ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

チェロ・ソナタ全集、変奏曲集 ヨーヨー・マ、エマニュエル・アックス(2020)(3CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
19439883732
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


現代最高のチェリスト、ヨーヨー・マによる最新録音。名手アックスとの共演による、
ヨーヨー・マにとって2度目の全曲レコーディング。
2020年8月セイジ・オザワ・ホールでの録音。


ヨーヨー・マの最新アルバムは、チェロ・ソナタ第1番から第5番全曲と、ベートーヴェンが敬愛するヘンデルとモーツァルト作品の変奏曲を3曲収録した3枚組。バッハの『無伴奏チェロ組曲』が旧約聖書なら、べートーヴェンのチェロ・ソナタは新約聖書と称され、クラシック音楽における最重要レパートリーとして広く愛聴されています。ヨーヨー・マは1981年から85年にかけてエマニュエル・アックスとの共演で この『ベートーヴェン:チェロ・ソナタ』全曲録音を行っており、まさに40年の歳月を経て全世界待望の再録音が実現した事となります。
 録音はベートーヴェン生誕250年にあたる2020年8月、アメリカ東海岸マサチューセッツ州の夏の音楽祭で有名なタングルウッドにある小澤征爾の名前を冠したホールで行われました。昨年3月以降、コロナ禍に生きる私たちに向けて継続的にSNSを通じて演奏を発表し続けているヨーヨー・マ。本作でも盟友アックスと共にベートーヴェン作品の持つ不屈の精神と前に進む力を、その魂の演奏で我々に届けてくれます。エマニュエル・アックスとヨーヨー・マは、これまでラフマニノフやブラームス作品や故アイザック・スターンとの室内楽アルバムでも共演を重ねており、グラミー賞も5回受賞しています。2006年には2人の来日デュオ公演でベートーヴェンのチェロ・ソナタが演奏されました。

「この音楽とともに、40年以上にわたって生きてこられたことは特別に幸せな恵まれたことだったと実感しています。ヨーヨー・マと私は、これらのソナタと変奏曲を演奏するたびに、楽譜に記された音符の新しい意味と実現方法を発見してきました。私たちにとって幸運なことに、これらの音楽を体験する方法はいくつもあり、そして結局のところはこれらの音楽そのものがとても心を浮き立たせる音楽なので、いつ演奏しても喜びを与えてくれるんです。私たちがベートーヴェンに抱いている畏敬の気持ちと、彼の音楽的想像力に対する深い愛とを、皆さんと分かち合えることを願ってやみません」とエマニュエル・アックスはライナーノーツで執筆しています。(輸入元情報)

【収録情報】
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集、変奏曲集

Disc1

● チェロ・ソナタ第1番ヘ長調 Op.5-1
● チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5-2

Disc2
● チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69
● チェロ・ソナタ第4番ハ長調 Op.102-1
● チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op.102-2

Disc3
● モーツァルトの『魔笛』より『恋を知る男たちは』の主題による7つの変奏曲 WoO46
● ヘンデル:ユダ・マカベウスの『見よ、勇者は帰る』の主題による12の変奏曲 WoO45
● モーツァルトの『魔笛』より『恋人か女房が』の主題による12の変奏曲 Op.66

 ヨーヨー・マ(チェロ)
 エマニュエル・アックス(ピアノ)

 録音時期:2020年8月
 録音場所:マサチューセッツ州タングルウッド、セイジ・オザワ・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル)


収録曲   

ディスク   1

  • 01. Sonata No.1 in F Major, Op. 5 No. 1; I. Adagio sostenuto - Allegro
  • 02. Sonata No.1 in F Major, Op. 5 No. 1; II. Rondo: Allegro Vivace
  • 03. Sonata No.2 in g minor, Op. 5 No. 2; I. Adagio sostenuto e espressivo - Allegro molto piu tosto presto
  • 04. Sonata No.2 in g minor, Op. 5 No. 2; II. Rondo: Allegro

ディスク   2

  • 01. Sonata No.3 in A Major, Op. 69; I. Allegro ma non tanto
  • 02. Sonata No.3 in A Major, Op. 69; II. Scherzo
  • 03. Sonata No.3 in A Major, Op. 69; III. Adagio cantabile - Allegro vivace
  • 04. Sonata No.4 in C Major, Op. 102 No.1; I. Andante - Allegro vivace
  • 05. Sonata No.4 in C Major, Op. 102 No.1; II. Adagio - Allegro vivace
  • 06. Sonata No.5 in D Major, Op. 102 No. 2; I. Allegro con brio
  • 07. Sonata No.5 in D Major, Op. 102 No. 2; II. Adagio con molto sentimento d'affetto
  • 08. Sonata No.5 in D Major, Op. 102 No. 2; III. Allegro

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まず持って、クラシックCD史上最高のジャケ...

投稿日:2021/06/12 (土)

まず持って、クラシックCD史上最高のジャケ写に最大の賛辞を贈りたい。まさにこの二人は「コンビ」である。所属事務所は吉本興業と言ってもいいくらいだ。ヨーヨーがアックスを指差して「コイツですよ、真面目なのは」とツッコんでいて、アックスは「わかったわかった、まったくお前は〜」と優しい笑みをたたえる。ベートーヴェンのソナタ全集というアルバムで、よくまぁこの写真をジャケに採用したなぁ。プロデューサーに敬意を表したい。さて本題だが、まさに自然体というか、余計な力みが全くないという演奏と思う。ヨーヨーは2009年メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲の録音あたりからマッチョ系から脱却して、自然体かつ曲想に寄り添うようになってきたと私は思っており、今回のベートーヴェンもまさにその通りの演奏だった。その意味では曲想が雄大な3番のソナタとか物足りないかも、と一瞬思ったが、できるのにやっていないだけなので、返ってそれがこの曲の偉大さを浮かび上がらせると気が付いた。曲の深さとスタイルが合うのが4番。第二楽章など特にコンビのフレージングの息がぴったりで、かつメリハリはあっても抑制が効いている好例。5番のフーガなども余裕が粋の領域。ユダスマカベウスに至っては最初から脱力系で「勇者なんてウソくさいぞ」的アンチテーゼまで透けて見える。そうだ、ヨーヨー・マが愛されるのは、もちろん彼の音楽性もあるが、彼がヒューマニストだからでもある。アックスもヨーヨーマの意向に沿って優しい音楽を作っている。このコンビも結成50年になると思うが、これからも良いアルバムを出して欲しいと願わずにいられない。底抜けに明るく、人を思いやる芸術家が自然体で演奏してくれたベートーヴェン。私はこのディスク大好きになった。それに、もしジャケ買いしたとしても損はない!

てつ さん | 東京都 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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