その通りになる王道日本、覇道中国、火道米国 扶桑社新書

青山繁晴

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594082383
ISBN 10 : 4594082386
フォーマット
出版社
発行年月
2019年12月
日本
追加情報
:
439p;18

内容詳細

青山繁晴氏『日中の興亡』に続くベストセラー『王道の日本、覇道の中国、火道の米国』が大幅加筆修正を経て新書化された。
世界の覇権を握ろうと野望を隠そうともしない中国とそれを阻止しようとする米国。
この危機に対して、日本がどう立ち向かうのかを説く必読の一冊。

【著者紹介】
青山繁晴 : 作家、参議院議員。1952年、神戸市生まれ。慶大文学部中退、早大政治経済学部卒業。共同通信記者、三菱総合研究所研究員を経て、2002年、株式会社独立総合研究所を創立し、代表取締役社長・兼・首席研究員に就任。2016年、参議院議員に当選し、現職。「日本の尊厳と国益を護る会」代表幹事。東大と近畿大で教鞭も執る。FM音楽番組「オン・ザ・ロード」でDJ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さきん さん

    中国が13億人を統治しようとする限り、中華思想枠から逃れぬ限り、本書でいう覇道の道を外れることができないであろう。日本は、早くも一体感、ナショナリティ、連帯を失っているように感じる。それらにはファッショの悪しき事例であるナチスのような悪い面もあるが、覇道な中国、火道な米国を前にしては、意識して連帯しないと現時点でもそうだが、少しずつ領域や自由が削り取られていくことになる。連帯を健全に成すことは難しく、各々がオルテガのいう貴族にならないといけないと改めて感じる。

  • 大先生 さん

    2019年末の本ですが、内容はほとんど北京オリンピックの頃の話です。しかし、古いから読む必要がないということにはなりません。日本の領土とは(北方領土、南樺太問題)、北京オリンピックの裏で中国共産党が何をしていたのか(ウイグル、チベット問題)。毒ギョウザ事件で日本人の女の子が意識不明の重体に陥って苦しんでいたとき日本の福田総理(当時)はどう対応したのか?対馬・隠岐・竹島という国境最前線はどうなっているのか?青山さんの視点を通じて解説されています。よく話が脱線するのはご愛嬌(笑)これらは、私達自身の問題です。

  • 乱読家 護る会支持! さん

    2009年の青山さんの予言は、現在まさに「その通り」になり、、中国は習近平さんになって独裁色が強くなるなど、覇道を強めています。アメリカは、トランプさんになって「自らを焼き尽くして再生を目指す」火道を強めています。そして、日本は最近ようやく「正しい事を言うべきは言う、民のために実行する」王道の道に少しだけ目覚めつつあります。 文中にある、勇気ある書写山圓教寺の大樹玄承師さんの行動にはとても感動しました。国民一人一人の勇気ある行動が、素晴らしい日本を子ども達につないでいく事につながります。僕も頑張ります!!

  • そうげん(sougen) さん

    隠岐、対馬、水産資源を枯渇させたり、日帰りで(おそらく)水産資源を密漁して本国に持ち帰る偽旅行者の存在など、現地の漁家の方たちの心情を思うと、怒りよりも、悲しみとか、辛さみたいなものを思いたくなりました。メタンハイドレートの採掘に関しても、このまま日本が王道に目覚めなければ、各国にハイエナのようにたかられて、自国にはなにも残らないようなことになる気もしました。中国、アメリカ、ロシア、北朝鮮、韓国、いろんな国の思惑を考えながら読むことができました。

  • Masa さん

    書店新書新刊平積みにて発見、即購入。覇道中国、身体の一部が極端に太り立つ事の難しくなった巨人が、そのバランスを失い倒れつつあるのを支えていたもう1人の巨人(米国)も倒れる事で膝から崩れ落ちるのを恐れ、身を捩り虚空を掴み空に拳を残そうとしている。火道米国、オバマ民主党がダメにしたアメリカをトランプが自らの身体に火をつけ灰となり、火鳥の如く蘇ろうと喘いでいる。一方、日本は王道を進めているのか。覇道と火道の青山さんの予言はバッチリ当たっているのに、王道はサッパリなのはここだけ予言では無く希望なんだろうなと。

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青山繁晴

作家、参議院議員、新しい議員グループ「日本の尊厳と国益を護る会」(護る会/2023年11月現在、自由民主党の衆参両院議員94人)代表、東大自主ゼミ講師(元非常勤講師)、近畿大経済学部客員教授。神戸市生まれ。慶大文学部中退、早大政経学部卒業。共同通信記者、三菱総研研究員を経て、独立総合研究所(独研)の

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