シューマン、ロベルト(1810-1856)

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SACD

交響曲第1番『春』、第4番(初稿版) フランソワ=グザヴィエ・ロト&ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団(日本語解説付)

シューマン、ロベルト(1810-1856)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC6265
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明


日本語解説付き
目から鱗! シューマンの交響曲が全く新しいイメージに生まれ変わった!
ロト&ギュルツェニヒの新たな挑戦


今や世界中で評判となっている指揮者フランソワ=グザヴィエ・ロト。ロトとケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団は、これまでに同オーケストラが世界初演したマーラーの交響曲第3番と第5番をリリースし、絶賛されています。同じコンビによる次なる挑戦はシューマンの交響曲。第1番『春』と第4番のカップリングで番号順ではないものの実はともに1841年の作。後者は10年後に大改訂して出版する際に「4番」となったことが知られています。
 名作の最もオリジナルな形にこだわるロトは、もちろん第4番も初稿にて演奏。各楽章の表示がイタリア語(改訂版はドイツ語)で、音楽もかなり異なります。シューマンの作品はとかくオーケストレーションが問題となり、後世の人々が見通しを良くするように手を入れていますが、ロトは改訂版以上に音の重なった初稿から抜群のバランス感覚で独特な音響を引き出し、陰影のはっきりしたにごりのないセピア色の世界を絶妙に表しています。
 ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団のシューマンといえばギュンター・ヴァントの名演が思い出されますが、ロトのテンポはヴァントに近く、同オーケストラの伝統を強く感じさせます。リズム感と推進力はロトならではで、両曲のフィナーレなどぐいぐい引き込まれます。新しいシューマンの交響曲名盤の誕生と申せましょう。(輸入元情報)

【収録情報】
シューマン:
1. 交響曲第1番変ロ長調 Op.38『春』
2. 交響曲第4番ニ短調 Op.120(1841年初稿)


 ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
 フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)

 録音時期:2018年12月16-18日(2)、2019年6月16-18日(1)
 録音場所:ケルン・フィルハーモニー
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 SACD Hybrid

 輸入盤・日本語帯・解説付


内容詳細

ロト指揮、ケルン・ギュルツェニヒ管による、シューマンの交響曲第1番「春」、第4番を収録。ロトらしい瑞々しさで、推進力を持ってオーケストラをリード。はっきりとしたコントラストと明瞭な色彩で、作品を彩っている。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. 交響曲第1番変ロ長調Op.38「春」
  • 02. 交響曲第4番ニ短調Op.120 (1841年初稿)

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ロトは個人的には苦手な指揮者だが、それは...

投稿日:2021/03/03 (水)

ロトは個人的には苦手な指揮者だが、それはハルモニアムンディの録音が悪いためだったようで、このレーベル録音はSACDであることも手伝って、十分楽しめた。細部が異常とも言える神経質さで、特に管楽器の音の重ね方が周到である。

海尾水 さん | 神奈川県 | 不明

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今シューマンが本当に面白い。ホリガー、ガ...

投稿日:2020/11/14 (土)

今シューマンが本当に面白い。ホリガー、ガーディナー、交響曲はまだだけど、エラス=カサドも、そしてついにロトもやってくれた。シューマンのギクシャクとした、どこか素人臭い管弦楽曲は、彼らにとっては取り組み甲斐があるのではなかろうか。ブラームスほど、完成されている感がない、けれども芸術的味わいは決して負けていない、好き嫌いは別にして。ロトは今回レ・シエクルは使わずにケルンのオーケストラを選んでいるけれども、実にしなやかに刺激的な演奏を展開している。シューマン特有のおたまじゃくしが踊るような弦楽器が堪らない。それにしても、アバドはどうしてシューマンの交響曲を録音しなかったのだろう。「ファウストの情景」の素敵なCDを残しているのに。

ヤナハル さん | 鹿児島県 | 不明

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