ニーベルングの指輪 神々の黄昏、そして― 一迅社文庫

六塚光

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784758045124
ISBN 10 : 4758045127
フォーマット
出版社
発行年月
2014年04月
日本
追加情報
:
301p;15

内容詳細

ファフナーの宝物を手に入れ、穏やかな暮らしをおくるジークフリートとブリュンヒルデ。ある日、野盗に襲われていた馬車を助けたジークフリートは、馬車に乗りあわせた高貴な少女とグートルーネから強い好意を向けられる。一方、ニーベルングの指輪を手にしたブリュンヒルデは、自らの姉妹の戦乙女たちから指輪にこめられた破滅の呪いの警告を受けるのだが、最愛の男からの贈り物を手放すわけにはいかないとはねつける。ジークフリートとブリュンヒルデ、愛し合う二人の身に降りかかる指輪の呪いとその結末とは―名作ファンタジー『ニーベルングの指輪』の結末を大胆にライトノベル化!

【著者紹介】
六塚光 : 角川スニーカー文庫「タマラセ」でデビュー。岩手県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 異世界西郷さん さん

    つい2、3ヵ月前ですが、この本を見かけたとき「あっ、続編出たんだー」と驚いてしまいました。そりゃそうですよね。1巻は原典の半分までしかいってなかったんですから「二人は幸せなキスをして終了」とはいきませんよね。作者の方があとがきにも書いてあるように登場人物の大半が見事なまでのろくでなしっぷりを発揮しますが、欲しい物のためならどこまでも汚くなれるというのは逆に人間らしくも感じます。実に素晴らしい悲劇であったと思います。

  • T.Y. さん

    これにて完結。ジークフリート達に助けられた領主グンターとその妹グートルーネが、それぞれブリュンヒルデとジークフリートに一目惚れ。指輪を狙うグンターの義弟ハーゲンの陰謀もあって、ジークフリートは彼らの手に落ちブリュンヒルデとの間も引き裂かれるが…。大筋において原作を辿った悲劇で、前半のイチャイチャもそれを引き立てるが、後味の悪さ控え目で希望を見せる展開と締め。戦乙女として格好良いところも見せるヒロインがポイント。あくまでジークフリートの物語としてのライトノベル化なので、ヴォータンの没落は脇に退けられている。

  • nanashi さん

    完結。囚われのヒロインを助け出すのは主人公の役割。戦いの中で記憶を取り戻すとはいかにもラノベ的な展開。ジークフリートは見事なヒロインだった。

  • tonkatudon さん

    ラノベというには、ドロドロしていますね。 まあ、ラノベらしいシーンは魔法の描写とかですか。 オーディンとかヴォータンとかゲームではカッコよく描かれてますが。 どう見ても、地方の陰気くさい神様にしか見えませんね。 まあ、北欧神話らしいといえばそうなのですが。

  • nawade さん

    ★★★☆☆ ワーグナーのオペラ「ニーベルングの指輪」ラノベ化企画第2弾。1作目は第2夜ジークフリートを小説化し、ハッピーエンドを迎えたところで終わったが、本巻は第3夜神々の黄昏を小説化している。1作目の部分は英雄譚なのでラノベ化しやすくオリジナル要素を盛り込みつつ、きちんとまとまっていたが、本巻ではまさかのこの後どうするんだ?の部分をラノベ化。特に原作のNTR部分とかどうするのか注目していたが、そこは作品の大事な所なので触れないでおきます。ただ、作者の後味の悪さを極力排除しようとしようとする努力は伺えた。

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角川スニーカー文庫「タマラセ」でデビュー。岩手県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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