TEN 下 小学館文庫

楡周平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094068801
ISBN 10 : 4094068805
フォーマット
出版社
発行年月
2021年02月
日本
追加情報
:
352p;15

内容詳細

ドヤ街で荒んだ暮らしをしていた小柴俊太は、幼馴染の麻生寛司との再会でチャンスを掴み、ムーンヒルホテルで働くことになる。日本最大のホテルチェーンを目指す月岡光隆社長の下、俊太は次々に実績を挙げ、異例の出世を遂げる。さらに、球団買収の難題を解決すると、中卒、途中入社のハンディを乗り越えて、本社の取締役に抜擢される。そんなある日、重大な不祥事が発覚し、会社は上場廃止の危機に陥ってしまう。一連の騒動の背後には、思いもよらぬ人物の裏切りがあった…。昭和のニッポンを駆け抜けた汗と涙と歯ぎしりのサラリーマン奮闘小説の傑作、誕生。

【著者紹介】
楡周平 : 1957年、岩手県生まれ。慶應義塾大学大学院修了。米国企業在職中の96年に『Cの福音』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • W-G さん

    面白いことは面白いのだが、後半やけにあっさり話が進む。月岡の失脚もあっという間なら、打開策も奥さんがさくっと捻り出してしまう。下巻だけ見ると、憑き物が落ちたように人柄が良くなった月岡の対比で、麻生が子悪党にしか思えないが、冷静に考えると、謀反を起こす気持ちもじゅうぶんに理解出来る。個人的には、麻生社長&小柴専務くらいで納めて、テンが前線に近いポジションで活躍した方が、長期的に会社にとってはプラスだと感じる。肝心なところを奥さんのアイデアに頼り過ぎているところが、私にそう思わせたのかもしれない。

  • Fondsaule さん

    ★★★★☆ 次々にやってくる問題を苦労しながも解決していく俊太。 月岡の後継としてムーンヒルホテルチェーンの頂点が見えてきた。

  • shoko さん

    理想的な締めくくりで気分良く読了。でも最後もっと寛司にあがいて欲しかったなー、なんて思ったりもして。TENを陥れるために画策するとか…。それは女性バージョンの嫉妬ですかね。

  • terukravitz さん

    ★★★★☆

  • 黒猫のダンゴ さん

    本のタイトルが主人公のニックネームとは意外。昭和初期のホテル業界の変遷を背景、社会、ビジネス、嫉妬の物語。

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人物・団体紹介

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楡周平

1957年生まれ。米国系企業に勤務中の’96年、大ベストセラー『Cの福音』(宝島社、のちに角川文庫)で衝撃のデビューを飾り、翌年から専業作家となる。綿密な取材に基づく圧倒的なスケールかつ時代を先取りしたテーマで作品を描き、読者を魅了し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの

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