LPレコード 輸入盤

交響曲第9番 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、バイロイト祝祭管弦楽団 & 合唱団 (2枚組/180グラム重量盤レコード/Warner Classics)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
9029673061
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
LPレコード
その他
:
限定盤,輸入盤

商品説明

フルトヴェングラー生誕135年記念! 2021年新リマスター音源によるアナログLP盤発売!

ワーグナーとブルックナーの解釈者として名を馳せたにもかかわらず、フルトヴェングラーは一貫してベートーヴェンの音楽を愛していました。フルトヴェングラーは何度も何度もベートーヴェンの交響曲を演奏し、最後の数年間でコンサートプログラムとしてますます支配するようになりました。フルトヴェングラーは、ドイツの伝統的な指揮者としての集大成でした。その見解では、楽譜は真実の一部しか伝えてないといいます。有名な批評家ネヴィル・カーダスによると「フルトヴェングラーは、印刷された楽譜は最終的な声明とは見なさず、想像力に富んだ概念の非常に多くのシンボルと見なし、常に変化し、常に主観的に感じられ、それを実現した」と語っています。言うまでもなく『第九』の極め付けであり、20世紀に記録された偉大なる遺産です。第二次世界大戦後、初めてバイロイト音楽祭が再開された初日に演奏された記念すべき実況録音であり、20世紀の音楽シーンを語る上で欠くことのできない不滅の名盤です。ベートーヴェン音楽の本質が見事に描き出されています。
ここに収録された第九交響曲は、2021年9月24日発売の「フルトヴェングラー正規レコード用録音集大成」用として、2021年Studio Art & Sonによるオリジナル・マスターテープからの24bit/192kHzリマスター音源が採用されています。これまでの一番新しいリマスター音源は2010-2011年にアビイロード・スタジオによるものでしたが、今回では最新デジタル機器とさらなる高ビットによる入念なる新しいリマスターにより、これまで以上にマスターテープに残された記録が再現されています。180gアナログLP盤、数量限定生産盤)となります。

【収録曲】
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125
  SIDE A:Hall ambience(足音入り)
   I. Allegro ma non troppo, un poco maestoso
SIDE B:II. Molto vivace
SIDE C:IIIAdagio molto e cantabile
SIDE D:IV. Finale:
       Hall ambience(拍手)

【演奏】
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
エリーザベト・ヘンゲン(コントラルト)
ハンス・ホップ(テノール)
オットー・エーデルマン(バス)
バイロイト祝祭管弦楽団 & 合唱団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

【録音】(モノラル)
1951年7月29日、バイロイト祝祭劇場でのライヴ

【使用音源】
2021年Studio Art & Sonによる、オリジナル・マスターテープからの24bit/192kHzリマスター音源

【仕様】2 LP 180 GR. PRESSING - black vinyl

(メーカーインフォメーションより)

総合評価

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GRAND SLAMのCDは、ほとんどの絵柄も暗く音...

投稿日:2024/03/12 (火)

GRAND SLAMのCDは、ほとんどの絵柄も暗く音も暗い。オリジナルのEMIのCDはどれもこんな暗い音ではない。GS,OPUS,DELTAなどの音は概して暗めなので繰り返して聴く気が失せる。それにやはり音色がどこか変で、一体良くなったのか否かも判断できないほど変である。音が変わったのを、良くなったと思ったり、勘違いする愛好家がいるからますます混乱する。最近、オリジナルの録音会社のCDの音に目覚め、そのCDに帰る人も増えている。オリジナルLPの英ALPを3枚持っていたが、GSのような暗い音ではない。

robin さん | 兵庫県 | 不明

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そろそろこの演奏の神格化は考えた方が良い...

投稿日:2023/12/27 (水)

そろそろこの演奏の神格化は考えた方が良い。第一楽章のテンポは断じてベートーベンが想定したものではないし、第三楽章も遅すぎ。丸でムード音楽に聞こえる。音をぼかし、核心がないのである。音質は時代を考えれば十分であり、些細な向上が毎回製作者の金づるで巻き上げるだけで要注意。第九を元にしたフルトヴェングラーによる自由なファンタジーであり、興行としてのお祭り、祭典として歴史の証言である。こういう表現もありだし、これはこれで素晴らしい名演と言える。第九をここまで想像力により、原曲を改編し、聴き栄えのある形に仕上げたフルトヴェングラーの力量は大したものである。しかしベートーベンの設定はもっとテンポが速いのである。一方作曲者の意図だけが唯一ではないとの考え方もある。多くの名曲は編曲を経て歴史に残っているのも事実である。結局フルトヴェングラーがベートーベンを上回る天才と信じる方には、このバイロイトが唯一最高の演奏となろう。実際音楽上の2大天才をベートーベンとフルヴェンと主張する方はいらっしゃるが、多くの方にはそうではない。ベートーベンの残された楽譜を忠実に再現するという制約を課している中で、フルトヴェングラーの時代の指揮者では不可能だった早いテンポによるベートーベンの感動的な再現が その後記録された。その指揮者は フルトヴェングラーがいずれは自分を抜いていく才能と看破し、抜かれる前に潰してやろうと嫉妬心を燃やし、徹底的に活動を妨害したヘルベルト・フォン・カラヤンである。カラヤンの記録では1968年のDVDにより 最高の結実を見ることができる。CDでは1976年が完璧な演奏である。カラヤンはフルトヴェングラーを抜き去ったかどうかは、今後歴史が決めるであろう。

karayanus さん | UNITED KINGDOM | 不明

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SACD化で7番が驚異的に音が良くなっていた...

投稿日:2023/10/26 (木)

SACD化で7番が驚異的に音が良くなっていたので、9番も入手した。7番はセッションだから音質が向上したのだろう、バイロイトはライブだから、とあまり期待はしていなかったが予想を遙かに上回る音質である。私は東芝初期盤、ミソス、オタケンのブライトクランクを聞いていたが、このSACDの登場により、もう聞く機会はないだろう。このSACD盤は実に美しい。フルトヴェングラーの足音、そして楽団員に話しかける声もはっきりと聞こえる。感激だ。

顕 さん | 岐阜県 | 不明

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人物・団体紹介

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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