セアンセン:協奏曲集
2019年、デンマーク国立交響楽団の来日の際に演奏曲目の一つとしてその作品が選ばれていた、デンマークを代表する現代作曲家ベント・セアンセン(ソレンセン、ソアンセン)。このアルバムには、最近の3つの協奏曲が収録されており、いずれも北欧を代表する名手を迎えての演奏です。
『ラ・マッティーナ』はノルウェーの名手アンスネスに献呈された曲。アンスネスの存在そのものが作曲のインスピレーションの源になったという、まさに彼のための作品です。『セレニダード』は名クラリネット奏者フレスト、ヴェネツィアの憧れを表現したという『トランペット協奏曲』は女性トランペット奏者ティーネ・ティング・ヘルセットがそれぞれソロを担当しています。
ピアノ協奏曲とトランペット協奏曲はセアンセンの60歳を記念して開催された「ウルティマ・フェスティヴァル」にて録音、クラリネット協奏曲は2014年にフレストがデンマークの文化賞「Sonning賞」を受賞した際のライヴ録音で、いずれも世界初録音です。(輸入元情報)
【収録情報】
セアンセン:
1. ラ・マッティーナ〜ピアノとオーケストラのための (2007-2009)
2. セレニダード〜クラリネットとオーケストラのための (2011-2012)
3. トランペット協奏曲〜トランペットとオーケストラのための (2012-2013)
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ:1)
マルティン・フレスト(クラリネット:2)
ティーネ・ティング・ヘルセット(トランペット:3)
ペール・クリスティアン・スカルスタード指揮、ノルウェー室内管弦楽団(1,3)
トーマス・セナゴー指揮、デンマーク国立交響楽団(2)
録音:
2014年5月10日ライヴ Koncertsalen, DR Koncerthuset(2)
2019年9月18,19日 Universitetets Aula, Oslo(1,3)
全て世界初録音