チューリングの計算理論入門 チューリング・マシンからコンピュータへ ブルーバックス

高岡詠子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062578516
ISBN 10 : 4062578514
フォーマット
出版社
発行年月
2014年02月
日本
追加情報
:
224p;18

内容詳細

チューリングは、ヒルベルトの「決定問題」を研究する中で、彼が提案した万能計算機の数学的モデル「チューリング・マシン」を使って、計算という行為を徹底的に検証した。そして、手順を示すことと、計算ができることが同じであることを示した。その手順はアルゴリズムと呼ばれ、いまではソフトウェアと言われている。コンピュータの原理としてのチューリング・マシンを解説するとともに、有名な「チューリング・マシンの停止問題」も分かりやすく説明。

目次 : 第1章 人間にとっての計算/ 第2章 機械に計算させようという試み/ 第3章 オートマトンとチューリング・マシン/ 第4章 決定問題/ 第5章 万能チューリング・マシン/ 第6章 計算量の話/ 第7章 コンピュータへの道のり

【著者紹介】
高岡詠子 : 東京都に生まれる。慶應義塾大学理工学部数理科学科卒業、同大学大学院理工学研究科計算機科学専攻博士課程修了。千歳科学技術大学総合光科学部准教授等を経て、上智大学理工学部情報理工学科准教授。博士(工学)。国際基督教大学、明治学院大学非常勤講師。専攻は、計算機科学、データベース、プログラミング教育、情報教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • かんやん さん

    ヒルベルトの23の未解決問題の一つ決定問題とは、式(証明問題)が与えられたら、それを計算(証明)するアルゴリズム(機械的な手順)はあるかということ。チューリングマシンは計算をアルゴリズムで書き表すために考案された。紙と鉛筆があればアルゴリズムを確かめることができるけど、マジでメンドーです。問題を解くアルゴリズムが存在しないとき、それは計算不可能である。ゲーデル不完全性定理によって決定問題には既に解が与えられていたが、チューリングマシンはコンピュータサイエンスの礎になる。他に計算量とP対NP問題などの話題。

  • kaizen@名古屋de朝活読書会 さん

    #説明歌 計算機計算できるかできないか計算量の予測確認

  • calaf さん

    ほとんどは、概要は知っていたけど...という感じの内容。それにしても、言葉遊びのような部分も多く、結構ややこしい...まぁ、落ち着いて考えれば分かってくるのだけど (^_^;;; そして...チューリング・マシンでのかけ算の結果はどこに書かれているのだ??? (笑)

  • あなほりふくろう さん

    万能チューリングマシンのあたりから混乱し始めましたが(苦笑)学生向けの計算機科学の入門書としては適当だと思いました。ざっくりの道中だったのでもう少し時間に余裕をもって取り組めば理解も深まりそうだったな、と自分の側に残念。「P=NP問題」がなんじゃらほいだったところだったので、概要を掴めたことははっきり収穫でした。

  • nbhd さん

    ゲーデル(11)オワタ。結論からいってしまえば、不完全性定理はチューリングマシンの考え方を援用した方が、その内容は理解しやすい、オワタ…ということが書いてあるチューリング本。だけど、目下の課題はゲーデルの方法に挑むことなので、まぁそこは一旦目をつぶる。数学の勉強をしてきて「数える」とか「無限」みたいな人間の抽象的な営みや概念の深さに感動してきたけど、チューリングに端を発する「計算する」っていうやつも奥深くて素晴らしい。そいで、それがコンピューターの礎になってるっていう…10年前に勉強しておけばよかったなぁ

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