CD 輸入盤

ブルックナー:交響曲第4番、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番 テンシュテット&ベルリン・フィル、ゲルバー(1981)(2CD)

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
JSBT28448
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ブルックナー:交響曲第4番、他(2CD)
テンシュテット&ベルリン・フィル
遅めのテンポによる劇的な名演!


1977年に初共演をして以来、14年間で23回ベルリン・フィルの指揮台に上がったテンシュテットの貴重な公演記録の中から、5夜のコンサートが一挙に世界初発売されることとなりました。なお、当商品の解説書は日本語で、CDのプレスも日本という国内盤仕様となっています。

【ブルックナー4番とベートーヴェン】
 当アルバムのメイン・プログラムは、テンシュテットが得意としていたブルックナー交響曲第4番。テンシュテットは第8番については標準的もしくは若干速めの基本テンポで演奏していましたが、第4番については遅めのテンポで重厚に描きあげることが多く、ここでも70分近い時間をかけて劇的な演奏を展開しています。前プロとしては、ソリストにブルーノ・レオナルド・ゲルバーを迎え、ベートーヴェン最初のピアノ協奏曲である第2番をとりあげています。

【解説書より抜粋】
テンシュテットの指揮者としてのコミュニケーションはどうだったのだろうか? ヴァッツェルによると「確かに、彼はよくしゃべったが、“ああしろこうしろ”と指示することは稀だった。彼のアプローチは常に開放的で、これが演奏に好影響を与えた。演奏は常に、彼にとっても我々にとってもまさに冒険だった。彼が学術的アプローチに興味があったとは思えない。彼の楽団員とのかかわりはいつもとてもシンプルで、協力的でとても温かみがあった。・・・中略・・・・ ゲルバーは、我々が持つベートーヴェンの様式に束縛されないスタイルで演奏した。「音色は機敏で上品、アダージョでは感動的で若々しい瞑想を表現した。」ターゲスシュピーゲル紙のヴァルター・ケンパーは、ゲルバーがベートーヴェンの協奏曲第2番を取り上げたことを称賛した。「このピアニストの完全無欠な芸術的手腕には感服した。響きの魅力、繊細なアーティキュレイション、理想的なオーケストラとのコンビネーション。ピアニストとオケが対話するかのような演奏はめったに聴けないものだ。」

【収録情報】
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 作品19
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』WAB.104 [ハース版]

 ブルーノ・レオナルド・ゲルバー(ピアノ)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 クラウス・テンシュテット(指揮)

 録音時期:1981年12月
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:ステレオ(ライヴ)

【TESTAMENT テンシュテット・シリーズ】
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JSBT 8446 ドヴォルザーク:交響曲第8番、モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番、他

総合評価

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ベートーヴェンは(たぶん)名演でしょう。...

投稿日:2011/08/28 (日)

ベートーヴェンは(たぶん)名演でしょう。あんまり聴いたことがない曲でして、良し悪しはわかりません。いい曲だなあと聴き惚れただけでありました。一方のブルックナー。ベルリンフィルとはセッション録音もあり、またロンドンフィルとのディスクもあり、得意のレパートリーなんですかね。第8番のディスクもそうでしたが、ベルリンフィルとのこのシリーズ、録音バランスにちょっと違和感があって、要は、テンシュテットならもっと鳴らしてるよな(特にティンパニ)と思われるバランスがとらえられていなくて、いささか迫力不足に思えるのです。冒頭からベートーヴェンとは違うバランス・音圧で鳴らしてるのはビシビシ伝わってくるので、甚だ残念。だから、やや弱い調子に聴こえ、名演とは言いきる勇気はないなあ。いかにもテンシュテットらしい、大演奏であることには間違いはないですけどね。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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「ロマンティック」といえば、ヴァント、朝...

投稿日:2011/02/17 (木)

「ロマンティック」といえば、ヴァント、朝比奈、ムーティ。テンシュテットはかなりフルヴェン風だが、彼のように深みがなく無機的。僕の耳には凡演に聴こえる。テスタメントのテンシュテットシリーズは期待はずれだった。美学のプロフェッサーは「狂気」がどうとかいって誉めるのだろうが、それは彼の頭にしかない。

ushio さん | 東京都 | 不明

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ブルックナーは海賊盤で出ていたものと同一...

投稿日:2011/01/25 (火)

ブルックナーは海賊盤で出ていたものと同一音源かと思いますが、音の厚みが増しこれ以上言うことない演奏です。本人も得意にしていたと言う通り、ブルックナーの中では4番が最もテンシュテットに合う演目ではないかと思います。 ただ、題名から連想される「ロマンティック」な甘いイメージよりももう少し厳しい表情づけで、ゴシック建築を観るような趣がありますね。 出来れば9番を聴いてみたかった。。。と思うのは私だけでしょうか?

G.v.Eisenstein さん | BRAZIL | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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