妖精の女王 3 ちくま文庫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480420732
ISBN 10 : 4480420738
フォーマット
出版社
発行年月
2005年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,520p

内容詳細

戦いを挑んできたアーティガルを一目見てブリトマートは、それがずっと探し求めていた魔法の鏡の騎士と気づく。しかし正義の騎士アーティガルは、暴君に苦しむ乙女アイリーナを探しに彼女の許を去り、女巨人ラディガンドの美にうたれて、進んで捕われの身となる。はたしてブリトマートはアーティガルを救い出せるのか。そしてブリトマートのみた不思議な夢とは…。

目次 : 第4巻 キャンベルとトリアモンドの友情の物語/ 第5巻 アーティガルの正義の物語

【著者紹介】
エドマンド スペンサー : 1552?‐1599。英国の詩人。後半生をアイルランド駐在役人として過ごし、「詩人の王」と称された。牧歌「羊飼の暦」で認められ、騎士道寓意ロマンス「妖精の女王」は英詩を代表する作品となる

和田勇一 : 1911‐1993。東京生まれ。東京大学英文学科卒。熊本大学スペンサー研究会代表としてスペンサー詩の翻訳出版に尽力

福田昇八 : 1933年、熊本県生まれ。東京大学英文学科卒。熊本大学名誉教授。日本スペンサー協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • syaori さん

    妖精の女王の宮廷のアイドル・フロリメルの失踪で、彼女に恋する騎士様たちは右往左往。魔女がつくった偽フロリメルまで登場して事態は混乱するばかり。そんななかブリトマートのまだ見ぬ恋人アーティガルが登場します。一事は、彼が魔法の槍のために彼女に敗れたりしてやきもきしましたが最後には結婚のお約束が成立してひと安心。けれども騎士は冒険するもの。アーティガルにも女王から賜った冒険があり二人は分かれることに…。その冒険の途中で巨人の女ラディカントの捕虜となり、まさかの女装を披露する背の君をブリトマートが助けて次巻へ。

  • 壱萬弐仟縁 さん

    人間の堕落を自戒。「昔、万人が美徳と呼んでいたものが 今では悪徳と呼ばれ、悪徳と言われたものが 今では美徳と名付けられ、誰からもそう扱われ、正義が今は邪悪となり、かつての邪悪が正義となり、これは万物がやがてすっかり変わるのと同じである。それも驚くには当たらない」(327ページ)。美徳が悪徳に変わり、悪徳が美徳に取って代わり、正義や邪悪も同様ということ。すると、このところ気づかされた、偽善者というのは加害者が被害者ぶるということになる。この偽善者というのは全く許せない存在。いつか罰が当たる。本書を読むべき。

  • AR読書記録 さん

    美女が“武芸の道と騎士道の誉れ”の正当な“賞品”であると飾り立てた言辞で述べられるのにちょいとげんなりするが、一方で筋肉バカの(失礼!)騎士たちを捕らえては女の服を着せ女たちの仕事(“紡ぎ、梳き、縫い、洗い、絞らせ”)をさせるアマゾンたちが出てきたりして、なんか楽しいな。高潔だった乙女ブリトマートもいざ鏡の中の恋人を現実に掴まえると、嫉妬と不安に我を忘れるただの娘っこになってしまい、人間いつもどこも変わらんのう、というところもある。ところで、なんかだいぶ死に方殺され方が残酷になってきた気がするのだけれど。

  • viola さん

    全4巻の『妖精の女王』。今4巻目を読んでおりますが、もっとも退屈なのがこの3巻ではないかと思われます。感想は特になし。

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