● プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』(2CD)
 エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
 エウジェニオ・フェルナンディ(テノール)他
 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団 
 トゥリオ・セラフィン(指揮)
 録音:1957年7月9-13日、15日(モノラル)

● プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』(2CD)
 ニコライ・ゲッダ(テノール)
 ルチア・ダニエリ(メゾ・ソプラノ)他
 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団 
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
 録音:1955年8月1-6日(モノラル)

● プッチーニ:歌劇『マノン・レスコー』(2CD)
 ジュゼッペ・ディ・ステファノ(テノール)他
 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
 トゥリオ・セラフィン(指揮)
 録音:1957年7月18-27日(モノラル)

● ヴェルディ:歌劇『アイーダ』(2CD)
 リチャード・タッカー(テノ−ル)
 フェードラ・バルビエリ(メゾ・ソプラノ)
 ティート・ゴッビ(バリトン)他
 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
 トゥリオ・セラフィン(指揮)
 録音:1955年8月10-12、16-20、23-24日(モノラル)

● ヴェルディ:歌劇『リゴレット』(2CD)
 ジュゼッペ・ディ・ステファノ(テノール)
 ティート・ゴッビ(バリトン)他
 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団 
 トゥリオ・セラフィン(指揮)
 録音:1955年9月3-16日(モノラル)

● ヴェルディ:歌劇『トロヴァトーレ』(2CD)
 ジュゼッペ・ディ・ステファノ(テノール)
 ローランド・パネライ(バリトン)
 フェードラ・バルビエリ(メゾ・ソプラノ)他
 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
 録音:1956年8月3-9日(モノラル)

● レオンカヴァッロ:歌劇『道化師』(1CD)
 ジュゼッペ・ディ・ステファノ(テノール)他
 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
 トゥリオ・セラフィン(指揮)
 録音:1954年6月12-17日(モノラル)

● マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』(1CD)
 ジュゼッペ・ディ・ステファノ(テノール)他
 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
 トゥリオ・セラフィン(指揮)
 録音:1953年6月16-25日、8月3-4日(モノラル)

● ロッシーニ:歌劇『セヴィリャの理髪師』(2CD)
 ルイジ・アルヴァ(テノール)
 ティート・ゴッビ(バリトン)他
 フィルハーモニア管弦楽団&合唱団 
 アルチェオ・ガリエラ(指揮)
 録音:1957年2月7-14日(ステレオ)

● ロッシーニ:歌劇『イタリアのトルコ人』(2CD)
 ニコライ・ゲッダ(テノール)
 ニコラ・ロッシ=レメーニ(バリトン)他
 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
 ジャナンドレア・ガヴェッツェーニ(指揮)
 録音:1954年8月31日、9月8日(モノラル)

● ヴェルディ:歌劇『仮面舞踏会』(2CD)
 ジュゼッペ・ディ・ステファノ(テノール)
 ティート・ゴッビ(バリトン)他
 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団 
 アントニーノ・ヴォットー(指揮)
 録音:1956年9月4-9日(モノラル)

● ヴェルディ:歌劇『椿姫』(2CD)
 フランチェスコ・アルバネーゼ(テノール)
 ウーゴ・サヴァレーゼ(バリトン)他
 トリノRAI管弦楽団&合唱団 
 ガブリエーレ・サンティーニ(指揮)
 録音:1953年9月(モノラル)

● ベッリーニ:歌劇『ノルマ』(3CD)
 クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
 フランコ・コレッリ(テノール)他
 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団 
 トゥリオ・セラフィン(指揮)
 録音:1960年9月5-12日(ステレオ)

● ケルビーニ:歌劇『メデア』(2CD)
 レナータ・スコット(ソプラノ)
 ミルト・ピッチ(テノール)他
 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団 
 トゥリオ・セラフィン(指揮)
 録音:1957年9月12-19日(モノラル)

● ドニゼッティ:歌劇『ランメルムーアのルチア』(2CD)
 フェルッチョ・タリアヴィーニ(テノール)
 ピエロ・カプッチッリ(バリトン)他
 フィルハーモニア管弦楽団&合唱団
 トゥリオ・セラフィン(指揮)
 録音:1959年3月16-21日(ステレオ)

● ポンキエッリ:歌劇『ジョコンダ』(3CD)
 フィオレンツァ・コッソット(メゾ・ソプラノ)
 ピエロ・カプッチッリ(バリトン)他
 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団  
 アントニーノ・ヴォットー(指揮)
 録音:1959年9月4-11日(ステレオ)

● プッチーニ:歌劇『トスカ』(2CD)
 カルロ・ベルゴンツィ(テノール)
 ティート・ゴッビ(バリトン)他
 パリ音楽院管弦楽団&パリ国立歌劇場合唱団  
 ジョルジュ・プレートル(指揮)
 録音:1964年12月3-4,7-12,14日&1965年1月19日(ステレオ)

