ゆりの木荘の子どもたち

富安陽子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065187494
ISBN 10 : 4065187494
フォーマット
出版社
発行年月
2020年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
130p;22

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読書メーターレビュー

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  • ☆よいこ さん

    児童書。中学年〜。有料老人ホーム・ゆりの木荘に住んでいるのは4人のおばあさんと2人のおじいさん。ある晴れた日にサクラさんとモリノさんが日向ぼっこをしていた時、サクラさんが懐かしい歌を口ずさんだ。「ヒイラギひとはフジのはふたは、みつばによつば五日のカズラ、六日のアヤメ七日のハコベ、ヤマブキさいてコデマリちった、これで十までかあぞえた」途端に古時計がボーンと鳴り、77年前に時間が巻き戻された。子供の姿になったおじいさんとおばあさんは、ゆりの木荘の謎にせまる。▽良質ファンタジー。さわやかな読後感。

  • mocha さん

    タイムスリップの起動装置に大きな箱時計というのはテッパン。子どもに戻ってしまったお年寄りたちを導いたものは…。冨安さんらしいノスタルジックなファンタジー。老人の頭の中では、こんなふうに突然子ども時代がありありと甦ったりするのかもしれない。老いた母を見てるとついそんなことを思ってしまう。

  • chiaki さん

    2021年、中学年夏の課題図書。今回一番期待の高い課題図書!不思議な魔法がかけられていると言われる古い洋館“ゆりの木荘”は、100年以上の時を経て、今は6人の老人が住む「有料老人ホーム」に。ある日サクラさんが手まり歌を口にしたのをきっかけに77年前のとある日に遡ってしまいます。謎解きと共に、戦争で果たされなかった約束を取り戻すという展開に、先が気になり一気読みでした。さすが富安さん!佐竹美保さんの絵も素晴らしく、これは中・高学年さんで取り合いになりそうな予感です。笑

  • へくとぱすかる さん

    ほんのつかの間の午後。お年寄りたちが暮らす「ゆりの木荘」。歳月をさかのぼって、全員が子どもになってしまった。手まり歌をきっかけに、謎の正体を解きあかそうとする「子ども」たち。ほのぼのとしているようで、なかなかに切ない話。約束って長く残るんだよね。速く読める分、夏の午後の、あの雰囲気がよく感じられる。ひとつのミステリだと思ってみると、驚ける話が、非常に微妙なタイミングで出てくるので、完全な伏線とまではいかないようだ。お年寄りたちにしてみれば、若返る経験は、なかなかよかったのでは。淡く彩られた印象的なお話。

  • ベーグルグル (感想、本登録のみ) さん

    2021年課題図書。100年以上前に建てられたゆりの木荘は、今は老人ホームとなり、6人の老人が住んでいる。ある出来事で77年前にタイムスリップ。ちょっとした謎解きもあり、元に戻るまで老人たちは若い時を思い出しながら、楽しんでいる姿が印象的だった。挿絵は佐竹美保さん。

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