DVD 輸入盤

交響曲第9番 バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリン(2009)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
703708
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
輸入盤

商品説明

ド迫力の内容を映像で体感!
バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリン
マーラーの第9交響曲2009年ライヴ


2010年の生誕150周年に引き続き、2011年も歿後100周年にあたるということで、マーラーの注目すべき映像作品が「C Major」よりリリースされます。バレンボイムが手兵シュターツカペレ・ベルリンを指揮したマーラーの第9交響曲は、2009年4月にベルリンのフィルハーモニーで行われた演奏をライヴ収録したものです。
 じきに半世紀に迫ろうかという指揮者としてのキャリアを積み上げ、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナー、シューマンなどの主要な交響曲全集を完成させているバレンボイムも、マーラーの交響曲についてはわずかに4 曲を録音しているのみというのは少々意外に感じられるところです。これまでにバレンボイムは、1991年にシカゴ響と『大地の歌』をライヴ録音1997年にシカゴ響と交響曲第5番をライヴ録音しているほか、2005年にシュターツカペレ・ベルリンと交響曲第7番をライヴ録音2006年にはシュターツカペレ・ベルリンと交響曲第9番をライヴ録音しています。
 このように、すべてライヴで収録されている点も興味深いバレンボイムのマーラー録音ですが、いずれ劣らずゆたかなオーケストラ・サウンドの醍醐味を心ゆくまで実感させてくれるもので、この指揮者の持ち味というべきドラマティックでパワフルな方向性が特徴的でした。なかでも、2006年11月に収録された第9番のライヴ・レコーディングといえば、バレンボイムがこの作品を集中的に取り上げていた時期に行われたものとして、ひときわ熱く濃厚で激情型の演奏がすでに知られているので、それからおよそ2年半ぶり、手兵と同一のロケーションで行ったここでの内容にも、同様のにハイテンションで劇的な音楽づくりを期待できそうです。
 ちなみに、手兵とのマーラーの第9交響曲再演となった2009年4月5日の演奏は、ちょうどバレンボイムがブーレーズとともにシュターツカペレ・ベルリンを指揮して取り組んでいた「マーラーの交響曲連続演奏会」の一環としておこなわれたもので、「マーラー・プロジェクト」と題するボーナス・トラックには、バレンボイムとブーレーズとのマーラー談義と並行して、シリーズのメイキングともいうべきリハーサルの模様がふんだんに収録されています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・マーラー:交響曲第9番ニ長調

 シュターツカペレ・ベルリン
 ダニエル・バレンボイム(指揮)

 収録時期:2009年4月5日
 収録場所:ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

ボーナス映像(22分、PCMステレオ、字幕:英語)
・ドキュメンタリー『バレンボイムとブーレーズが見た「マーラーの音楽世界」』

 撮影監督:アンドレアス・モレル、クリストフ・エンゲル
 映像制作:ユニテル・クラシカ

 収録時間:101分(本編79分)
 画面:カラー、16:9
 本編音声:PCMステレオ、dtsサラウンド5.1
 NTSC
 Region All

ユーザーレビュー

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このDVDはそれほどの名演とは思わないが...

投稿日:2012/03/17 (土)

このDVDはそれほどの名演とは思わないが、買って損はないレベル。それにしても、マーラーは音だけなら毎年山のように録音、再発売されるが、映像作品はぽつぽつ出る程度。もっとマーラーの映像作品を出してもらいたいものだ。

akiapple さん | 不明 | 不明

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近年稀に見る9番の超名演。CDの7番も素...

投稿日:2011/03/05 (土)

近年稀に見る9番の超名演。CDの7番も素晴らしかったが、9番はいまいちだった。だがこのDVDは別人の如き物凄い演奏。シュターツカペレ・ベルリンから実にコクのある有機的な音を引き出していて、あの世へ連れて行かれそうで、聴いていて怖くなってしまう。是非7番もシュターツカペレ・ベルリンとDVDを出して欲しい。

カバポチ さん | 神奈川県 | 不明

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バレンボイムは本当に出来不出来の激しい指...

投稿日:2011/02/26 (土)

バレンボイムは本当に出来不出来の激しい指揮者だ。2007年10月、同じコンビのサントリーホールでの9番は、ベルリン国立歌劇場来日公演(バレンボイムが3演目すべてを指揮した)の合間の演奏だったせいもあって、全く覇気のない事務的な出来ばえに終始し、ひどく失望したのを覚えている。ところが2009年4月5日、ベルリン・フィルハーモニーでのこの収録は別人のように素晴らしい。上述の表記を信じるならば2007年春、ブーレーズとバレンボイムがマーラー交響曲連続演奏会をおこなった時の演奏ではないようだ。第1楽章第1主題におけるヴィオラ以下のピツィカート、ホルンの対旋律の強調から早くも明らかな通り、主旋律よりもポリフォニー重視。各楽章とも基本テンポは速めで、シェーンベルクやベルクの視点から9番を振り返ったような、非常に表出力の強い表現主義的演奏。バレンボイムのマーラー演奏のなかでも、飛び抜けて旗幟鮮明なアプローチで、CDの時にも大いに誉めたが、改めて感服させられた。9番に関してはバーンスタインがケタ違いの別格的演奏だが、彼以外にもう一人、指揮者を挙げるとしたら、私はバレンボイムを採る。ただ一つ、楽章間の間(ま)を切り取ってしまった編集の仕方は感心できない。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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