グリムの本だな 1 ねこのおひめさま

グリム兄弟

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784251042514
ISBN 10 : 4251042514
フォーマット
出版社
発行年月
2021年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
79p;20

内容詳細

うまをさがしてたびに出たハンス。いっしょに出かけたふたりにおいていかれてしまいます。すると、小さなみけねこが「七年はたらいてくれたら、うまを一とうあげる」とはなしかけてきて…?低学年向け。

【著者紹介】
竹下文子 : 1957年、福岡県に生まれる。東京学芸大学卒業。「黒ねこサンゴロウ」シリーズ(偕成社)で路傍の石幼少年文学賞を、『ひらけ!なんきんまめ』(小峰書店)で産経児童出版文化賞フジテレビ賞を、『なまえのないねこ』(小峰書店)で講談社絵本賞を受賞。作品多数

林なつこ : 1985年、東京都に生まれる。大学でフランス文学を学んだ後、2007年にフリーのイラストレーターとして活動を開始。パッケージやCDジャケットのイラスト、雑誌や絵本など幅広く活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ままこ さん

    あまり有名でないけど面白いお話を選んだ「グリムの本だな」シリーズ1作目。タイトルと愛らしい表紙に惹かれて手に取った。立派な馬を探す途中で道に迷ったハンス。そんなとき上品な猫と出会いお城で働かないかと誘われる。そこで言われるまま黙々と働くが…。猫の召使いたちの様子が描かれてるシーンも楽しく可愛い。お話と林なつこさんの絵がマッチしたほのぼのした絵本。

  • すみれちゃん さん

    8歳ひとり読み

  • You さん

    グリム童話は8割方読んだけど、似た話が多くて個々の話は結構忘れている。再話とはまた少し違うけど、こうして新しい版が、それもあまり有名でない話が実力作家によって広く伝えられるのはいいことだなと思う。絵童話になることで酷な場面に生々しさが多少出てしまうところはあるが、それもまた昔話。鳥に姿を変えられるのはよく見るけど、猫がこういう形で採用されるのは珍しい気がする。末っ子の成功話でめでたしめでたしだが、なんの罪もない馬たちが親方or兄弟子たちのところでどういう運命を迎えるのか気になってしまうのは絵童話ゆえか。

  • たこい☆きよし さん

    3人の男の子、そのうちのハンスはみそっかす……って、アンデルセン「のろまのハンス」みたいな話かと思ったら、こちらのハンスはねこのおひめさまのところで7年働き、やがて……というおはなし。前にグリムの初期バージョンを編纂した本の中に「ひうちばこ」と同じ構造のおはなしがあったけど、これも「のろまのハンス」の元になった伝承のグリム蒐集版、ということなのかな。かあいらしいおはなし。

  • つっちゃん さん

    小2 面白かった

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