Blu-ray Disc 輸入盤

『パルジファル』全曲 シノーポリ&バイロイト(1998 ステレオ)(日本語字幕付)

ワーグナー(1813-1883)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
715804
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
Blu-ray Disc
その他
:
輸入盤

商品説明


あのシノーポリのバイロイトでの『パルジファル』
日本語字幕付きブルーレイディスクで再登場!


DVD(705908)で発売されていた1998年のバイロイト音楽祭での『パルジファル』がブルーレイディスクで再登場、しかも日本語字幕付きです!
 この『パルジファル』は1985年から急逝する前年の2000年までバイロイトの主軸指揮者であったジュゼッペ・シノーポリ[1946-2001]の最も重要な記録です。遅めのテンポで晩年のワーグナーの雄大な音楽をじっくりと描きつつ、響きはあくまで明晰。改めて素晴らしいワーグナーだったと思わされます。
 キャストも充実しています。パルジファルは、1990年代のこの役の第一人者ポール・エルミング。活躍のわりに映像どころか録音も多くはない人なので、全盛期のパルジファルは貴重。全体の強い核となっています。クンドリーのリンダ・ワトソンはこれがバイロイト・デビューでした。その後10年以上にわたってバイロイトに毎年のように出演、ことに2006〜2010年はブリュンヒルデを歌って不動の名声を築きました。この頃のバイロイト音楽祭は男声低声が非常に充実しており、グルネマンツのハンス・ゾーティン、アンフォルタスのファルク・シュトルックマン、クリングゾルのエッケハルト・ヴラシハ、ティトゥレルのマティアス・ヘレと超一流の歌手がズラリ。また第一の聖杯騎士を、新国立劇場で『マイスタージンガー』のヴァルターを歌ったリチャード・ブルンナーが歌っています。1989年以来のヴォルフガング・ワーグナーの演出は、安定の一言に尽きます。
 今回のブルーレイディスクではありがたいことに日本語字幕付きです。より良い映像を日本語字幕付きでお楽しみいただけます。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・ワーグナー:『パルジファル』全曲

 ポール・エルミング(T パルジファル)
 リンダ・ワトソン(S クンドリ)
 ハンス・ゾーティン(Bs グルネマンツ)
 ファルク・シュトルックマン(Br アンフォルタス)
 エッケハルト・ヴラシハ(Br クリングゾル)
 マティアス・ヘレ(Bs ティトゥレル)
 リチャード・ブルンナー(T 第一の聖杯騎士)
 シャーンドル・ソーリョム=ナジ(Br 第二の聖杯騎士)
 サラ・フライアー(Ms 第一の小姓)
 ジェーン・ターナー(Ms 第二の小姓)
 ヘルムート・パンプフ(T 第三の小姓)
 ペーター・マウス(T 第四の小姓)
 クラウディア・バラインスキ(S 花の乙女)
 ジョイス・ガイヤー(S 花の乙女)
 ジモーネ・シュレーダー(A 花の乙女)
 カテリーナ・ベラノヴァ(S 花の乙女)
 ドロテー・ヤンセン(S 花の乙女)
 ラウラ・ニュカネン(Ms 花の乙女)
 アンドレア・ベニッヒ(Ms 天からの声)
 バイロイト祝祭舞踏団
 バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
 ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)

 演出・装置:ヴォルフガング・ワーグナー
 衣装:ラインハルト・ハインリヒ
 花の乙女たちの振付:イヴァン・マルコ

 収録時期:1998年7月6,13日
 収録場所:バイロイト祝祭劇場

 収録時間:268分
 画面:カラー、16:9、HD
 音声:PCM Stereo / DTS-HD MA 5.1
 字幕:独英仏西韓日
 Region All

 ブルーレイディスク対応機器で再生できます。

ユーザーレビュー

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貴重なシノーポリのワーグナーで歌手も充実...

投稿日:2019/08/28 (水)

貴重なシノーポリのワーグナーで歌手も充実している。画質も良くパルシファルの映像としてはイチ押し。シノーポリのワーグナーはタンホイザーのDVDとオランダ人とタンホイザーのCDぐらいしかなかったので、この映像がブルーレイ化(しかも日本語字幕入り)されたことを喜びたい。ベテランで固めた低声陣が良いのは当然だが、特にゾーティンは1981年のバイロイトの映像でもグルネマンツを歌っており、20年近くもバイロイトの重鎮として活躍して本当に素晴らしい。この曲の1幕と3幕はゾーティンなしでは聞けない。1940〜50年代のルートヴィヒ・ウェーバーの名唱に並び称される偉業だ。  タイトルロールのエルミングは1992年のベルリンの映像では弱々しかったが、6年後のこの映像では往年のコロやホフマンと比較はできないにせよしっかり歌っている。実は過去ジークフリート・イェルザレムについても同じようなことが言え、1981年のバイロイトの映像では声が貧弱だが、10年後のメットの映像ではしっかり歌っている。パルジファルという役は歌い続けていると成長するものらしい。ちなみにエルミングは1997年のベルリン国立歌劇場の来日公演でパルジファル(演奏会形式)に出演する予定だったが風邪でキャンセルし、スティー・アナセンというデンマークのテノールが代役で歌った。エルミングはその後この映像と同じ翌1998年にN響定期(ホルスト・シュタインの最後の客演)で、パルジファル第三幕を歌った。  さてヴォルフガング・ワーグナー最後の演出となったパルジファルのこの二回目の演出は90年代のバイロイトを飾った舞台で、1981年の映像で見られる70年代の第一次演出や、50年代〜60年代のウィーラント・ワーグナーの演出同様に最近のバイロイトでは主流の「読み替え」は行っていない。その意味では演出自体はオーソドックスで分かりやすいものだが、青色主体の照明や赤色の花の乙女など、原色系の照明と衣装は随分現代的なものに変えられており、その点は好みが別れるだろう。  しかし、歌とオケの充実とHD画質を考慮すれば、映像としては現状ベストの演奏と言えるだろう。クナッパーツブッシュの奇跡的な演奏(1962年でなく1951年のモノラルのほう)は別格だが、1985年のレヴァインのバイロイト盤と並ぶこの曲の名演と言って良いと思う。

みんなのまーちゃん さん | 東京都 | 不明

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92年のバレンボイムのDVDでもパルジファル...

投稿日:2013/03/11 (月)

92年のバレンボイムのDVDでもパルジファルを歌うエルミングですが、こちらのシノーポリ版のほうが、演技も声も格段に表情豊かに感じられます。 必見です。

Wittelsbach さん | 東京都 | 不明

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1997年にバイロイトで見た。舞台装置として...

投稿日:2011/08/02 (火)

1997年にバイロイトで見た。舞台装置としては、場面転換が特に印象に残る。 音楽が重い。届くのが待ち遠しい。

passage さん | 東京都 | 不明

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