ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

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CD 輸入盤

交響曲全集 スヴェトラーノフ&ロシア国立響(3CD)

ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
5101122382
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ラフマニノフ:交響曲全集

ポニー・キャニオンからリリースされているものと同じ演奏。スヴェトラーノフの全録音の中でも最も優れたものという意見も多い名演集です。

【収録情報】
CD-1
・ラフマニノフ:交響曲第1番 Op.13
・カプリッチョ・ボヘミアン Op.12
・スケルツォ ニ短調(未完の交響曲の第3楽章)
CD-2
・ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調 Op.27
・幻想曲『岩』Op.7
CD-3
・ラフマニノフ:交響曲第3番イ短調 Op.44
・交響詩『死の島』Op.29

 ロシア国立交響楽団
 エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)

 録音:1995年(デジタル)

収録曲   

  • 01. Symphony No.1 In D Minor, Op.13
  • 02. Symphony No.2 In E Minor, Op.27
  • 03. Symphony No.3 In A Minor, Op.44

ユーザーレビュー

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ラフマニノフの交響曲や管弦楽曲は、近年で...

投稿日:2012/09/08 (土)

ラフマニノフの交響曲や管弦楽曲は、近年ではきわめて人気のある作品であると言える。そして、プレヴィンやアシュケナージ、マゼール、エド・デ・ワールト、デュトワ、ヤンソンスなど、様々な指揮者によって管弦楽曲等を含めた交響曲全集がいくつも誕生するに至っている。これらはいずれも素晴らしい名演であり、客観的な視点で評価すると、プレヴィンの全集が随一の名演との評価に値すると思われるが、好き嫌いで言うと、私が最も好きなラフマニノフの交響曲等の全集は、本盤におさめられたスヴェトラーノフによる二度目の全集である。本盤におさめられた諸曲の演奏は、おそらくはそれぞれの諸曲の演奏史上でも最もロシア的な民族色の濃い個性的な演奏と言えるのではないだろうか。トゥッティにおける咆哮する金管楽器群の強靭な響き、あたりの空気が震撼するかのような低弦の重々しい響き、雷鳴のように轟くティンパニ、木管楽器やホルンの情感のこもった美しい響きなどが一体となり、これ以上は求め得ないようなロシア風の民族色に満ち溢れた濃厚な音楽の構築に成功していると言える。その迫力は圧倒的な重量感を誇っており、あたかも悠久のロシアの広大な大地を思わせるような桁外れのスケールの雄大さを誇っていると言える。このようにどの曲も凄まじいまでの強靭な迫力と熱き情感に満ち溢れているのであるが、一例を掲げると有名な交響曲第2番の第3楽章。スヴェトラーノフは、本楽章を17分というとてつもなく遅いテンポで、ラフマニノフによる最美の名旋律を渾身の力を込めて徹底的に歌い抜いている。その濃厚の極みとも言うべき熱き情感のこもった歌い方は、いささかの冗長さも感じさせることなく、いつまでもその音楽に浸っていたいと思わせるほどの極上の美しさを湛えていると言える。スヴェトラーノフは、1960年代にも、ロシア国立交響楽団の前身であるソヴィエト国立交響楽団を指揮してラフマニノフの交響曲全集をスタジオ録音しており、それらも名演の名には値すると思うが、演奏全体の完成度や彫の深さと言った点において、本盤におさめられた諸曲の演奏には到底敵し得ないと考える。いずれにしても、スヴェトラーノフによる本全集は、例えば音楽之友社発行の「名曲名盤300選」などにおいては、評価の遡上にすら掲げられることがないものであると言える。しかしながら、スヴェトラーノフによる本盤におさめられた諸曲の演奏は、我々聴き手の肺腑を打つのに十分な圧倒的な迫力と濃密な内容を誇っていると言えるところであり、私としては、かのプレヴィンによる全集にも比肩する名全集と高く評価したいと考える。なお、私が所有しているのはポニー・キャノンから発売された初期盤であるが入手難であり、現在では本輸入盤でしか鑑賞できないようである。しかも、本輸入盤には、ポニー・キャノン盤には含まれていた交響的舞曲などが含まれていないという難点もある。もっとも、音質について言えば、本輸入盤でも全く問題はないのであるが、ノイマンによるポニー・キャノンへの各種の録音がエクストンからSACD化されて再発売されたという実績に鑑みれば、今後、スヴェトラーノフによるポニー・キャノンへの一連の録音も、エクストンによってSACD化することは可能なのではないだろうか。少なくとも本盤におさめられた諸曲の演奏は、スヴェトラーノフによる至高の超名演でもあり、可能であれば、交響的舞曲も含め今後SACD化を図るなど更なる高音質化を大いに望んでおきたいと考える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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この交響曲第2番を聴いて、僕は一瞬にして...

投稿日:2009/05/02 (土)

この交響曲第2番を聴いて、僕は一瞬にして恋に落ちてしまった。何と濃厚甘美なのだろう!憂いと憧れの交錯するような眼差しに、僕は吸い込まれそうになった。ラフマニノフ究極の旋律美を、むせかえらんばかりの濃密な歌で綴るスヴェトラーノフ。その余りの美しさに、何度息を呑んだことか……!これ程胸が高鳴り、初恋の憧憬のようなカタルシスを起こさせる演奏が、かつてあっただろうか。第1楽章の各主題の見事な対比や終楽章の豪快さもさることながら、第3楽章の美の極致は言葉すらでない程だ。なお、他には第3交響曲が絶品で、第2番同様重厚な響きを生かしたたっぷりとした演奏である。小品も素晴らしい。プレヴィンやアシュケナージ、マゼールなどに目を奪われがちだが、ラフマニノフを愛するならばま

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スヴェトラがCANYONに残したラフマニノフ録...

投稿日:2006/09/15 (金)

スヴェトラがCANYONに残したラフマニノフ録音は、ラフマニノフファンとしてもスヴェトラファンとしても聞き逃せない最高傑作です。演奏内容は最高、音質も超優秀録音。難点は、このセットには交響舞曲が入っていない点か。CANYONが出した全集や分売では交響舞曲も手に入るので、気になる人は、それらも見てみると良いだろう。

スヴェ虎 さん | さいたま | 不明

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