CD 輸入盤

ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番、ラフマニノフ:ヴォカリーズ、他 バティアシヴィリ、グリモー、サロネン&バイエルン放送響

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4779299
組み枚数
:
1
レーベル
:
Dg
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

リサ・バティアシヴィリ/時の谺(こだま)
DGへの移籍第1弾は20世紀の作品集


才色兼備のヴァイオリニスト、リサ・バティアシヴィリ移籍第1弾。ソビエト連邦で政治的事件や抑圧によって大きな影響を受けた作曲家たちに焦点を当てた選曲。彼女自身も1991年のグルジアの動乱から家族とともにドイツに亡命していることからも興味深いアルバムです。
 現代音楽の古典ともいえるショスタコーヴィチの傑作とラフマニノフの美しいヴォカリーズ。リサと同国であるグルジアのギヤ・カンチェリのムード溢れる『V&V』、エストニアのアルヴォ・ペルトによる崇高な『鏡の中の鏡』と20世紀全体を広範に扱ったアルバム。作曲家でもあり、現代作品の指揮に特に定評のあるサロネン指揮のバイエルン放送響、そして、ピアノはグリモーという豪華共演者も魅力的なアルバムです。(ユニバーサルIMS)

【収録情報】
1. ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 Op.99
2. ショスタコーヴィチ:『7つの人形の踊り』から「抒情的なワルツ」(編:タマーシュ・バティアシヴィリ)
3. カンチェリ:ヴァイオリン、弦楽合奏とテープのための『V&V』
4. ペルト:鏡の中の鏡
5. ラフマニノフ:ヴォカリーズ

 リサ・バティアシヴィリ(ヴァイオリン)
 エレーヌ・グリモー(ピアノ:4,5)
 バイエルン放送交響楽団(1-3)
 エサ=ペッカ・サロネン(指揮:1-3)

 録音時期:2010年5月6日-9日(1-3)、2010年11月27日(4,5)
 録音方式:デジタル

【リサ・バティアシヴィリ Lisa Batiashvili】
グルジアの首都トビリシに生まれ、1994年からミュンヘンに居を移し、ミュンヘンの音楽大学でアナ・チュマチェンコに師事とで研鑽を積んだバティアシュヴィリ。1995年、シベリウス・コンクールに史上最年少の16歳で出場し2位入賞、2001年にはBBCが立ち上げた「New Generation Artists」の初代メンバーに選出され、BBCプロムスでのデビューはBBC Music Magazineで「本年最も傑出した存在」と称賛されました。2003年にはシュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭でレナード・バーンスタイン賞を獲得し、その後ボン国際ベートーヴェン音楽祭ではベートーヴェン・リング賞を獲得しています。(ユニバーサルIMS)

収録曲   

  • 01. Nocturne (Moderato) - Dr. Alexander Buhr, Lisa Batiashvili, Sid McLauchlan, Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks, Esa-Pekka Salonen, Rainer Maillard, Daniel Kemper, Dmitri Shostakovich
  • 02. Scherzo (Allegro) - Lisa Batiashvili, Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks, Esa-Pekka Salonen, Dr. Alexander Buhr, Sid McLauchlan, Rainer Maillard, Daniel Kemper, Dmitri Shostakovich
  • 03. Passacaglia (Andante) - Lisa Batiashvili, Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks, Esa-Pekka Salonen, Dr. Alexander Buhr, Sid McLauchlan, Rainer Maillard, Daniel Kemper, Dmitri Shostakovich
  • 04. Burlesque (Allegro con brio - Presto) - Lisa Batiashvili, Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks, Esa-Pekka Salonen, Dr. Alexander Buhr, Sid McLauchlan, Rainer Maillard, Daniel Kemper, Dmitri Shostakovich
  • 05. V & V - Lisa Batiashvili, Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks, Esa-Pekka Salonen, Dr. Alexander Buhr, Sid McLauchlan, Rainer Maillard, Daniel Kemper, Giya Kancheli
  • 06. Lyric Waltz - Lisa Batiashvili, Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks, Esa-Pekka Salonen, Dr. Alexander Buhr, Sid McLauchlan, Rainer Maillard, Daniel Kemper
  • 07. Spiegel im Spiegel - Dr. Alexander Buhr, Lisa Batiashvili, Helene Grimaud, Sid McLauchlan, Rainer Maillard, Arvo Part
  • 08. Vocalise, Op.34 No.14 - Dr. Alexander Buhr, Lisa Batiashvili, Helene Grimaud, Sid McLauchlan, Rainer Maillard, Sergey Vasil'yevich Rachmaninov

総合評価

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非常に優れたアルバムである。ひとつひとつ...

投稿日:2022/08/11 (木)

非常に優れたアルバムである。ひとつひとつ曲の演奏も良いが、何より本来は直接関係はない東欧の20世紀の作品を1つのメッセージ性を持って構成してある点が個性的である。メインディッシュと言えるショスタコーヴィチのバイオリン協奏曲は、ロシア型の爆演というより、内省的で繊細な陰影に精密に焦点を当てており、特にカデンツァは印象的である。それ以外の小品も粒ぞろい。ピアノの部分はそれほど難曲とは思われない2つの小品のためにグリモーまで引っ張り出し、DGは最大限のサポートをしている。録音も優秀。

saitaman さん | 埼玉県 | 不明

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このアルバムのメインであるショスタコーヴ...

投稿日:2018/02/28 (水)

このアルバムのメインであるショスタコーヴィチの『ヴァイオリン協奏曲第1番』が以外とオーソドックスに感じられて少し残念。 近年ではハーン。一昔前ではコーガンとスヴェトラーノフの演奏が頭に刷り込まれていて、この曲は攻撃的なソロを弾いてくれないと満足出来なくなっているようだ。 カンチェリの『VとV』やペルトの『鏡の中の鏡』の演奏が興味深く、現代作曲家の作品を今後是非録音してほしい。 ラフマニノフの『ヴォカリーズ』は感情が込められていてとても良い。 リサ・バティアシュヴィリの父、タマシュ・バティアシュヴィリ編曲によるショスタコーヴィチの『抒情的なワルツ』は独特の雰囲気があり面白かった。

ユローヂィヴィ さん | 大阪府 | 不明

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ショスタコービッチのバイオリン協奏曲、何...

投稿日:2015/01/31 (土)

ショスタコービッチのバイオリン協奏曲、何度も聴くうちにその素晴らしさに圧倒されます。最初のうちは第3楽章のカデンツァが楽しみでしたが、 第2楽章前半の独奏バイオリンと低音楽器(バスクラリネットだと思います)の絡み、後半では普通のクラリネットとの絡みが楽しめます。 第4楽章では独奏バイオリンを煽り立てるような木琴(あの硬い響きはマリンバではなくシロフォンでしょう)をはじめとする打楽器群が素晴らしい。

ガメラ さん | 群馬県 | 不明

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