CD 輸入盤

交響曲第9番 サロネン&フィルハーモニア管弦楽団

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SIGCD188
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

マーラー交響曲第9番
サロネン&フィルハーモニア


1983年に急病のティルソン・トーマスの代役としてフィルハーモニア管弦楽団の指揮台に立ちマーラーの『交響曲第3番』で大成功を収め、同団の首席客演指揮者、ロサンジェルス・フィルの音楽監督を経て、2008/2009シーズンから首席指揮者兼音楽監督としてフィルハーモニア管弦楽団に戻ってきたサロネン。
 シェーンベルクの『グレの歌』(SIGCD173)ベルリオーズの『幻想交響曲』(SIGCD193)に続き、早くも登場となるサロネン&フィルハーモニアのリリース第3弾は、マーラーの『交響曲第9番』!
 交響曲第9番のジンクスへの恐れ。以前の自作からの引用。第4楽章の最後に書き込まれた「ersterbend(死に絶えるように)」の指示。「死」と結びついたマーラー最後の交響曲であり最高傑作とされる『交響曲第9番』。
 サロネン&フィルハーモニア管のマーラー『交響曲第9番』の演奏時間は、第1楽章:25'44"、第2楽章:15'10"、第3楽章:12'46"、第4楽章:24'03"(全曲で77'43")。
 弦楽セクションが奏でる静かな叫び。ホルン、トロンボーン、トランペットの咆哮。そして「死」を超越したかのような深く清く尊い世界が広がる第4楽章のアダージョ・・・。「黄金時代」に突入したサロネンとフィルハーモニア管弦楽団が渾身の力を振り絞り創造したマーラーの「交響曲第9番」の誕生です。(東京エムプラス)

【収録情報】
・マーラー:交響曲第9番ニ長調 [77:43]
 第1楽章 アンダンテ・コモド [25:44]
 第2楽章 ゆっくりとしたレントラーのテンポで [15:10]
 第3楽章 ロンド ブレルスケ [12:46]
 第4楽章 アダージョ [24:03]
 フィルハーモニア管弦楽団
 エサ=ペッカ・サロネン(指揮)

 録音時期:2009年3月22日
 録音場所:ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
 録音方式:デジタル(ライヴ)

収録曲   

  • 01. Mahler: Symphony No. 9 [77:43] : I. Andante comodo [25:44]
  • 02. II. Im Tempo eines gemachlichen Landlers. Etwas tappisch und sehr derb [15:10]
  • 03. III. Rondo-Burleske. Allegro assai. Sehr trotzig [12:46]
  • 04. IV. Adagio. Sehr langsam und noch zuruckhaltend [24:03]

ユーザーレビュー

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マーラーの9番には、バーンスタインの超ド...

投稿日:2012/09/10 (月)

マーラーの9番には、バーンスタインの超ド級の演奏、一方、実にクールなブーレーズ等、何でもやっちゃうマゼールなどの盤など、数多の演奏が存在していて、これからの指揮者が、この曲を録音していくのは、並大抵のことではない。そんな事、全く気にしないで、一期一会の演奏を、名刺代わりに自らのマーラー9番を、繰り広げた俊英。これからの時代の、否、現在のクラシック音楽を担うサロネンは、遂に首席指揮者となったフィルハーモニアと、自らの持ったるものを、交響曲史上の頂点をなすこの曲で、自らの独自な音楽特性を十全に披露し、サロネンらしく精緻に、流麗、混沌も明確に、ライヴならではの高揚感と緊張感、特に悲嘆、恐怖、諦観の深い4楽章の慟哭など、見事な感動を発して、演奏しています。遅くない、粘っこくもないので、CD1枚に収まり、見事、計算されたものと、交響曲史、人生の終わりを告げる音楽を、熱く、真摯に刻み込んだ名演奏。フィルハーモニアは、ハードスケジュールオケだけど、首席指揮者に、間違いは、起こさない。’13年冬の来日公演は、ベートーヴェン、ハルサイ、シベリウス、マーラー1番等。あの、豪快な指揮姿が、目に浮かぶ。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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 流石、サロネン、フィルハーモニア、好調...

投稿日:2011/02/03 (木)

 流石、サロネン、フィルハーモニア、好調なのは2010年の来日公演でも証明済みですが、交響曲史の極致たるこの曲でも、明確、明快、こんなところで鐘なんか使われてたのかと、知らしめてくれました(ウィーンフィルとの公演が実現しなかったのは、残念)。意外や、4楽章は、じっくり、旋律を歌わせ、マーラーの慟哭を見事、表現しています、ライヴでは、やはり、燃焼、気持ちの入った演奏をする人です。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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なかなか評価の難しい演奏。第1楽章のクラ...

投稿日:2010/07/06 (火)

なかなか評価の難しい演奏。第1楽章のクライマックス、序奏のリズム・モティーフがトロンボーンの最強奏で戻ってくる、いわゆる「死の打撃」部分の打楽器の扱いなどは、なるほど目からウロコの見事な楽譜の読みだ。しかし過度な情緒的のめりこみを排して、緩みのない速めのテンポで進められる両端楽章、リズミックな推進力とポリフォニックな多声様式を両立させた中間楽章、いずれも水準以上の出来だとは思うのだが、これまでのサロネンの仕事ぶりを知る者としては、彼ならもっとやれる、もう一押しが足らないという印象もまた禁じ得ない。この今一つの食い足らなさがオケのせいなのかどうかは、今秋のウィーン・フィルとの来日公演で明らかになるだろう。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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