CD 輸入盤

リーフ〜ビートルズ・ピアノ・トランスクリプション 岡城千歳

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PPRC10002
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

【収録情報】
1. 「リーフ」(ポール・マッカートニー作曲)
2. 「平和を我等に、に基づくショートファンタジー」(フレデリック・ジェフスキー編曲)
3. 「ヘイジュ―ド」(岡城一三編曲)
4. 「ゴールデンスランバー」(武満 徹編曲)
5. 「ミッシェル」(バーバラ・モンク=フェルドマン編曲)
6. 「イエスタデイ」(岡城一三編曲)
7. 「AKI2.2」(マジカルミステリーツアー)(坂本龍一編曲)
8. 「billet doux」(ミシェル・ブロック作曲)


 岡城千歳(ピアノ)

 録音時期:2003年2月12,13日
 録音場所:ニューヨーク、アメリカ文芸アカデミー
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)


高橋アキが80年代終わりに発案した「ハイパー・ビートルズ」 。ジョン・ケージ、フェルドマン、ジェフスキー、ノアゴー、武満徹、坂本龍一など、多くの現代音楽作曲家たちが参加し、実験的な手法を駆使してビートルズ作品を読み替える試みは、彼女の名前を一躍世界に広めた画期的な企画でした。
 東芝EMIによって4枚のアルバムに収録されたCDは、そのうちの1枚がインターナショナルでリリースされ、それがニューヨーク・タイムズ誌によって90年のベスト・アルバムに選出されるなど、話題を大いに振りまきました。
 それはムード的だったり懐古趣味的だったりするおざなりなビートルズ・トリビュート・アルバムとは一線を画したものだったからに相違なく、ビートルズが持っていた実験精神、先進性を、これまでとは違う形でクラシカル・ジャンルに融合させた高度なものと広く認められたからとい考えられます。

 岡城千歳の試みは、まさにその精神を引き継ぎ、21世紀に伝えるものといえるでしょう。
 アルバム・タイトルの《リーフ》はポール・マッカートニーのオリジナルな「クラシカル作品」。1995年3月23日に、ロンドンのセント・ジェイムズ宮殿で行われた音楽学校ロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージック(RCM)のチャリティ・コンサートでロシア人ピアニスト、アニヤ・アレクセーエフにより初演されたもの。
 アレクセーエフの演奏でシングル発売もされていましたが、「ハイパー・ビートルズ」との融合ではじめてその真価も見えてくるはず。
 坂本龍一の《Aki 2.2》は、特に曲後半の、演奏者の即興にまかされる部分はアイディア満載。ここだけでも必聴です。
 編曲者の1人、岡城一三は、ピアニスト岡城の兄。亡くなった武満のテイストで仕上げた《ミッシェル》と《イエスタディ》もこのアルバムのハイライト。
 最後のトラックは岡城が尊敬するピアニスト、故ミッシェル・ブロックの作品(2003年3月没)。岡城の誕生日のために作曲した曲で、彼への追悼の意味が込められています。

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岡城女史のピアノ録音はいずれも驚異的に美...

投稿日:2019/03/06 (水)

岡城女史のピアノ録音はいずれも驚異的に美しい音質です。この1枚も素晴らしい演奏・録音でした。

ウーヤーター さん | 東京都 | 不明

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