CD 輸入盤

交響曲第4番『ロマンティック』 バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリン(2008)

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SKB0001
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


シュターツカペレ・ベルリン自主制作
バレンボイム/ベートーヴェン・ブルックナーツィクルス第1弾
ブルックナー:交響曲第4番『ロマンティック』

ドイツ・グラモフォンのシカゴ響盤、テルデックのベルリン・フィル盤に続く、バレンボイム3度目のブルックナー交響曲シリーズのスタート。
 ワーグナーやブルックナーにおけるドラマティックで重厚な演奏がドイツで高く評価されるバレンボイム。フルトヴェングラーに私淑しながらもブーレーズとはきわめて親しい関係にあり、パレスチナの思想家エドワード・サイードとの交流からは「ウェスト・イースタン・ディヴァン・オーケストラ」を創設するなど、多彩な活動を展開するバレンボイム。
 現在、ドイツでは、当たったときのコンサートの感銘深さでは最高の指揮者の一人と目されているバレンボイムですが、中でもブルックナーやベートーヴェン、マーラーでの劇的な音楽の素晴らしさには定評があり、先日おこなわれたブルックナー第5番でのティンパニの皮が破れるほどの力演は大きな話題となったものです。
 11歳でマルケヴィッチのマスタークラスに出席し、12歳でフルトヴェングラーからピアノの天才と称えられ、ブーランジェには作曲と和声を師事するなど早くから多方面に才能を示したバレンボイムの指揮のキャリアはすでに40年以上。
 演奏のシュターツカペレ・ベルリンは、ベルリン国立歌劇場のオーケストラで、同劇場の音楽監督を1992年以来務めているバレンボイムとの関係はオペラとコンサートの両面に渡り、幅広く深いものがあることはすでに数々の録音でも証明済み。
 ドラマティックでありながらもたっぷりとうねる雄大なスケールの音楽を聴かせる近年のバレンボイムの手腕は素晴らしいものですが、それも長年の手兵であるシュターツカペレ・ベルリンの実力があればこそでしょう。なお、演奏会当日の前半のプログラムはデボラ・ポラスキ独唱によるシェーンベルクの6つの管弦楽伴奏付き歌曲というものでした。(HMV)

【収録情報】
・ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調 WAB.104『ロマンティック』[ハース版]

 シュターツカペレ・ベルリン
 ダニエル・バレンボイム(指揮)

 録音時期:2008年10月15日
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:デジタル(ライヴ)

ユーザーレビュー

総合評価

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バレンボイムというよりもスゥイトナーでないSKBのブル...

投稿日:2012/04/01 (日)

バレンボイムというよりもスゥイトナーでないSKBのブルックナーが聴きたくて購入。大変素晴らしく早速BPO・シカゴ響のCDを引っ張り出して聞き比べました。シカゴ響との録音は、バレンボイムが若くやや異なる雰囲気がありますがベースは変わらず、各超一流オケの響きの違いを興味深く聴きました。SKBの重厚な響きとあいまって熟成したバレンボイムの演奏が印象的。ブルックナーの清澄感とわびさび感をよくだしていると思います。

コーキロマンハ さん | 兵庫県 | 不明

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フルトヴェングラーのコピーだと揶揄される...

投稿日:2011/01/09 (日)

フルトヴェングラーのコピーだと揶揄されるバレンボイムだが、この「ロマンティック」は文句なしに素晴らしい。 オケの響きの美しいこと。ライヴにしては安定した音程。そして壮大なスケール。 安心してブルックナーの大河に身を任すことができる。 お客の熱狂的な拍手も納得。

マラ3マニア さん | 東京都 | 不明

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ブルックナー・ファンの皆さんの顰蹙を買い...

投稿日:2011/01/06 (木)

ブルックナー・ファンの皆さんの顰蹙を買いそうだが、実はCSO、BPOとの全集ともに大好きだった。CSOとの8番、BPOとの5番などは本当にいい演奏だったと今でも思っているし、バレンボイムのブルックナーの特質は「フルトヴェングラー風」うんぬんよりも、むしろ世界屈指の機能的な両オケを擁してのモダンな切れ味の良さにあったはず。ただし、BPOとの8番のように明らかな「不発」の演奏もあって、それは客演ゆえの限界かとも思っていた。さて、そこで今度は文句なしの手兵を起用しての三度目の全集録音第1弾。年齢から言って「巨匠」風であるのは少しもおかしくないし、終楽章で第1楽章の主題が戻ってくる「総括部」など、堂々たる幅広いテンポだが、あまりにも泰然自若とし過ぎている。4番に関しては、もう少しアグレッシヴであっても良かったのではないか。むしろ若い頃のバレンボイムが懐かしい。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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