バスクル新宿

大崎梢

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065246276
ISBN 10 : 406524627X
フォーマット
出版社
発行年月
2021年08月
日本
追加情報
:
258p;19

内容詳細

最終話まで読んだとき、これが奇跡だと分かる―日々の生活に悩む人、人生の転機を迎えた人が行き交う深夜バスターミナル。1.出発前に世間話をした女性が、サービスエリアでの休憩後、バスに戻ってこず行方不明に…。2.サークルの仲間が部費に手を付けた!?彼の行方を追って張り込もうとすると、調査会社の男が声をかけてきて―。3.中学校から下校すると、警察が家に取り調べに来ていた。彼らはなぜか、落としたはずの修学旅行のお土産を持っていて―。4.結婚式からの帰り、バスの中で取り調べが始まった。深夜の高速で起こった事件とは!?5.「小学生男児が行方不明」というニュースが目に留まる。その顔に見覚えがあり…。あなたのそばにいるかもしれない、つながるはずのない人たち。

【著者紹介】
大崎梢 : 東京都生まれ。元書店員。書店で起こる小さな謎を描いた『配達あかずきん』で、2006年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さてさて さん

    『でも今日はちがう。ついにこの夜が来た。ひょっとしたら特別な上京になるのかもしれない』。人々の夢と希望を乗せて走る長距離バスを迎え入れる『バスクル新宿』。一方で人々の夢と希望を乗せて走り出すバスを送り出す『バスクル新宿』。そんな場所には、偶然から生まれる人と人との繋がりを起点とした様々な物語がありました。推理作家として数々の傑作を世に送り出されている大崎梢さんが描くこの作品。本屋さんを舞台にした作品を主軸とされる大崎さん。そんな大崎さんの新しい舞台がここに誕生したのを確かに感じる、謎が謎を呼ぶ作品でした。

  • モルク さん

    地方から新宿へ、また新宿から地方へ。長距離バスのハブターミナル「バスクル新宿」。深夜の高速バスをめぐる出来事の4つの話。プラス各章でそれぞれの主人公たちに目撃された少年による最終5章目でみんなが繋がる。列車の旅に比べ、格安で深夜に走ることによって目的地に朝方到着し効率的に過ごせるという利点がある。暗くしてくれるし毛布もありとてもよかったが列車に比べ帰宅後の疲労感が強かった記憶が…でも最近はグレードアップし随分快適になったらしい。バスクル、まだ行ったことない、方向音痴の私でも大丈夫かな?

  • fwhd8325 さん

    今のような快適な設備になる前の高速バスを利用していたので、高速バスで旅をする選択肢はかなり落ちます。バスに限らず、旅にはドラマがあると思います。舞台となっているバスクル新宿は様々な方面からバスが発着するある種ミステリアスな場所だと思います。

  • kou さん

    大型バスターミナル「バスクル新宿」を舞台にした短編集。夜行バスに乗ってみたくなった。心が温かくなる読後感だったが、深読みし過ぎたせいか、自身としては、不完全燃焼な気分だった。

  • シナモン さん

    巨大バスターミナル「バスクル新宿」と長距離バスを利用する人たちの人間模様を描く。「袖振り合うも多生の縁」とは言うけれど、同じバスに居合わせたというだけで果たしてここまで繋がれるものかなぁ、正直ちょっと怖い場面もあったし…とは思ったけど、そこは物語として楽しみました。ちょこちょこ出てくる少年、それぞれを繋ぐファンタジー要素的なものかと思ったら、まさかの展開でびっくり。コロナ以降ぱったり利用機会がなくなった深夜バス。バス内の描写も懐かしくまた乗ってみたいなという気持ちになりました。

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大崎梢

東京都出身。2006年、『配達あかずきん』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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