行きましょう！〜16世紀から20世紀スペインの歌曲集　メロディ・ルヴィオ、バンジャマン・ヴァレット

妖しげなコントラルトによるスペインの情熱

16世紀から20世紀までのスペインの歌を歴史に沿ってをたっぷり聴かせてくれるアルバム。どれもむせかえるようなスペイン情緒にあふれる民謡調ですが、コントラルトの低く妖しい声とギターがぴったり。
　メロディ・ルヴィオはフランス人ながらスペイン語とスペイン文化で学位をとったほどのスペイン好き。古楽オペラなどにひっぱりだこですが、ここではスペイン人顔負けの情念で歌いあげています。文豪ロルカの作品も魅力的。（輸入元情報）

【収録情報】
1. ロルカ：古いスペイン民謡〜18世紀のセビリャーナス／チニータスのカフェ／アンダ・ハレオ／ハエンのモーロ娘
2. ガルシア／ヴァレット編：密輸入業者
3. ファリャ／ヴァレット編：プレリュード／7つのスペイン民謡
4. フェルナンド・オブラドルス／ヴァレット編：愛を込めて、わが母
5. トゥリーナ：ファンダンギーリョ／
6. トゥリーナ／ヴァレット編 ：希望の聖母への祈りの形式によるサエタ
7. ロドリーゴ：クリスマスの人形／聖なる羊飼／小麦畑で
8. 作者不詳／ヴァレット編 ：子守歌 (1762)
9. ディエゴ・ピサドール：聖ヨハネの朝

　メロディ・ルヴィオ（コントラルト）
　バンジャマン・ヴァレット（ギター）
　イソレ・ラヴェルニュ（フルート：9）
　ロナルド・マルティン・アロンソ（ヴィオラ・ダ・ガンバ：9）
　ラファエル・マス（打楽器：9）

　録音時期：2017年8月28-31日
　録音場所：パリ地方音楽院
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）