● ヴェルディ:歌劇『運命の力』(3CD)
 リチャード・タッカー(テノール)
 カルロ・タリアブエ(バリトン)他
 ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団 
 トゥリオ・セラフィン(指揮)
 録音:1954年8月17-24日(モノラル)

[Recitals]

プッチーニ:アリア集(1CD)
 フィルハーモニア管弦楽団  
 トゥリオ・セラフィン(指揮)
 録音:1954年9月15-18日(モノラル)

ヴェルディ:アリア集 @(1CD)
 フィルハーモニア管弦楽団&合唱団 
 ニコラ・レッシーニョ(指揮)
 録音:1958年9月19、21、24日(ステレオ)

狂乱の場(1CD)
 フィルハーモニア管弦楽団&合唱団、他
 ニコラ・レッシーニョ(指揮)
 録音:1958年9月24-25日(ステレオ)

リリック&コロラトゥーラ・アリア集(1CD)
 フィルハーモニア管弦楽団
 トゥリオ・セラフィン(指揮)
 録音:1954年9月17-18、20-21日(モノラル)

カラス・アット・ラ・スカラ(1CD)
 ミラノ・スカラ座管弦楽団
 トゥリオ・セラフィン(指揮)
 録音:1955年6月9-12日(モノラル)

モーツァルト、ベートーヴェン、ウェーバー:リサイタル(1CD)
 パリ音楽院管弦楽団 
 ニコラ・レッシーニョ(指揮)
 録音:1963年12月6-23日&1964年1月8日(ステレオ)

ロッシーニ&ドニゼッティ:アリア集(1CD)
 パリ音楽院管弦楽団
 ニコラ・レッシーニョ(指揮)
 録音:1963年12月4-23日&1964年4月13-24日(ステレオ)

カラス・イン・パリ @(1CD)
 ジョルジュ・プレートル(指揮)
 フランス国立放送管弦楽団
 録音:1961年3月28-31日、4月4-5日(ステレオ)

ヴェルディ:アリア集 A
 パリ音楽院管弦楽団
 ニコラ・レッシーニョ(指揮)
 録音:1964年12月17-21日&1964年2月20-21日(ステレオ)

ファースト・レコーディングス(1CD)
 トリノRAI交響楽団 
 アルトゥーロ・バジーレ(指揮)
 録音:1949年11月8-10日(モノラル)

カラス・レアリティーズ(2CD)
 録音:1953年〜1969年(モノラル/ステレオ)

カラス・イン・パリA
 パリ音楽院管弦楽団
 ジョルジュ・プレートル(指揮)
 録音:1963年5月2-8日(ステレオ)

ヴェルディ:アリア集B(1CD)
 パリ音楽院管弦楽団&パリ国立歌劇場管弦楽団
 ニコラ・レッシーニョ(指揮)
 録音:1964、1965,1969年(ステレオ)

総合評価

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以前、これらリマスター音源から、1枚もの...

投稿日:2021/08/15 (日)

以前、これらリマスター音源から、1枚ものにまとめられたPureというCDを購入しました。あまりにもカラスの歌が上手いことに気づき、まだ当全集の在庫があることを確認し購入しました。やはり、リマスターによって音質がかなり改善されています。録音が古くなるほど、このリマスターの効果が確認できます。オペラファンは持っていて損はありません。

クラシックファン さん | 神奈川県 | 不明

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個性的な歌声に魂を揺さぶられ、時空を超え...

投稿日:2021/03/01 (月)

個性的な歌声に魂を揺さぶられ、時空を超えます。癒しのひと時をありがとう、って感じです。

アポクリファ さん | 千葉県 | 不明

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カラスの全盛期ーその声の威力と卓越した表...

投稿日:2020/12/05 (土)

カラスの全盛期ーその声の威力と卓越した表現力で、後世に残る名唱を繰り広げていたのは、50年代半ばの数年間に過ぎない。当時のライヴ録音は鑑賞用としては別個に考えるべきで、カラスの芸術を過不足なく味わえる録音は、このセットに収録されているものがすべて、といっていい。そうすると肝心なのはリマスターの効果、ということになるが、LP時代、値上げのため?再発売される度に、レコ芸の批評の最後には、「リカッティングにより音質が大幅に向上した」との一文が必ず添えられていたー十数回も。それなら当初の盤の音質はどれだけ酷かったのか、と初期盤を聴いてみると、冗談ではなくはるかに生々しくて素晴らしい。当然だ。真新しいマスターテープから丹精込めて製作されたLPー当時2、3枚組は贅沢品だったーの音質が、後年安易に手を加えられた売らんかな精神の商品に劣るはずがない。で、今回ーやはり持っておくべきか、とオーダーすることに。評価は期待値。

ボックスマニア さん | 岡山県 | 不明

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