SACD

交響曲第9番 スクロヴァチェフスキ&読売日本交響楽団

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
COGQ41
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ライブ盤, ハイブリッド

商品説明

この日の演奏に、人は神の声を聴いた! ミスターS、ありがとう。
スクロヴァチェフスキ&読売日本交響楽団/ブルックナー:交響曲第9番


2007年に読売日本交響楽団の常任指揮者に就任し、2009年シーズン終了とともにそのポストを去る87歳の巨匠が成し遂げた奇蹟のライヴ録音です。
 ポーランドに生まれ、第二次世界大戦で手のひらを負傷するまではピアニストを目指していたスクロヴァチェフスキは戦後、作曲家の道を選択し、パリでストラヴィンスキーのような大作曲家たちと親交を深めます。その後、生活のための始めた指揮活動が評判を呼び、故国のオーケストラの指揮者を務めてから、クリーヴランド管弦楽団のシェフであったジョージ・セルに呼び寄せられて渡米。ミネアポリス交響楽団(現ミネソタ管弦楽団)、ハレ管弦楽団などのシェフを歴任しました。
 現在も休暇のたびに作曲にいそしむ巨匠ですから、十八番とするのはバルトーク、プロコフィエフ、ストラヴィンスキーといった近現代の作曲家。しかし、日本のファンの間で、その評価を決定的にしたのは、1991年からスタートしたザールブリュッケン放送交響楽団とのブルックナー交響曲全集(ArteNova)でした。いきなりの廉価盤ということもあって、CDは出すたびにベストセラーとなり、「チェリビダッケ、ヴァントの次はスクロヴァ」というのが、ブルックナー・ファンの共通認識となりました。
 読響とのブラームス交響曲全集を進行中のDENONですが、あまりにも評判を呼んだブルックナー交響曲第9番の演奏会をレコーディングした以上、ブラームスの交響曲第4番に先んじて、こちらをリリースすることを決断いたしました。ちなみにこの第9番は、巨匠がもっとも得意とする演目のひとつで、過去にはミネソタ管との1991年の録音(Reference)、2001年のザールブリュッケン放送響との録音(ArteNova)が存在します。巨匠と読響のコンビがたどり着いた峻厳な音楽の巨峰をSACDの鮮烈で雄大なサウンドでお楽しみください。(コロムビアミュージックエンタテインメント)

【収録情報】
・ブルックナー:交響曲第9番ニ短調
 読売日本交響楽団
 スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮)

 録音時期:2009年9月23日
 録音場所:東京芸術劇場
 録音方式:デジタル(ライヴ)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

内容詳細

絶対に神秘的にやらないブルックナー。ミスターSにとっては、演奏する作品が何であれ、あくまでスコアをリアリスティックに鳴らすことが最重要なのだ。でも考えてみれば当たり前。音楽家は音楽家であって、似非文学者や哲学者じゃない。大きな拍手を。(教)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
6
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
3
★
★
☆
☆
☆
 
1
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
ブルックナー指揮者としては、なかなか素晴...

投稿日:2011/10/19 (水)

ブルックナー指揮者としては、なかなか素晴らしいのだろうと思わせる演奏だった。しかしことこのCDから聴こえてくる演奏に関しては、まず音楽の細部にまで指揮者の意思が行き届いていないこと、随所に現れる楽器の強弱のバランスがヘンテコなこと、など、問題点も多い。前者の問題は、素朴さをかもし出すプラス要素にもなりそうだが、後者の問題は、明らかに故意であり、こんな「レントゲンで美女を鑑賞するようなブルックナー」は、ちょいと趣味に合わない。

エーテルの風 さん | 長野県 | 不明

0
★
★
★
☆
☆
高評価が多いようですけど、どうでしょう、...

投稿日:2011/06/07 (火)

高評価が多いようですけど、どうでしょう、私はあまり感心しなかったな(もちろん、感動もしていない)。テンポやバランスなどに作為的な要素が目立ち過ぎて、曲のよさ(深さ)が伝わってきません。自己表現に固執して、曲を損ねてしまったと言ってもいいでしょう。オーケストラも必ずしもいい状態ではないな。磨き上げ不足、諸処に感じますよ。甚だ遺憾であります。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

0
★
★
★
★
☆
ヴァントや朝比奈に比べると線が細い。やは...

投稿日:2010/09/08 (水)

ヴァントや朝比奈に比べると線が細い。やはりSは「箱庭」から脱していないのである。ライナー(平林)の「ヴァントより云々」などお笑いである。スクロヴァチェフスキの常として、楽器のバランスは極めてユニーク、クレッシェンドが凄まじい。警告のような金管の生かし方は、ヴァントに匹敵しよう。

ushio さん | 東京都 | 不明

0

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

プロフィール詳細へ

ブルックナー (1824-1896)に関連するトピックス

交響曲 に関連する商品情報

おすすめの商品