音楽と契約した男 瀬尾一三

瀬尾一三

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784636963052
ISBN 10 : 4636963059
フォーマット
発行年月
2020年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
337p;22

内容詳細

吉田拓郎、中島みゆき、長渕 剛、徳永英明 等を手掛けた最後のレジェンド音楽プロデューサー瀬尾一三が語る、「真(ほんとう)の音楽プロデュース」と、ヒットの秘密。瀬尾一三(せおいちぞう)を知らずに、日本の音楽シーンは語れない!

1969年から音楽活動をはじめ、「『いちご白書』をもう一度」(バンバン/1975)、「オリビアを聴きながら」(杏里/1978)、「とんぼ」(長渕 剛/1988)、「壊れかけのRadio」(徳永英明/1990)、「糸」(中島みゆき/1992)、「泣いてもいいんだよ」(ももいろクローバーZ/2014)、等々数々の時代を創ったヒット曲を生み続けた男が、日本を代表する現役の作・編曲家 萩田光雄(「異邦人」「プレイバック Part2」等)音楽プロデューサー 松任谷正隆(松任谷由実 他)、山下達郎(竹内まりや 他)、亀田誠治(椎名林檎 他)4名とのレジェンド・スペシャル対談を軸に、現在も一線で活躍する各人のリアルな声を通して日本の音楽プロデュースの「現在(いま)」を浮き彫りにする。

そして、瀬尾一三が、今現在もヒットメーカーで在り続ける理由と、その支柱となっている「真(ほんとう)の音楽プロデュース」に迫る。


【レジェンド・スペシャル対談(4組)】
瀬尾一三
 ×
[作・編曲家]
萩田光雄(「異邦人」「プレイバック Part2」他)
[音楽プロデューサー]
松任谷正隆 (松任谷由実 他)
山下達郎 (竹内まりや 他)
亀田誠治 (椎名林檎・平井堅・スピッツ・GLAY他)

【寄稿】
吉田拓郎、中島みゆき、中村 中


■こんなにも「時代を創った名曲」に関わってきた音楽プロデューサーがいただろうか?
30年に渡りプロデュースを続けている中島みゆきをはじめ、吉田拓郎、長渕 剛、徳永英明 等の音楽プロデューサーであり、「糸」「地上の星」はもちろん、「落陽」「『いちご白書』をもう一度」「岬めぐり」「とんぼ」「壊れかけのRadio」「22才の別れ」「オリビアを聴きながら」「泣いてもいいんだよ」等々、数々の時代を越えたヒット曲のアレンジャーとして知られる瀬尾一三(せおいちぞう)。

■「真(ほんとう)の音楽プロデュース」とは何なのか……
本書では、日本を代表する現役の作・編曲家、音楽プロデューサー(萩田光雄/松任谷正隆/山下達郎/亀田誠治)との対談を軸に、編曲の方法論、アーティストとの関わり方等を描く。また、瀬尾一三の半生を振り返り、瀬尾が関わった名曲、その曲に携わった人々、その時代背景を通して生まれた瀬尾流プロデュース論とそれを支える特異な音楽観、ヒットの真相に触れる。そして、その功績の伝達にとどまらず、瀬尾が、今現在もヒットメーカーで在り続ける理由と、その支柱となっている「真(ほんとう)の音楽プロデュース」に迫る。また、盟友である吉田拓郎からの瀬尾の人柄を伝えるプライベート話や、30年続く音楽パートナーである中島みゆきからの出逢いのエピソード、中村 中からの寄稿をはじめ、島村英二、小林信吾 他の一流ミュージシャン等からのコメントも多数掲載。


【目次】
序 章  瀬尾一三とは何者か
第一章  プロデューサー瀬尾一三ができるまで
第二章  プロデューサー宣言
第三章  中島みゆきとの30年
終 章  神様との契約
寄 稿  吉田拓郎/中島みゆき/中村 中
対 談  萩田光雄/松任谷正隆/山下達郎/亀田誠治
瀬尾WORKS 1969-2020(作品年表・編曲作品リスト)

※本書の内容は一部変更になる可能性がございます。


《瀬尾一三プロフィール》
1947年9月30日生。兵庫県出身、音楽プロデューサー、作曲家、編曲家。
1969年フォークグループ「愚」として活動。1973年ソロシンガーとしてアルバム『獏』を発売。同年に『LIVE`73』を吉田拓郎と共同プロデュース。その後、中島みゆきをはじめ、吉田拓郎、長渕 剛、徳永英明 他、100をゆうに越えるアーティストたちの作品のアレンジ(編曲)やプロデュースを手掛け、30年の音楽パートナー中島みゆきにおいては楽曲制作のみならずコンサート、『夜会』『夜会工場』の音楽プロデュースも務めている。2017年、自身初の作品集第1弾『「時代を創った名曲たち」〜瀬尾一三作品集 SUPER digest〜』を発売し、コンピレーションとしては異例の1万枚出荷と好評を博した。2019年に第2弾、2020年1月に第3弾の発売が決定。そして本書が音楽活動50周年の集大成の一つとして2月10日に発売予定。

【著者紹介】
瀬尾一三 : 1947年9月30日生まれ。兵庫県出身。音楽プロデューサー、編曲家、作曲家。1969年フォークグループ「愚」として活動。1973年ソロシンガーとしてアルバム『貘』をリリース。その後、日本のポップス、ロックシーンの黎明期から現在まで100を超えるアーティストたちの作品のアレンジ(編曲)やプロデュースを手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 山田太郎 さん

    大村雅朗、船山基紀、萩田 光雄ときて瀬尾一三で全員読んだ。どの人も仕事量がハンパなくすごいなと。ある程度やっぱり数こなせないとだめだよなと思った。中島みゆきとちゃんと付き合えるのはすごいんだろうなと。後藤次利は逃げたのではないかと思った。あとは、後藤次利か井上鑑が読みたいなと。

  • kuma さん

    長渕剛、中島みゆきのアレンジャー 音楽への情熱に感動

  • 華形 満 さん

    今では瀬尾一三=中島みゆきのプロデューサー・アレンジャーと条件反射の様に結び付くが、実は多方面のアーティストとの関わりもあまりに多い。真のプロフェッショナルとはこういう人を指すのだろうと痛感する。「ものづくりにはその瞬間でなければ生まれないことがいっぱいある。だから予想外のところで化学反応が起きる」かつてはそういう経験が多かったと振り返るところが実に深い!後半の対談相手が松任谷正隆、山下達郎、亀田誠治、萩田光雄と正に現代J-POPの大御所ばかり。必読そして保存版だ。

  • 海(カイ) さん

    私が剛とみゆきさんが好きなのは、この人がいたからなのかもしれない。

  • manabukimoto さん

    中島みゆきのアレンジャーとして知られている瀬尾さんの半生記。 兵庫県生まれ、関大卒。心斎橋のヤマハの洋楽レコード売り場でバイトしていた青年が、上京し、吉田拓郎や荒井由美、松任谷正隆らに巡り合い、頭角をあらわす。 0から1を生み出すのがアーティストだとしたら、1を10にするのがアレンジャーの仕事だと言う。 中島みゆきと出会い30年、彼女と音楽を共にする。メンター的なものを求める女性のアーティストを煙たく思っていた瀬尾にとって中島は芸術家としての対等な関係性が築けた稀有な存在とのこと。 面白かった!

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