CD 輸入盤

ヴィルヘルム・バックハウス・エディション(10CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PH21003
組み枚数
:
10
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

王道のベートーヴェン、ブラームスから
珍品のラフマニノフやモシュコフスキまで
バックハウスの芸術を満喫できる10枚組ボックス!


純ドイツ・ピアニズムの王者で、ベートーヴェンやブラームスをゆるぎなき構築力と深みで再現した「鍵盤の獅子王」ヴィルヘルム・バックハウス。彼の最初期あたる1908年9月の録音をはじめ、貴重な音源を集めた大歓迎ボックスの登場です。
 若い頃は非独墺作品を積極的に弾き、技巧的なサロン音楽も得意としていました。ゴドフスキやブゾーニのように技巧的なトランスクリプションも残していて、それらを自演で聴くことができるのも存外の喜びと申せましょう。さらにラフマニノフ編曲のクライスラーやドホナーニ編曲のドリーブのバレエ音楽など、バックハウスの印象が大きく変わること間違いありません。
 アコースティック録音も貴重。ショパンの『小犬のワルツ』は指鳴らし的なイントロを付け、驚くほど軽やかで快速な個性的演奏。1908年当時最新作だったラフマニノフの有名な前奏曲もラフマニノフの自作自演とは全く異なるアプローチが興味津々なうえ、アルベニスの『イベリア』の難曲『トゥリアーナ』、モシュコフスキの演奏効果抜群の『スペイン奇想曲』といった作品のほか、かつて野村あらえびすが絶賛したショパンの練習曲全24曲が収録されているのもピアノ・ファン狂喜。
 十八番のベートーヴェンは70歳代のカーネギー・ホール・ライヴがまさに神業。ことに『ハンマークラヴィーア』は1952年のセッションしか録音が残されていないため非常に貴重です。バックハウスの録音をこれだけ集め、この価格でご提供できるのはまさに朗報。お見逃しなく!(輸入元情報)

【収録情報】


Disc1:協奏曲とピアノ・ロール
1. モーツァルト:ピアノ協奏曲第26番ニ長調 K.537『戴冠式』 カデンツァ:バックハウス(1940年録音)
2. モーツァルト/バックハウス編 :ドン・ジョヴァンニのセレナード(1923年ロール)
3. R.シュトラウス/バックハウス編 :セレナード Op.17-2(1924年ロール)
4. ピック=マンジャガッリ:オーラフの踊り Op.33-2(1923年ロール)
5. ショパン/バックハウス編 :ピアノ協奏曲第1番〜ロマンツェ(1925年ロール)
6. クライスラー/ラフマニノフ編:愛の悲しみ(1926年ロール)
7. ドリーブ/ドホナーニ編:ナイラ・ワルツ(1923年ロール)
8. リスト:演奏会用練習曲『軽やかさ』(1928年ロール)
9. メンデルスゾーン/リスト編:結婚行進曲によるパラフレーズ(1926年ロール)
10. ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op.35より(1924年ロール)

 ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
 フリッツ・ザウン指揮、ベルリン市立管弦楽団(1)
Disc2
1. ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2(1908年9月録音)
2. リスト:愛の夢 第3番(1908年9月録音)
3. ウェーバー:ピアノ・ソナタ第1番〜無窮動(1908年9月録音)
4. ショパン:幻想即興曲 Op.66(1908年9月録音)
5. リスト:ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調(1928年1月録音)
6. ドリーブ/ドホナーニ編:ナイラ・ワルツ(1925年11月録音)
7. シューベルト/バックハウス編:軍隊行進曲変ホ長調 Op.51-1(1928年1月録音)
8. ショパン:子守歌 Op.57(1940年録音)
9. モシュコフスキ:スペイン奇想曲 Op.37(1940年録音)
10. メンデルスゾーン/ハッチソン編:真夏の夜の夢〜スケルツォ(1940年録音)
11. アルベニス:イベリア〜トゥリアーナ(1940年録音)
12. リスト:演奏会用練習曲『森のささやき』(1940年録音)
13. ショパン:小犬のワルツ Op.64 の1(1926年録音)
14. ブラームス:自作主題による変奏曲 Op.21-1(1940年録音)
15. ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op.35(1940年録音)

 ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
Disc3
ショパン:
1. 12 の練習曲 Op.10(1928年1月録音)
2. 12 の練習曲 Op.25(1928年1月録音)

 ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
Disc4
1. ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15(1952年録音)
2. ハイドン:アンダンテと変奏曲ヘ短調 Hob.XVII-6(1959年 ウィーン音楽祭ライヴ)
3. ハイドン:幻想曲ハ長調 Op.58(1959年 ウィーン音楽祭ライヴ)

 ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
 カール・ベーム指揮、ウィーン・フィル(1)
Disc5
1. ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83(1953年5月録音)
2. ハイドン:ピアノ・ソナタ第52番変ホ長調 Hob.XVI-52(1959年 ウィーン音楽祭ライヴ)

 ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
 カール・シューリヒト指揮、ウィーン・フィル(1)
Disc6
ベートーヴェン:
1. ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58(1956年3月18日 カーネギー・ホール・ライヴ)
2. ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10-1(1956年4月11日 カーネギー・ホール・ライヴ)
3. ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13『悲愴』(1954年3月30日 カーネギー・ホール・ライヴ)
4. ピアノ・ソナタ第25番ト長調 Op.79(1954年3月30日 カーネギー・ホール・ライヴ)

 ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
 グイド・カンテッリ指揮、ニューヨーク・フィル(1)
Disc7:1954年3月30日 カーネギー・ホール・ライヴ
1. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2『テンペスト』
2. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調 Op.81a『告別』
3. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
4. シューベルト:即興曲変イ長調 Op.142-2
5. シューマン:なぜに? Op.12-3
6. リスト:ウィーンの夜会 第6番
7. ブラームス:間奏曲 ハ長調 Op.119-3

 ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
Disc8:1956年4月11日 カーネギー・ホール・ライヴ
1. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2『月光』
2. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 Op.106『ハンマークラヴィーア』
3. シューベルト:即興曲 変ロ長調 Op.142-3
4. ショパン:練習曲 第14番ヘ短調 Op.25-2
5. シューマン:予言の鳥 Op.82-7
6. モーツァルト:トルコ行進曲

 ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
Disc9:1961年5月24日 モントルー・ライヴ
● ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58

 ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
 フェレンツ・フリッチャイ(指揮)スイス・ロマンド管弦楽団
Disc10:1954年5月3日 日比谷公会堂ライヴ
1. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73『皇帝』
2. ショパン:練習曲第13番変イ長調 Op.25-1

 ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
 上田 仁 指揮、東京交響楽団(1)

ユーザーレビュー

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演奏については私ごときが言うことは何もな...

投稿日:2023/10/03 (火)

演奏については私ごときが言うことは何もない。しかし、ブックレットのデータを見ると、収録年月日・場所、原版の番号の記載にCDによって差がある。収録年しか記載がないのは、三枚目のショパン練習曲全曲、それと四枚目と五枚目のブラームスの協奏曲だ。いずれも有名なものなので、このセットを手にする方には既知のものであろう。そこで、ショパンは板起こしのCDと、ブラームスは三十年前に求めたデッカ輸入盤のCDと比較すると、原盤からと思われるノイズなど特徴が皆一致する。で、このprofilに何か音質等の改善があるのかといえば、意図不明のデジタル処理の結果と思われる音場、それに寒天質を纏ったような音の変化だ。率直に言って30年前のデッカ盤、板起こしのノイズ盛大なパール盤の方が素直な良い音だ。下衆の勘繰りと思われるかもしれないが、既出CDのコピーを使っているようにしか思われない。独自の音の変化で差別化しているつもりならば、不自然で聴いていると気持ち悪く様な音にしかなっていない。古い音源を復刻するならば、意義あるものにしていただきたい。他に良いものも入っているので星三つにしておく(上記三枚だけなら星一つにもならない)。

kentaroh さん | 新潟県 | 不明

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