リチャード・オウヴァリー

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なぜ連合国が勝ったのか?

リチャード・オウヴァリー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784903063898
ISBN 10 : 4903063895
フォーマット
出版社
発行年月
2021年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
642p;19

内容詳細

連合国の勝因(日独伊の敗因)を総合的に検証した、第二次大戦分析の定番書。図版40点以上収録。

目次 : 第1章 予測できなかった勝利―第二次世界大戦を説明する/ 第2章 小さな船と孤独な飛行機―海をめぐる戦い(海戦)/ 第3章 深い戦争―スターリングラードとクルスク(東部戦線での陸戦)/ 第4章 勝利への手段―爆撃機と爆撃(空からの攻撃)/ 第5章 よい道を進んで―フランスへの侵攻(ヨーロッパ奪回)/ 第6章 大量生産の才能―戦争における経済(資源のバランス)/ 第7章 エンジンの戦争―技術と軍事力(戦闘効率)/ 第8章 不可能な結束―戦時中の連合国と指導者たち(指揮官の統率力・戦略的判断力、統後の国民の動員力)/ 第9章 邪悪なもの、すばらしいもの―道徳的な争い(両陣営の精神の相違)/ 第10章 なぜ連合国が勝ったのか?

【著者紹介】
リチャード・オウヴァリー : 歴史学者。英国エクセター大学名誉教授。主な研究分野は、第二次世界大戦、ヒトラーおよびスターリンの独裁、20世紀の航空戦力、20世紀以降のドイツ史。著書に『Russia’s War(ロシアの戦争)』(1998年)、『The Battle of Britain(イギリス本土航空決戦)』(2000年)など多数。2001年、戦史研究への傑出した貢献に対して授与されるサミュエル・エリオット・モリソン賞を受賞。2004年刊行の『The Dictators:Hitler’s Germany,Stalin’s Russia(独裁者たち:ヒトラーのドイツとスターリンのロシア)』は、一般読者向けの優れた歴史書に贈られるウルフソン歴史賞とヘッセルティルトマン歴史賞を受賞。英国学士院の特別会員。キングズ・カレッジでは特別研究員として25年間教鞭を執った。1947年生まれ

河野純治 : 1962年生まれ。明治大学法学部卒業。翻訳家

作田昌平 : 1968年生まれ。翻訳家。著述業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 虎っち さん

    連合国の勝利要因を分析していく本。とても興味深い。著者は、ヒトラーが軍に権限を渡さず、自分の力で作戦を立てること、それを敗因としている。しかし、アーレントの『全体主義の起原』を読むと、この見方が変わってくる。ドイツ軍も、全体主義運動を推進する歯車に過ぎない。目的がはっきりしないが大義そのものの運動の推進力として、ヒトラーの下に軍が置かれるのは、当然である。

  • さわでぃ さん

    題名の通り「なぜ連合国が勝ったのか?」という疑問について第二次世界大戦を総括する本。通俗的には物量の差などで説明されることが多いが、本書では、単純な資源量の差だけでなく、総力戦を遂行する上で枢軸国と連合国の間にどのような差があり、勝敗の決定要因になったかを解き明かしていく。

  • くらーく さん

    いやー、興味深いですね。日本なんて付録でしかない。本当に、日本がもう少し我慢して様子見をしていれば。。。ま、本書を読みながら何度も思いました。 本書のように時系列も加味しながら読むと、枢軸国は無謀な戦いだった訳でなく、勝てていても全く不思議は無かったと言えるようです。では、なぜ連合国が買ったのか。結論は、P.553にありました。そうかなあ?と思いつつ、枢軸側の日本の風土には意思の弱さがあるように思えますな。戦後の外交を振り返っても、なあなあですものねえ。アメリカの同盟を見ても、日英の差を感じますわ。

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リチャード・オウヴァリー

歴史学者。英国エクセター大学名誉教授。主な研究分野は、第二次世界大戦、ヒトラーおよびスターリンの独裁、20世紀の航空戦力、20世紀以降のドイツ史。著書に『Russia’s War(ロシアの戦争)』(1998年)、『The Battle of Britain(イギリス本土航空決戦)』(2000年)など

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