CD 輸入盤

『サリエリ&ベートーヴェン・イン・ダイアログ』 ティモ・ユーコ・ハーマン&ハイデルベルク交響楽団

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HC20067
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

世界初録音の作品も収録!
サリエリとベートーヴェンのオペラの序曲などを集めた注目盤!


アントニオ・サリエリ[1750-1825]は2020年に生誕270周年を迎えました。サリエリといえば、映画「アマデウス」により「モーツァルトの同時代の人」というイメージしかないといっても過言ではありませんが、オーストリア皇帝に仕える宮廷の楽長としてヨーロッパ楽壇の頂点に立った人物として活躍し、またベートーヴェン、リスト、シューベルトなどの名作曲家を教えたことでも知られます。近年クリストフ・ルセ指揮、レ・タラン・リリクが世界初録音したオペラ『タラール』でも話題の作曲家で、またヘンスラー・レーベルからはトーマス・ファイ指揮、マンハイム・モーツァルト管弦楽団による『序曲、バレエ曲集』と『序曲、舞台音楽集』、ティモ・ユーコ・ハーマン指揮、ハイデルベルク交響楽団によるカンタータ集をリリースされております。
 当アルバムには世界初録音を含むオペラ、カンタータの序曲を中心としたサリエリとベートーヴェンの作品が収録されております。1795年3月、ベートーヴェンはサリエリのピアノ協奏曲を作曲家自身の指揮のもとソリストとしてウィーン・デビューを果たしました。その後、ベートーヴェンは1797年から翌1798年にかけてヴァイオリン・ソナタ第1〜3番 Op.12を作曲。この3曲のソナタは1799年に刊行され、サリエリに感謝の意を表し献呈。また、1799年にはサリエリのオペラ『ファルスタッフ』の二重唱『まったく同じだわ』の主題による10の変奏曲 WoO.73を作曲しております。2人の偉大な作曲家が1800年初頭に作曲したオペラやカンタータからの作品を当アルバムはまさに2人が濃密な対話を楽しんでいた時代の作品が凝縮されているといえます。
 演奏はサリエリの研究者としても名高いハーマン率いる颯爽とした演奏がたまらないハイデルベルク交響楽団です。当団といえばトーマス・ファイによるハイドンの交響曲録音でも知られており、ピリオド・アプローチの生み出すきびきびとした音楽づくりが印象的です。(輸入元情報)

【収録情報】
1. サリエリ:『ハプスブルグ』序曲(1803)
2. ベートーヴェン:『ヴェスタの火』導入部(1805、未完のオペラ)
3. サリエリ:『ファルマクーザのチェーザレ』序曲(1800)
4. ベートーヴェン:三重唱『おののけ、背徳者』 Op.116(1802/03)
5. サリエリ:『無言の神託』序曲(1802)
6. サリエリ:『エルサレムの再建』終結部(1805)


 独唱:
 ディアナ・トムシェ(ソプラノ:2,4,6)
 ジョシュア・ホワイトナー(テノール:2,4,6)
 カイ・プレウスケ(バス:2,4,6)
 トーマス・ヤーコプス(テノール:2)

 合唱(6):
 トーマス・ヤーコプス(テノール)、トーマス・ドルン(テノール)
 マティアス・エシュリ(バス)、シュテファン・ミュラー=リュッペルト(バス)

 ハイデルベルク交響楽団
 ティモ・ユーコ・ハーマン(指揮)

 録音時期:2020年3月
 録音場所:ドッセンハイム、マルティン・ルター・ハウス
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 世界初録音(1,5,6)

ユーザーレビュー

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まずパッケージデザインに惹かれました。ベ...

投稿日:2021/03/17 (水)

まずパッケージデザインに惹かれました。ベートーヴェンはコーヒーにこだわりが有り、豆を60粒数えて淹れていたという話は有名ですが、サリエリも毎朝ミルク入りコーヒーを飲む習慣があったと伝記に紹介されている為、まるで二人が淹れたてのコーヒーを飲みながら音楽について語り合う場面が浮かんでくるような、そんな温かみのあるデザインでとても素敵です。 CD付属の冊子には、二人の伝記的なエピソードや、音楽的にお互いに影響を受け合っていた様子などが解説されており、薄いはずなのにとても読み応えがありました。Google画像翻訳アプリで読みながら曲を聞くのが楽しいです。二人の師弟関係を知りたい、音で感じてみたいという方は買って損は無いと思います。

オベサ さん | 不明 | 不明

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