長谷川博一 (ライター)

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追憶の泰安洋行 細野晴臣が76年に残した名盤の深層を探る

長谷川博一 (ライター)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784943959342
ISBN 10 : 4943959342
フォーマット
発行年月
2020年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
188p;21

内容詳細

細野晴臣の歴史的名盤『泰安洋行』(76年)の制作過程を、参加ミュージシャンやスタッフ、そして細野本人の証言をもとに辿り、その魅力や真価を改めて検証する!前後の『トロピカルダンディー』(75年)、『はらいそ』(78年)を含め、トロピカル3部作が表現したものは何か!?

●細野晴臣が語る『泰安洋行』
●本書に登場するミュージシャン/関係者
鈴木茂、林立夫、久保田麻琴、矢野顕子、鈴木慶一、あがた森魚、s-ken、伊藤大地(ドラマー)、ヤギヤスオ(イラストレイター)、高田漣(ギタリスト)ほか
●細野晴臣によるあとがき
●鈴木惣一朗による本書解説
●装丁:岡田崇


〇この書籍は、『レコード・コレクターズ』誌に2016年7月号から2018年11月号まで、28回にわたって連載された「追憶の泰安洋行〜細野晴臣が76年に残した名盤の深層を探る」をまとめたものです。

●著者=長谷川博一
1961年、北海道小樽市生まれ。フリーライター。青山学院大学経済学部卒業後、出版社で前田祥丈 編『音楽王 細野晴臣物語』(1984年)の編集に携わり、その後、ノンスタンダード・レーベルのディレクターも務めた。インタビュー集『ミスター・アウトサイド』『きれいな歌に会いに行く』(共に大栄出版)、『チャンピオン 三沢光晴外伝』(主婦の友社)、『バックストリート・ブルース 宇崎竜童 音魂往生記』(白夜書房)など。2019年7月8日、闘病の末、逝去。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 阿部義彦 さん

    細野晴臣さんの衝撃作「泰安洋行」に関するあれこれを、今は亡き著者は関係者による証言で解き明かしてくれます。私も中学時代に発売と同時に買って愛聴してました。最初はなんじゃこりゃ?という驚きの方が多かったですが、何度も聴き込むことによって自分の名盤にしたという思い入れも。当時の細野さん、浮いてましたねー。なんて、、トロピカル三部作のど真ん中で一番熱量の多いこのアルバム、いかにして生まれたかが手に取るようにわかります。著者は私と同じ歳で、ご冥福をお祈りします。マイフェイバリットは「チャウチャウドッグ」です。

  • さえきかずひこ さん

    信じられないほどの名著。読みましょう。

  • halfpint さん

    読むための時間を取ってようやく読み切った。思いのほか時間がかかるので諸姉諸兄はご注意を。なぜかといえばネチネチと進む記述と並行して楽曲をネチネチ聞きたくなるから。この本以前と以降では「細野トロピカル3部作」の聞こえが変わって、もう戻らないけど、それは音楽好きにとっておおむね悦ばしい変化ならんと思うので、(とくにわたしのような「なんでおもしろいんだろう」とうっすら思ってたような甘々の)細野さんファン諸姉諸兄におすすめです、夏の後半たっぷり楽しむ課題図書に。フェイバリットは、やっぱ「ルーチューガンボ」で。

  • sakwai さん

    YMOで細野さんを知って遡ってはっぴいえんどやソロ作を聞いた私のような人間には、当初はこれが細野さん?という違和感が拭えなかったものだ。だから著者のように時系列に沿って細野さんの音楽をフォローしている人が羨ましい。本書は「泰安洋行」について語り尽くすというニッチな本だが、多くの関係者の証言のおかげで、著者の身勝手な思い込みみたいなものはほとんどない。むしろその愛情の深さに感心する。私が言うのも妙だが、ここまで作品を愛されてきっと細野さんも音楽家冥利に尽きるのではないか。もちろん読者も幸福になる本。合掌。

  • 古墳くん さん

    愛に溢れるステキな本でした。r.i.p

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