LPレコード

交響曲第4番:ゲルハルト・ボッセ指揮&神戸市室内合奏団 (アナログレコード)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KRSLH26
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
LPレコード

商品説明

ゲルハルト・ボッセ&神戸市室内合奏団
ベートーヴェン:交響曲第4番


ゲヴァントハウス時代からベートーヴェンはいつも身近にあり崇敬していたというボッセ氏。後半生はその真髄を次の世代へ受け渡すことに力を注ぎました。1998年から首席指揮者、音楽監督としてボッセが2012年に亡くなるまで務めた神戸市室内合奏団の2007年の定期演奏会のライヴ録音。その薫陶を受け、見事に再現したと思われる同室内合奏団によるベートーヴェンの第4番は、生き生きとした躍動感のなかに、自然な叙情があり、聴くものに親しみを感じさせる貴重な1枚。
 ブックレットの解説:中村孝義、寄稿:菅野ボッセ美智子。(KRS)

【プロフィール】
ゲルハルト・ボッセは1922年にライプツィヒ近郊のヴルツェンに誕生。2歳の時から父にヴァイオリンを習い、続いて、当時ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートマスターだったエドガー・ヴォルガントに師事、その後、ライプツィヒ音楽大学のヴェルター・ダヴィソンに教えを受けます。
 ライプツィヒ音楽大学在学中からゲヴァントハウス管弦楽団で演奏し、 第二次世界大戦中は、リンツ・ブルックナー管弦楽団のメンバーとして、フルトヴェングラー、力ラヤン、ベームといった多くの指揮者のもとで演奏。
 戦後、1946年にはヴァイマール音楽大学の講師として迎えられ、1949年、同音楽大学教授に就任して教育分野での活動を展開。
 1951年になると、ライプツィヒ放送交響楽団の第1コンサートマスターとなり、同年、ライプツィヒ音楽大学のオーケストラ科と室内楽マスタークラスの主任教授に就任。
 1955年には、ゲヴァントハウス管弦楽団の第1コンサートマスターとして迎えられ、コンヴィチュニーやノイマン、マズアらのもとで1987年まで在任、その間、1972年にはライプツィヒ市からニキシュ賞を授与されています。
 ボッセはコンサートマスターのほか、ソロ・ヴァイオリニストとしても活躍、さらに1955年には恩師であるヴォルガントのあとを継いでゲヴァントハウス弦楽四重奏団の第1ヴァイオリン奏者となり、さらに1962年にはゲヴァントハウス・バッハ管弦楽団を創設、以後、コンマス、ソロ・ヴァイオリニスト、カルテット、指揮者、教育者という多彩な活動を展開。
 1961年には、フランツ・コンヴィチュニー指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートマスターとして初来日し、1964年にはゲヴァントハウス弦楽四重奏団として来日、1978年には自身が創設したゲヴァントハウス・バッハ管弦楽団と共に来日するなど、ヴァイオリニスト以外の活動も熱心であったため、その来日回数は非常に多く、1980年には霧島国際音楽祭・講習会を創設して音楽監督を務め、毎年指導にあたることとなります。
 一方、来日が多かったため、新日本フィルハーモニー交響楽団のほか、数多くの日本のオーケストラへの客演活動も展開、さらに、1994年には東京芸術大学客員教授となり、2000年まで務めあげたのち、同年4月からは、神戸市室内合奏団の音楽監督に就任。2012年2月1日に大阪府高槻市の自宅で大腸がんのため亡くなっています。
 その間、1998年にはドイツ連邦共和国第一等功労十字勲章を受章し、2005年には神戸市文化賞、2008年、エクソン・モービル音楽賞洋楽部門本賞などを受賞していました。(HMV)

【収録情報】
ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調 Op.60

 神戸市室内合奏団
 ゲルハルト・ボッセ(指揮)

 録音時期:2007年10月13日
 録音場所:神戸文化ホール中ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 33 3/1回転、30センチ・アナログLP 重量盤180g

ユーザーレビュー

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これもまた、実演を生で聴いていた。感動し...

投稿日:2020/02/16 (日)

これもまた、実演を生で聴いていた。感動した。カラヤンの指揮によるベートーヴェンの交響曲第4番は、時代の解釈と演奏が解るが珍妙な演奏ばかりCDで聴いていた。そこで、演奏会で聴いていた。ボッセ氏の指揮の演奏は、明解で心地よいものでした。きっとベートーヴェンも満足している。是非とも、多くの人に、聴いて欲しいLPです。

カニさん さん | 兵庫県 | 不明

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人物・団体紹介

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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