この商品の関連特集

ワトソン・ザ・リッパー さる名探偵助手の誰にも話せない過去 LINE文庫エッジ

SOW (小説家)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784910040301
ISBN 10 : 4910040307
フォーマット
出版社
発行年月
2020年01月
日本
追加情報
:
295p;16

内容詳細

十九世紀、「世界の半分を所有した」大英帝国の首都・ロンドン。カトリックの若き神父、ジェイムス・H・オーランドは、ロンドンを賑わす殺人鬼『切り裂きジャック』に狙われる少女・マーガレットの警護にあたる。簡単な任務と思われたが、突如現れた異能の悪魔、そして謎の機械・蒸気甲冑までもがオーランドに襲いかかり、事態は予測不可能な展開へ…?霧と蒸気、悪魔と探偵が闊歩する街ロンドンを舞台に、新たな物語が今、幕を開ける!

【著者紹介】
SOW (小説家) : 第一回ジャンプノベルグランプリで「市立エルニーニョ学園伝説」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • うまる さん

    あの名探偵助手が助手になる前の知られざる過去と切り裂きジャック事件を融合させた話。これだけでも素敵な設定なのに、宗教的な話に異能、悪魔など萌え要素がいっぱいあって楽しかったです。切り裂きジャック事件の解釈も、なるほどあの説かと思いきや更に続きがあって面白い。一番驚いたのはレストレード警部の設定でした。この事件があって名探偵の話が始まるという収束も良く、この世界観で探偵物での続きを見たいと思いました。

  • まっさん さん

    ★★★★☆ めっちゃくちゃ面白かったです。近世ヨーロッパを舞台とした世界観に、ミステリー・サスペンス・スチームパンク・ホラー(?)などの要素がてんこ盛りに盛り込まれた好みドンピシャな設定の数々。ドイルやクリスティ作品が好きな自分にはかなり刺さった今作。神にも悪魔にも魅入られた一人の青年が、生まれた時から背負うとある十字架を駆使してヴァチカンから下された護衛任務につく。それは近年ロンドンを恐怖の渦に陥れているジャック・ザ・リッパーに狙われたある少女を保護することだった。カトリックとプロテスタントの対立→

  • 真白優樹 さん

    十九世紀、大英帝国の首都、倫敦の貧民街を舞台に汚れ仕事を請け負う神父が切り裂きジャックへと挑む物語。―――蒸気が生み出す霧より出でるは、知りたくもなかった凄惨な絶望の真実。 かの名探偵助手の過去は何故話せぬのか。彼は本当に切り裂きジャックなのか。頁を読み進めるにつれて謎が謎を呼び状況が目まぐるしく流転し、最後に全てが繋がった時に人の業という救えぬ真実が晒される。そんな重くて苦くて熱い読み応え抜群の物語であり、推理して読みたい読者様にはお勧めしたい物語。是非続いてほしい。 期待を込め次巻も楽しみである。

  • のれん さん

    ホームズ、切り裂きジャックと言えば、日本の新撰組以上に魔改造されている題材だが、今作の改造っぷりは大きく、それ故逸れている様に感じた。  一言で言えばワトソンである必要がなく、推理も怪異も中途半端で異能力バトルの範疇にしかない。悪魔の聖職者の敵対関係や、それを踏み越える名探偵ホームズの異質さなどは、ホームズの異能モノでは良くあること。それをどう調理するかが面白いのに、異能力と貴族関係だけで終わってしまった。  まとめると、題材が必要なく、展開だけ見ても個人的にはそんなに盛り上がらない。続刊は買わない。

  • しん∞SHI−N さん

    【神にも悪魔にも魅入られた贖罪を背負って、この闇を裁こう】大英帝国の首都、ロンドンにてカトリックの若き神父が、切り裂きジャックに狙われる少女を警護する中で、歴史と信念がぶつかり合う物語。名探偵、シャーロック·ホームズの偉業は、市政に知れ渡る中で、その影で蠢く切り裂きジャックの伝説は、寡聞にして聞かない。この物語はそこに焦点があたる。身分の違い、宗教の違い、出自の違い。この世界ではそういった差別の十字架を背負って生きる者達が描かれる。霧と蒸気、悪魔と探偵が闊歩する街にて。悲恋に至る結末を是非見届けて欲しい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

SOW (小説家)

第一回ジャンプノベルグランプリで「市立エルニーニョ学園伝説」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品