THE やんごとなき雑談

中村倫也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784046803009
ISBN 10 : 4046803002
フォーマット
出版社
発行年月
2021年03月
日本
追加情報
:
四六判 / 200ページ

内容詳細

【俳優・中村倫也が“自意識”を曝け出し“丸裸”で書いた、初のエッセイ集!】

<嗚呼、僕の自意識よ。お前はあの頃から僕の中にいるのだな。そして結局、今も変わらずにそこにいるのだな。(本書「あとがき」より)>
<意味のない人生は寂しいから、なんとか理由を探そうともがく。その時間が「生きる」ということなのかもしれない。(中略)それらはきっと気高く価値のある、美しい奮闘だと思うのだ。(本書「やんごとなき者たちへ」より)>


自意識過剰でモテたくて仕方なかった学生時代。クラスメイトに突然奪われたファーストキス。
料理や掃除に買い物、たまの実家への帰省と親孝行、そんなありふれた休日。
思うように進まない俳優業に、誰にも必要とされていないのかとコンプレックスを抱えては笑えなくなった日々、這うように見つけ出した答え。
“カメレオン俳優”と評されてはそのブレイク後、呼吸ができなくなったこと。昨年、自粛期間中に襲ってきた、孤独と涙。
そして尊うべき「生きる」ことについて……。

ユーモアとペーソス溢れる筆致で描かれるは、人気俳優の素顔、哲学、そして真剣な眼差し。
スターダムにのし上がった2018年から2年にわたる毎月の連載原稿(雑誌『ダ・ヴィンチ』2018年11月号〜2020年11月号掲載)に書き下ろしを加え書籍化!(挿絵や表紙のイラスト、タイトルロゴも本人作!)

癒し系でゆるふわで、ミステリアス。
「つかみどころがない」俳優・中村倫也が、こじれた自意識を爆発させ、丸裸になる!
“ハマる人続出中”その魅力の理由がここにある。


●中村 倫也:なかむら・ともや
1986年、東京都生まれ。俳優。2005年、デビュー。2014年初主演舞台『ヒストリーボーイズ』で第22回読売演劇大賞優秀男優賞受賞。2019年にはエランドール新人賞を受賞。近年の主演作に映画『水曜日が消えた』『人数の町』、連続ドラマ『美食探偵 明智五郎』『珈琲いかがでしょう』(2021年放送予定)など。

【著者紹介】
中村倫也 : 1986年、東京都生まれ。俳優。2005年、デビュー。14年初主演舞台『ヒストリーボーイズ』で第22回読売演劇大賞優秀男優賞受賞。19年にはエランドール賞新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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誰しもが認める演技派俳優である一方で、バ...

投稿日:2021/06/13 (日)

誰しもが認める演技派俳優である一方で、バラエティ番組などでのトークは芸人か⁈と思うレベルで面白い返しをされるので、きっと聡明な方なんだなと以前から思っていました。読んでみるとゆるゆるなイラストもかわいいし、文章力や言葉選びが期待以上に秀逸でした。元気をもらいたいとき、リラックスしたいときに一章ずつゆっくり読みたい一冊です。カバーと帯にあるしかけをチェックするのを忘れずに…!

ぶい さん | 兵庫県 | 不明

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なんとなく気になる俳優さんだなと思ってい...

投稿日:2021/04/23 (金)

なんとなく気になる俳優さんだなと思っていましたが、エッセイを読んでみて、さらに気になる俳優さんに。出演作を追って観たくなりました。

みい さん | 東京都 | 不明

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日々への深い内省が、わかりやすく共感でき...

投稿日:2021/04/08 (木)

日々への深い内省が、わかりやすく共感できる言葉で紡がれている。 軽く読めるのに、気がつくと深く考えている。 なんだか不思議と心地よく、でもヒリヒリする感じの読み心地でした。 読後、著者の親戚のおじさんにでもなった気分になります。 面白かった。

ことり さん | 愛知県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • きみたけ さん

    俳優中村倫也のエッセイ。「ダ・ヴィンチ」2018年11月号から2020年11月号に連載された内容をもとに加筆修正した一冊。昆虫や動物、宇宙が好きという少年のようなこころの持ち主。紅白歌合戦への出演が決まり不安や葛藤にアレコレ思い悩んだり、休日ができれば喜び勇んでスーパーで買い物して自炊したり、等身大の飾らない「中村倫也」が描かれています。個人的には、父親へプレゼントした時のツッコミが面白かったです。読む前はそうでもなかったのですが、読んでみて親近感が湧きました。

  • 本詠み人 さん

    ダ・ヴィンチ 2022年1月号でエッセイ部門1位であったことから興味を持ち読んでみた。同誌2018年11月号〜2020年11月号に掲載されたエッセイを加筆修正し、書き下ろしを加え纏めたもの。中村氏自身の思考が素直な文体で書かれていて、時にクスッと笑え、時にこんな表現できるってすごいなと思い…自分の雑誌に載ってたものだから1位なのか疑惑を払拭できた(笑)特にアラジンのくだりと、「めぐる」で二十四節気に体温や親しみを感じる所、突然の涙の訳を懸命に考え言語化したことが心に残った。

  • 雪 さん

    ダ・ヴィンチ連載時に読んだものも結構あったので購入するか迷ったけれど、ファンなので思い切って購入!(いやそこは迷わず買えって話だけど)改めて多才な方だなあと感じた。紅白はテレビに齧りついて見てたけど、そんな心境だったとは・・。またニヤニヤしながら読み返したい。

  • nyaoko さん

    大和ハウスのCMで中村倫也と言う俳優を知った。なんて可愛い人なの。ちょっと、彼の出演したドラマを見なきゃと。たまに買うダ・ヴィンチでこの連載を読んでいたけど、改めて一冊になったエッセイを読んだ。いや〜面白い。なんだろう?すごくフツーのアラサー男子の日常が見える。チャーハンとコーヒーの件はめちゃめちゃ笑いました。最高。

  • ちこ さん

    冒頭にエッセイ連載なんて、とご謙遜されてますが、大変面白かったですけれどーーーー!!

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中村倫也

1986年12月24日生まれ。東京都出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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