『第三帝国と伝説のヴァイオリニストたち』　ドイツ帝国放送録音集（1938-1944） 諏訪根自子、デ・ヴィート、リッチ、他（2枚組アナログレコード）

諏訪根自子ドイツ時代の貴重音源を含む伝説のヴァイオリンの名録音を集めた注目LP！

第三帝国と伝説のヴァイオリニスト達　ドイツ帝国放送録音集
諏訪根自子、ジョコンダ・デ・ヴィート、ルッジェーロ・リッチ、リリア・ダルボーレ、ティボール・ビストリツキー

ドイツ時代の諏訪根自子の演奏が聴ける大変貴重なLP です。シュトラウスの歌曲「あすの朝」はヴァイオリニストのクレジットが無いまま世に出たことがあった知る人ぞ知る録音で、演奏者名が明記された状態で発売されたのも嬉しい。ラウハイゼンが描くゆったりとした背景の中で、田中路子の柔らかく可憐な歌声と耽美的な歌い回しに、諏訪根自子の艶やかに輝くヴァイオリンが絡んでゆく美しさは筆舌に尽くしがたいものがあります。またファリャの「ホ
タ」は技巧的にも感覚的にも洗練されきった演奏で、緩急自在のテンポ操作と多彩な音色表現が楽曲の移り変わる情景を見事に描き出し、ラストのなんとも言えない名残惜しさまで手の内に入った表現を聴かせてくれます。他にもニューヨークのエミール・ヘルマンから一時貸与された名器、1737 年製のストラディヴァリウス「ロード・ノートン」を用いて録音したリッチや、音色とフレージングに人懐っこい温かみと親しみやすさがありドイツで人気を博したダルボーレ、グラモフォンに残されたLP の海外中古市場価格が2,000ドルを超えるという知る人ぞ知る名手ビストリツキーなど、注目の音源が凝縮されています。

LP1-A]
�@R. シュトラウス：あすの朝 Op. 27-4
�Aファリャ（コンハンスキ編）：ホタ
�Bパガニーニ（クライスラー編）：カプリス第13 番 変ロ長調 Op. 1
[LP1-B]
�Cバッハ：パルティータ第2 番BWV. 1004より「シャコンヌ」
�Dサラサーテ：ツィゴイネルワイゼン Op. 20
�Eマッテゾン：アリア
[LP2-A]
�Fサンマルティーニ：愛の歌
�Gコレッリ：ヴァイオリン・ソナタ第12 番 ニ短調「ラ・フォリア」
�Hタルティーニ：ヴァイオリン・ソナタ ロ短調
[LP2-B]
�Iヴェラチーニ：ラルゴ
�Jパガニーニ：華麗なるロンド
�Kサラサーテ：ホタ・ナバーラ Op. 22
�@�A諏訪根自子（ヴァイオリン）、ミヒャエル・ラウハイゼン（ピアノ）、田中路子（�@ソプラノ）
�Bジョコンダ・デ・ヴィート（ヴァイオリン）、グスタフ・ベック（ピアノ）
�C�D�Eルッジェーロ・リッチ（ヴァイオリン）ヴァルデマール・フォン・ヴルテー（ピアノ）
�F�Gリリア・ダルボーレ（ヴァイオリン）、ハインリヒ・グラーフ・ヴェスデーレン（ピアノ）
�Hリリア・ダルボーレ（ヴァイオリン）、ハンス・プリーグニッツ（ピアノ）
�I�J�Kティボール・ビストリツキー（ヴァイオリン）、エルハール・ミシェル（ピアノ）
録音：�@�A1943-44 年、ベルリン / マズーレンアレー・放送会館・第2 ホール / ベルリン帝国放送（スタジオ放送録音）
�B 1938 年2 月6 日、ライプツィヒ / ゼンデラウム/ ライプツィヒ国家放送（スタジオ放送録音）
�C�D�E1938 年11 月11 日ベルリン / 国家放送協会短波放送第11 ホール（スタジオ放送録音）
�F�G1942 年2 月13 日、ベルリン / マズーレンアレー・放送会館・第2 ホール / ベルリン国家放送（放送録音）
�H1944 年、ライプツィヒ / ゼンデラウム/ ライプツィヒ国家放送（スタジオ放送録音）
�I�J�K1942 年11 月27 日、ベルリン / マズーレンアレー・放送会館・第2 ホール / ベルリン国家放送（スタジオ放送録音）
国内プレス
完全限定生産盤
モノラル
日本語帯・解説付

（メーカーインフォメーションより）