ショスタコーヴィチ(1906-1975)

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ショスタコーヴィチ:交響曲第5番『革命』、ベルリオーズ:『ロメオとジュリエット』より『愛の情景』 スクロヴァチェフスキ&読売日本交響楽団

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
COGQ70
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

ショスタコーヴィチ:交響曲第5番、他
スクロヴァチェフスキ&読売日本交響楽団


スクロヴァチェフスキは90歳の誕生日を昨年10月3日に日本で迎えていますが、その3日後におこなわれたコンサートの模様が、このディスクに収録されたライヴ録音で聴くことができます。

【3度目のショスタコ第5番】
このときの来日ではショスタコーヴィチの交響曲第5番を集中的にとりあげられており、とても90歳の高齢とは思えない気合いの入った音楽をオーケストラとともにつくりあげていたのが印象的でした。
 スクロヴェチェフスキはショスタコーヴィチ交響曲第5番の録音を、1961年にミネアポリス響と、1990年にハレ管弦楽団とおこなっており、今回は3度目の録音ということになります。

【ロメオとジュリエット〜愛の情景】
組み合わせのベルリオーズの「愛の情景」は、1839年に書かれた劇的交響曲『ロメオとジュリエット』の第3楽章。ワーグナーが絶賛したことでも知られる個性的な美しさを持った音楽で、「静かに澄み切った夜」「音も無く人気も無いキャピュレット家の庭」「キャピュレット家の若者たちが宴の間を出て、舞踏会の音楽を口ずさみながら通る」「愛の情景」という場面を表現しています。(HMV)

【収録情報】
● ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調 op.47『革命』
● ベルリオーズ:劇的交響曲『ロメオとジュリエット』 op.17〜『愛の情景』

 読売日本交響楽団
 スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮)

 録音時期:2013年10月6日
 録音場所:横浜みなとみらいホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 SACD Hybrid

【スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ】
1923年10月3日、ポーランドのリヴォフ(現在はウクライナ領)に誕生。数々の歌劇場やオーケストラを経て、現在はミネソタ管の桂冠指揮者のほか、ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者。アメリカ国籍を得て、今はミネアポリス在住。
 ブルックナーの指揮では世界的に定評があり、ブルックナー交響曲の解釈でマーラー・ブルックナー協会から金メダルを授与。ザールブリュッケン放送響との「ブルックナー交響曲全集」は世界中で賞賛され、「カンヌ・クラシック大賞2002(19世紀管弦楽作品部門)」を受賞。
 読売日響とは1978年に初共演して以来、2000年、02年、05年と演奏を重ね、同年末には「第九」を指揮。07年4月〜10年3月、第8代常任指揮者の重責を担い、10年4月、桂冠名誉指揮者に就任。読売日響とのレコーディングでは、ブルックナー、ブラームス、R.シュトラウス、ショスタコーヴィチなどのCDをリリースし、いずれも高い評価を獲得。

内容詳細

90歳になったばかりの指揮者のライヴ。枯れない巨匠とも言われるが、それでも滋味あふれる音色は円熟と言えるだろう。辛口の演奏ではあるが色彩感はいっそう増しており、特にショスタコーヴィチはこの曲の演奏史の中でも特筆される名演だろう。大推薦。(白)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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ショスタコーヴィチに関しては、これは独特...

投稿日:2015/02/17 (火)

ショスタコーヴィチに関しては、これは独特の演奏で、こういうのはこれまで聴いたことがない。このようにコントラバスが不気味に主張する演奏はまれだし、終楽章など、他の演奏には見られない緩急があったり、出だしの音にアクセントを置いたり、様々な細工がある。楽譜には格別指定がないが、レガート処理している部分もある。コーダの入りなど、金管の音型がくっきりと浮き立ち、普段聞きなれたこの曲が全く違って聞こえる。読響もスクロヴァチェフスキの要求によく応えている。金管も整理されていて、きれいだ。高弦も細くならない。録音も非常によい。日本のオケのこうした演奏が欧米で紹介されることは稀だが、これは是非向こうのファンや批評家の意見を聞きたい。

七海耀 さん | 埼玉県 | 不明

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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

「わたしの交響曲は墓碑である」という“証言”の中の言葉によって象徴されるショスタコーヴィチの音楽と生涯への価値観の変質は、今もって盛んな議論と研究、演奏解釈によって再認識過程の最中にあるとも言えますが、作品によってはすでに演奏年数も75年に及び、伝統と新たな解釈の対照がごく自然におこなわれてきているとも言えそうです。 圧政と戦争の象徴でもあったソビエト共産主義社会の中に生き、そして逝ったショスタコ

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