ジャータカ物語 インドの古いおはなし 岩波少年文庫

辻直四郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784001141399
ISBN 10 : 4001141396
フォーマット
出版社
発行年月
2006年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,231p

内容詳細

おしゃかさまの前世の姿を物語る、インドの古い仏教説話集。「サルと人食い鬼」「どろぼうと宝物」「金のハクチョウ」「あわてウサギ」「バラモン僧とヘビ」など、深い知恵に満ちた30のお話を収録。

【著者紹介】
辻直四郎 : 1899‐1979。東京生まれ。東京大学で古代インド語、インド文学を専攻

渡辺照宏 : 1907‐77。東京生まれ。東京大学でインド哲学、仏教を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • NAO さん

    釈迦が前世時代に経験した話という形をとった説話集。547ある話は『今昔物語』にも取り入れられたりしているが、ここでは、子どもでも分かりやすい話30編を取り上げている。聖人の食料となるため自ら薪に飛び込んだうさぎの話とか、ワニに食べられそうになって自分の心臓は木の上に残してあるとだまして助かった猿の話とか、知っている話もいくつか。まだ釈迦になる以前から徳の高かったボーディサッタ(菩薩=釈迦の前世の姿)が予知能力を持っていたという話がいくつかあったのが興味深かった。

  • たつや さん

    お釈迦様の前世のお話は全部で547編あるそうですが、その中から、約30編を収録。どの話も読みやすく。移動や時間が空いたときにこまめに読め、楽しめました。文庫で出たら、売れそう?「サルとワニ」は「クラゲとサル」の同じ話を思い出しました。似たような話が多いんですねきっと。これはこれで、教訓も多く、道徳心を養うのにいいかもしれませんね。

  • mm さん

    大塚ひかりさんの「ブス論」読み中。そこに、古代では醜と鬼は同じ範疇にあって、恐ろしくも強くて敬われるものだった。しかし、平安時代になって仏教の影響で、醜は悪いことの報い、つまりブスは行いが悪い、美人は偉いみたいな価値観の変換があったと書いてあった。というわけで、仏教説話集も読んでみる。確かに、良いことをすれば良い報い、悪いことをすれば悪い報いがあるってことは、こんこんと解いているけど、悪い報いは死・貧乏がおもで、醜くされる処罰はこの本には無かった。菩薩だった頃の仏陀は、懲らしめのためとはいえ殺生してます。

  • Taiyo さん

    よいおこないをする人は、おこる相手をやさしくなだめ、よくない相手を正しくおさえ、よくばる人なら慈善でさとし、うそをつく人ならまことをしめす/ふたりのよい王さま

  • 舟江 さん

    ブッタの修業時代の逸話をまとめたものだという事で手に取ってみたが、仏教とはとても思えないような内容のものが多かった。表紙に書いてあるように、「インドの古いおはなし」として読んだ方がよさそうだ。

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辻直四郎

1899‐1979。東京生まれ。東京大学で古代インド語、インド文学を専攻

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