生まれた時からアルデンテ

平野紗季子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784582836608
ISBN 10 : 4582836607
フォーマット
出版社
発行年月
2014年04月
日本
追加情報
:
191p;19

内容詳細

町の食堂から三ツ星レストランまで、幅広く食べつづける平野紗季子ファン待望初エッセイ集。

戦慄の1991年生まれこと平野紗季子によるファン待望の初著書。生まれた時からアルデンテな平成の食文化を綴った新しい時代の味覚エッセイガイド。世界一のレストランからロイヤルホスト観察記まで、食を楽しむことへの思いを文章と写真と引用につぐ引用で構成した一冊。小学生時代の赤裸々すぎる日記や、食文化 カタログなど特別収録多数。

【内容例】
小学生の食生活(=少女時代特有の残酷さで各種レストランへの感想を素直に記した直筆文をそのまま掲載)/
戦争を始めるフルーツサンド/beyond the 美味しい/
なぜオニオングラタンスープのこととなるとシェフは調子にのるのか?/
文化経済資本の見せびらかし/冷蔵庫、いつもは真っ暗なんだと思うと寂しい/
ガストロノミーって何ですか?自然と文化の拮抗点ですか?(=レフェルヴェソンス生江シェフとの対談)/
金券ショップの先の、ネクタイ屋の奥の、フルーツの秘境/パンケーキよりはんぺんだ/
血のマカロン事件/なんとか作れてなんとかおいしい感じの料理(=紗季子オリジナルレシピ)/
それでも美しい道路に捨てられたスターバックス/消化こわい/価値観スイッチ食事の場合/
ロイヤルホストのホスってホスピタリティのホスですか?(=3年越しの観察の果てにあった衝撃の結末)/
申し訳程度に出てきたランチサラダ/レストランの穴/食はあらゆる文化的刺激を受けうるメディアなのだ。
(=血肉となってきた本や事象が一目で分かる食カタログ)/ほか


平野紗季子(ひらの・さきこ)
1991年福岡県生まれ。2014年3月慶應義塾大学法学部卒業。小学生から食日記を付け続ける生粋のごはん狂(pure foodie)。日常の食にまつわる発見と感動を綴る「.fatale」でのブログが話題となり、現在「an・an」「SPRING」で連載中。他に「BRUTUS」「ELLE a table」など雑誌・ウェブマガジンで幅広く執筆。

【著者紹介】
平野紗季子 : 1991年福岡県生まれ。2014年3月慶應義塾大学法学部卒業。小学生から食日記を付け続ける生粋のごはん狂(pure foodie)。日常の食にまつわる発見と感動を綴るブログが話題となり、現在「an・an」「SPRING」で連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 夜長月🌙@5/19文学フリマQ38 さん

    タイトルからグルメリポートか食文化の評論かと思ってましたが全然違いました。料理やレストランの話が主なのですが彼女のあるものを見出だす感性とそれを表現できる文才に惚れました。出版が大学を卒業した4月なので書いたのはなんと学生の頃ということになります。作家の食エッセイとは違う唯一無二の味わいがありました。

  • おくちゃん🌸柳緑花紅 さん

    小学生の頃なのに食べ歩きダイヤリー!!美味しいものは色々あるけれど、今回はこの一冊が丸々美味しかった♪センス、文章、写真!!クスクス笑って、よだれが出て、小さな散財がしたくなったらいつの間にか埃を被る雑貨より、消えてなくなる料理はすがすがしい。そうだね!!一番素直でいられる時間、それがご飯を食べている時、ごはんは「どうもね〜」って感じで…わかる〜!!わかる!!

  • もんらっしぇ さん

    確信めいた予感は確かにありました。いつかこんな方が出現しメディアを騒がせるんじゃないかと。(実際にはそこまで話題になってませんかねw)著者は幼少期から食べ歩きダイアリーをつけていたほどの筋金入りのグルマン。新鮮な切り口・視点よりの、苔や蟻や土を提供する超高級店、全国展開の大手ファミレスやコンビニアイスまでの記述、なるほど食への愛に分け隔てがありません。一方で余計なお世話の勝手な心配ですが、ひとつは「博報堂新人コピーライター」という肩書を拝見し、一昔前の「椎名桜子」騒動を想い出してしまったこと…

  • バネ さん

    この作家の「食」への果てしなき執着に敬服!あと、表現の多彩さに楽しんで読むコトが出来た。(この放り投げるような発言、不味いモノは不味いと言える潔さ)特に面白かったのは「冷蔵庫のダミアン・ハースト」!また共感出来た話も多数あり、今一度「食」に関してきちんと向き合いたいという気にさせられた。

  • tetsubun1000mg さん

    筆者が書いた「味な店」を読んでいたら「生まれた時からアルデンテ」を書いた人だと分かり先に読むことにした。 タイトルのセンスがいいので気になっていた本だが、今まで読んできた食レポ、お店紹介、グルメリポートのどれでもなく筆者の食やお店、職人さんに関して感じた事を書いているような印象。 2014年に出版当時23歳だそうだが、誰の真似でもないみずみずしい感性で書かれている。 最後のロイヤルホストの遅番フロア担当者の件は驚きの結末。 読み物としても結構面白い。

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人物・団体紹介

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平野紗季子

1991年福岡県生まれ。フードエッセイスト。小学生の頃から食日記をつけ続け、慶應義塾大学在学中に日々の食生活を綴ったブログが話題となり文筆活動をスタート。雑誌等で多数連載を持つほか、ラジオ・Podcastのパーソナリティやテレビ番組への出演、菓子ブランド「(NO)RAISIN SANDWICH」の代

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