基本情報
内容詳細
知らない男が写りこんだ家族写真、窓辺に女が立つ廃屋の秘密、死んだ人間が歩き回る村、死の気配に覆われた宿屋…。ホフマン「廃屋」、マイリンク「こおろぎ遊び」、ヤーン「庭男」など、黒死病の記憶のいまだ失せぬドイツで紡がれた、短編の名手たちによる恐るべき悪夢の数々。種村季弘の選が冴えわたる、傑作怪談アンソロジー!
【著者紹介】
種村季弘 : 1933年、東京生まれ。ドイツ文学者。『ビンゲンのヒルデガルトの世界』で芸術選奨、著作集「種村季弘のネオ・ラビリントス」で泉鏡花文学賞を受賞。多くの著書と、マゾッホ、ホフマンなどの翻訳で知られる。2004年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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HANA さん
読了日:2020/08/16
くさてる さん
読了日:2020/08/29
三柴ゆよし さん
読了日:2020/04/05
ふるい さん
読了日:2021/01/13
翠埜もぐら さん
読了日:2020/06/06
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人物・団体紹介
種村季弘
1933年東京都生まれ。57年、東京大学独文科卒。出版社勤務の後、東京都立大学助教授、國學院大學教授など。作家、独文学者、評論家。文学、美術、博物誌、地誌旅行、書誌など、アカデミズムの枠を超越した知的宇宙を構築する。その一方、洒脱で諧謔味に富んだ漫遊記、旅行記、温泉記を得意とする。2004年逝去(本
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